決闘 ネット「光の道」革命 の商品レビュー
国費を1円たりとも使わず、日本全土に光ファイバーでのインターネットインフラを整える。そして、NTTの赤字部門も黒字化できる。 これだけ聞いてそれをやらない意味は無いと思った。 「光の道」 これを唱えているは孫正義。そもそもは元原口総務大臣の構想だそうだが、それに賛同した孫さ...
国費を1円たりとも使わず、日本全土に光ファイバーでのインターネットインフラを整える。そして、NTTの赤字部門も黒字化できる。 これだけ聞いてそれをやらない意味は無いと思った。 「光の道」 これを唱えているは孫正義。そもそもは元原口総務大臣の構想だそうだが、それに賛同した孫さんが具体的なお金の収支を算出した。ただ、その算出の方法の是非を僕が現時点で確認できる術はないので、実現性においての障壁は分からないんだけど、そのまま鵜呑みにするなら絶対やった方がいい。 この構想に対して異を唱えた佐々木俊尚。厳密には孫さんのいう通りに国費0円でできればいいけど、それよりもプライオリティが高いことがあるのでは?という主張。でも、孫さんのプランを精緻に否定できないかぎりはちゃんとした議論にならないんだけど。 その2人が2010年の5月にユーストやニコ動での中継を交えて5時間対談した内容の記録がこの本です。 お恥ずかしながら「光の道」に関して僕は今更この本で初めて知ったわけなんですが、改めてビジョンを描くことって大事だなぁと思ったのです。そして、孫さんすげぇと。 「光の道」が実現した未来の医療、教育は絶対ベター。でも、それくらいの規模の思想を掲げると絶対既得権益を持っている人々がいるんだということ。そこをぶっちぎって突破するパワーが理想を実現するってことなんだな。 「光の道」構想に関する詳細だけでも面白いし、それを掲げる信念に対峙した時に佐々木さんの指摘は重箱の隅をつつく感じに見える。佐々木さんの著書は好きだし、他の同ジャンルを書かれている人の中では常に一歩先を行っている感じはするんだけど。 夢を語ってしまった方が強い。 それを感じた一冊でした。
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IT関連の仕事をしていない人でも一度は読んでおいたほうがよいと思う。日本の将来にどうITを活かすか、について書かれている。
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USTREAMの激論が余す所なく新書に!な一冊。トイレ休憩まで完全収録。 ユーストでやっていた議論を新書にまとめ、佐々木さんの孫さん評が追加されている。ユーストをうつらうつらながらも見ていたので真新しさは全くなかったが仕事がら興味を持って読んだ。 「光の道」については言うに及ば...
USTREAMの激論が余す所なく新書に!な一冊。トイレ休憩まで完全収録。 ユーストでやっていた議論を新書にまとめ、佐々木さんの孫さん評が追加されている。ユーストをうつらうつらながらも見ていたので真新しさは全くなかったが仕事がら興味を持って読んだ。 「光の道」については言うに及ばずといったところだが、孫正義と佐々木俊尚の議論はすごい。二人ともハジメマシテではないが、全く議論になっていない。ユーストが眠かったのを強烈に思い出した。 結局のところ光回線料金は下がるらしい、漸進的に。孫さんが期待したように情熱的に何かをかえるというのは中々に難しいようだ。B案ゴリ押しCMの裏で華麗に値下げ決定、、、、Viva準公務員。 Akibaの有隣堂で購入。久方ぶりの神奈川ローカル本屋だったけど、楽しい本屋ではなったように思う。
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電子書籍で読了 ソフトバンク 孫氏とITジャーナリスト佐々木俊尚氏の対談+佐々木氏の孫氏評が書かれている。 対談は、孫氏がかねがね提唱している「光の道」に対する佐々木氏の反論を孫氏が真っ向勝負、「とことん議論しましょう」と始まったもの。USTやニコ道でもライブ中継された。2010...
電子書籍で読了 ソフトバンク 孫氏とITジャーナリスト佐々木俊尚氏の対談+佐々木氏の孫氏評が書かれている。 対談は、孫氏がかねがね提唱している「光の道」に対する佐々木氏の反論を孫氏が真っ向勝負、「とことん議論しましょう」と始まったもの。USTやニコ道でもライブ中継された。2010.5.13に行われた生対談を書籍化されたもの。 佐々木氏は光の道整備(インフラ)より、プラットフォーム整備を重点的に進めるべきだとの持論から孫氏の真意を問う。
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「国費を1円も使わずに、いまある日本中のメタル回線を100%「光」に変えてみせる」 「一番重要なのは、情報を流通させるプラットフォーム、ブロードバンドでは全体が回らない」 どっちが正しいの?
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原口総務大臣主導の「光の道」構想,つまり全国100%の光ファイバー通信環境を整えようというプランを巡る話。 孫正義氏がそれに具体案を提案したが,ジャーナリスト佐々木俊尚が自身のブログで反対を表明し,対談に至った。 孫氏は素晴らしいビジネスモデルを提唱していて,それはビジネスとし...
