死者の鼓動 の商品レビュー
肝臓移植の話し 読み終わった後 昔の火曜サスペンスのような感じだな 心に残ると言うより ふぅ〜読み終わった感じですかね。
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不慮の事故で入院し余命短い女の子から、その親友であり心筋症の女の子に心臓移植したのは、医師である父。2人とも犠牲になるより、1人を助けるためにもう一人の死を早めるのは悪なのか、脳死移植を通して、人が生きるとは何かを問いかけるヒューマンミステリ。読みごたえあり
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臓器移植。 定着しているし、縁もなかったので、 あまり深く考えたことはありませんが、 よくよく考えると怖い話だ。 他者の命を使って人の命を繋ぐ。 相対的な価値の命だからこそ、 色々考えさせられます。
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面白かったです。 でも、医療系の物語、ドラマはまず見ないのですが、小説も苦手かも…ということがわかりました。 臓器移植を巡る闇…人々の思惑とかエゴとか、巻き込まれた人々の苦悩が伝わりました。 手術シーンはう…と思って流し読みだったのですがそれでも迫力ありました。 心臓病の少女を救...
面白かったです。 でも、医療系の物語、ドラマはまず見ないのですが、小説も苦手かも…ということがわかりました。 臓器移植を巡る闇…人々の思惑とかエゴとか、巻き込まれた人々の苦悩が伝わりました。 手術シーンはう…と思って流し読みだったのですがそれでも迫力ありました。 心臓病の少女を救うために自分の娘を脳死にされ、娘の心臓をその少女に移植される…わたしが母親だったら堪えられないし、脳死にするよう働きかけた人も許せません。でも母親は、自らも間接的にですが元夫を殺していて。。 ふたり喪うより、ひとりでも助かる見込みがあるなら、そのためにもうひとりは殺してもいいのか…殺していい命とは?? 「正しい答えを見つけたつもりで安心するよりも、常に問い続けていく勇気をもつことのほうが、大切な気がする」と言った内海医師…この人は凄かったです。
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「ギフテッド」、「人類滅亡小説」、「百年法」等が面白かったので、今回はこれを読んでみました。この作家さんの文章は凄く読みやすく容易に情景が浮かびます。 前半の殆どは、心臓移植についてを凄く詳細に書いています。 ドナーとレシピエントの複雑な人間模様が描かれた作品です。最後まで犯人(...
「ギフテッド」、「人類滅亡小説」、「百年法」等が面白かったので、今回はこれを読んでみました。この作家さんの文章は凄く読みやすく容易に情景が浮かびます。 前半の殆どは、心臓移植についてを凄く詳細に書いています。 ドナーとレシピエントの複雑な人間模様が描かれた作品です。最後まで犯人(と言っていいのか?)が誰なのか分かりませんでした。現実ではこれ程の偶然が重なる事は殆どないと思いますが、実際に起こる可能性が無いとは言えない内容でした。面白かったです。
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山田祭りの一冊。心臓移植のドナーとレシピエントが親友、移植する医者がレシピエントの父。それらの関係が原因となる混乱を描く…。ミステリーと医療ドラマを見事に両立!
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※このレビューにはネタバレを含みます
ラストの話を回収するあたりから、不自然感。 ボリュームほぼ占めている、医療系の話は、とてもよく、読みやすく、納得のいく進め方なのに、残念。結果を別のところに収めて、(電話の主が…、依頼者が…依頼された方が…)スッキリいくように感じた。 医療系の話は、とても好きなので、この作家さんの他の医療系読んでみたいと思います。
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医師の神崎秀一郎の娘で、重い心筋症をわずらった玲香に、脳死と判定された少女・社洋子の心臓が移植される。その後、手術関係者の間で不審な死が相次ぎ、秀一郎に社洋子と名乗る者から電話がかかってくる。電話の相手は誰なのか、そしてその目的はー。臓器移植という難問に果敢に挑戦する人々の葛藤と...
医師の神崎秀一郎の娘で、重い心筋症をわずらった玲香に、脳死と判定された少女・社洋子の心臓が移植される。その後、手術関係者の間で不審な死が相次ぎ、秀一郎に社洋子と名乗る者から電話がかかってくる。電話の相手は誰なのか、そしてその目的はー。臓器移植という難問に果敢に挑戦する人々の葛藤と奮闘を描いた医療ヒューマンミステリ。
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何とも割り切れない思い。例え罪だとしても一刀で切り捨てられない悲しさがあった。 あらすじ(背表紙より) 医師の神崎秀一郎の娘で、重い心筋症をわずらった玲香に、脳死と判定された少女・社洋子の心臓が移植される。その後、手術関係者の間で不審な死が相次ぎ、秀一郎に社洋子と名乗る者から電話...
何とも割り切れない思い。例え罪だとしても一刀で切り捨てられない悲しさがあった。 あらすじ(背表紙より) 医師の神崎秀一郎の娘で、重い心筋症をわずらった玲香に、脳死と判定された少女・社洋子の心臓が移植される。その後、手術関係者の間で不審な死が相次ぎ、秀一郎に社洋子と名乗る者から電話がかかってくる。電話の相手は誰なのか、そしてその目的は―。臓器移植という難問に果敢に挑戦する人々の葛藤と奮闘を描いた医療ヒューマンミステリ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
大学教授の娘が心臓移植を必要になる。そこに転落によって脳死状態になりそうな親友が運ばれる。あり得ない設定ではあるが、その状況で人は何を思い、どう行動するかを描かれている。専門用語が頻発し、よりリアルである。
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