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繁栄(上) の商品レビュー

3.8

46件のお客様レビュー

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2019/01/16

この本の著者のプレゼンがすごく興味深かったので読んでみる。 マット・リドリー: アイディアがセックスするとき http://www.ted.com/talks/lang/jpn/matt_ridley_when_ideas_have_sex.html しかし翻訳の問題なのか、...

この本の著者のプレゼンがすごく興味深かったので読んでみる。 マット・リドリー: アイディアがセックスするとき http://www.ted.com/talks/lang/jpn/matt_ridley_when_ideas_have_sex.html しかし翻訳の問題なのか、すごく読みづらいです・・

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2010/11/27

プロローグ アイデアが生殖するときつがう心 第1章 より良い今日 第2章 集団的頭脳 第3章 徳の形成 第4章 90億人を養う 第5章 都市の勝利

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2013/11/24

・最近よくみる10万年歴史モノ ・なかなか良書 ・ただし、遺伝子組み換え作物を賞賛する箇所には違和感を覚えた。欧米目線なのか?

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2011/08/07

マット・リドレーはゲノム関係のサイエンス・ライターという認識だったが今回は文明論。どうしてもこういうテーマだと、後付の理屈になりやすく、「銃・病原菌・鉄」によって文明が規定されたという見方も正しいのだろうし、本書のように「分業と交換」こそが重要であるという見方もありなんだろう。リ...

マット・リドレーはゲノム関係のサイエンス・ライターという認識だったが今回は文明論。どうしてもこういうテーマだと、後付の理屈になりやすく、「銃・病原菌・鉄」によって文明が規定されたという見方も正しいのだろうし、本書のように「分業と交換」こそが重要であるという見方もありなんだろう。リドレーらしく、オキシトシンと共感性の話題など、生物学の知見も盛り込まれながら議論は進む。上巻は紀元前までの人類の歴史を俯瞰している。牛が草を食んで肉や皮を残し、穀物は太陽のエネルギーや大地から人間に必要なカロリーを生み出すことをもって「農業とは分業と交換を他の種まで広げる行為だ」というのはちょっと広げすぎのような気もするが、分業と交換が重要であるという主張は一貫しており、これによって人類は集団的で累積的な知識を蓄積することが可能になったという。分業や比較優位について理論化したリカードの話がちょっとしか出てこないのが残念だが、内容は一本調子で読みやすい。・部屋を一時間、読書をするぐらいに明るくするという行為ひとつとっても紀元前にゴマ油ランプをともすためには50時間以上の労働が必要だったのが、現在では0.5秒の労働で事足りる。時間は通貨と同様であり、あまった時間を使って他の労働に従事したり、余暇に充てることが出来る。

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2010/11/20

感想はこちら → http://mdef.blog29.fc2.com/blog-entry-85.html

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2021/01/05

リドレー先生は博識だなあ。こういうのってどうやって覚えておくんだろう。 現代版『諸国民の富』を書こうってわけね。 「人間は交換によって分業を発明した」てのが最大のテーマかな。たしかしこりゃ大発明だよな。他に交換する動物はあんまりいないだろう。互恵関係や交換に見える行動...

リドレー先生は博識だなあ。こういうのってどうやって覚えておくんだろう。 現代版『諸国民の富』を書こうってわけね。 「人間は交換によって分業を発明した」てのが最大のテーマかな。たしかしこりゃ大発明だよな。他に交換する動物はあんまりいないだろう。互恵関係や交換に見える行動はあるだろうけど、契約みたいなんはないわね。 「(ほかの動物でも)家族の中での分かち合いはあるし、食べ物と引き換えの交尾は昆虫や類人猿も含めて多くの動物で見られるが、ある動物が血縁関係にない動物から何かと交換で別の物を手に入れるケースはまったくない」p.89 子どもはトレーディングとか好きだしねえ。なんか生得的ななにかがあるんだろう。 「女性は自らの社会的権利として肉を要求し獲得する。」 「男女による分業は、子育ての制約がないときにさえ、見られる」 狩猟採集がただかだ20万年前ぐらいに始まったかもしれないという推測。

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