原口総務大臣主導の「光の道」構想,つまり全国100%の光ファイバー通信環境を整えようというプランを巡る話。 孫正義氏がそれに具体案を提案したが,ジャーナリスト佐々木俊尚が自身のブログで反対を表明し,対談に至った。 孫氏は素晴らしいビジネスモデルを提唱していて,それはビジネスとしてはなんら遜色ないものであるが公共性を帯びるために議論が複雑になっている。 本全体の流れとしては,よくも悪くも日本の内情というか重要項目決定に至るまでの過程を熟知していない孫氏に対して佐々木氏が諫めているとうな印象を受けた。 佐々木氏に,孫氏と既存勢力の橋渡しになってもらえたらと思う。
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孫社長の光の道構想に興味があったので読んでみた。 基本的に孫社長に対するイメージは、荒唐無稽なことをいう人だけど 基本的には優れた経営者、という感じだったが、まぁ概ねそんな感じ で間違っていないことがよくわかった。 ただ、具体的な数字で示しているようで、肝心の所になると数字を...
孫社長の光の道構想に興味があったので読んでみた。 基本的に孫社長に対するイメージは、荒唐無稽なことをいう人だけど 基本的には優れた経営者、という感じだったが、まぁ概ねそんな感じ で間違っていないことがよくわかった。 ただ、具体的な数字で示しているようで、肝心の所になると数字を 示さずに「こうなんです」と突然言い切ってしまったり、そもそもそん なに光の道を進めたいならNTTに頼らず自分たちだけの力で勝手 にやれよ!と言いたくなってくる。iPhoneしかり、他力本願をここま で悪怯れる事無く恥じることなくできる厚顔さがないと一流の経営者 にはなれないのかなぁとか感じた。 孫社長には賛成できないことが強く確認できた意味では非常に 有意義な一冊だった。
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孫さんって激しい人だな。主張に力がある。すっかり説得されてしまった。 巻末の文春新書好評既刊が『司馬遼太郎』『日本人へ』等々なのも笑える。
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「決闘ネット「光の道」革命」 孫 正義 佐々木俊尚 文春新書 【きっかけ】 2010年5月13日にUSTREAMおよびニコニコ動画で生中継された、 孫正義ソフトバンク代表とITジャーナリスト佐々木俊尚氏が 5時間討論した内容を本にしたもの。 その対談のきっかけは、T...
「決闘ネット「光の道」革命」 孫 正義 佐々木俊尚 文春新書 【きっかけ】 2010年5月13日にUSTREAMおよびニコニコ動画で生中継された、 孫正義ソフトバンク代表とITジャーナリスト佐々木俊尚氏が 5時間討論した内容を本にしたもの。 その対談のきっかけは、Twitterだった。 【ポイント】 27/国費を使わずに日本中のメタル回線を100%「光」に替えてみせる 孫正義の提言? 40/今の状況で何をすべきか? 「選択と集中」においてやるべきことがちがう。佐々木俊尚 47/一番大事なのは、情報を流通させる真ん中のプラットフォーム(PF)。 ?コンテンツ 電子カルテ 楽曲 iPad ?コンテナ★ 電子カルテPF iTune store 電子教科書PF ?コンベア ブロードバンド ブロードバンド ブロードバンド 56/本の三層モデルの進化 印刷前 → 印刷革命 → 電子書籍 ?コンテンツ 本の中味 → 本の中味 → 本の中味 ?コンテナ 写本 印刷 ネット配信 ?コンベア 竹簡・和紙 紙 iPad 61/徳力基彦「タイムマシン経営は終わった。」 ←ユニコード化 海外で流行っているプラットフォームを日本語に置き換えるビジネス 62/日本の企業家や産業界が考えるべきテーマは、 本当にプラットフォームを奪取してやるか、 それから派生するモジュールに特化してビジネスを展開するか> 114/光を使った利活用 ?電子教科書 125/音楽・電子書籍では、海外のPFが国内に入ってきている。 これを追い出せば、ガラパゴスになるし、 国内のPFを海外に輸出するほど競争力はない。 ?海外に自分達に「標準」を押し出すか。?海外のPFを受け入れるか。 ?ガラパゴス化するかの選択の決断を迫られている。 142/光を使った利活用 ?電子カルテ 200/国家が考えるべき二大プラットフォーム 「教育クラウド」「医療クラウド」 208/★国費がゼロであれば、「光の道」に反対しない ←佐々木 「光の道」に国費を一円も使わずに、電子カルテと教科書のための ハードの一台2万円は、国費の節約で実現し、 離島まで含めて光が引けることを証明する ←孫 218/エンターテインメントも教育、医療も全部含めて、情報革命を通じて、 人々に楽しさとか豊かさとか「知の共有」を提供したい ←孫
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一言で言うならば、孫さんの押しの強さに脱帽の一言に尽きる。 対談相手の佐々木さんは孫さんに対して最初は良い印象を持っていなかったと思われたのだが、対談途中に新たに書き起こした章で随分と孫さんよりになったと思われる部分を見せている。荒っぽい孫さんに荒っぽく応えたようにも見えるが、気...
一言で言うならば、孫さんの押しの強さに脱帽の一言に尽きる。 対談相手の佐々木さんは孫さんに対して最初は良い印象を持っていなかったと思われたのだが、対談途中に新たに書き起こした章で随分と孫さんよりになったと思われる部分を見せている。荒っぽい孫さんに荒っぽく応えたようにも見えるが、気持ちの強さに揺り動かされたのではないだろうか。 かくいう私も改めて孫さんの押しの強さに少々面食らいながらもグイと引き込まれるような感覚を覚えた。本を読んだだけでもこうなるのだから、実際に対談なんてしたらどれだけの力を受けたことであろうか。 あの佐々木俊尚が、と思ったがこの勝負孫さんの勝利であると思った。
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