通りゃんせ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2020年10月5日 仁のような話。 タイムスリップして過酷な1年半を過ごす。 その中で村のため、時次郎さんのため、お屋形様のために誠心誠意尽くして、連はいい奴だなぁと思う。 吉原でおとらや賢介や宋仙に偶然出会うのは、調子良すぎと思うが、タイムスリップ自体が奇跡だから、奇跡が奇跡を生んだと思うことにしよう。 さなさんが気の毒だったけど、現代で再会できた。きっと神さまのお仕組みだったのだろう。 宇江佐さんにもっともっと本を書いて欲しかったです。 2023年3月22日 再読。読んでいたことすら覚えていなかった。過去にタイムワープする話、ちょっと安直じゃない?結構ありがちな設定、と思っていたが、再読だから、設定同じも当然。 飢饉の大変さを改めて知った。
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最近よくありがちな、「もし現代人が過去へタイムスリップしたら」の内容で、やはり、お決まりな展開が続くが、それでも尚、感動してしまう本である。 個人的には、絶賛したいほどの良作だ。 「すべりひゆ」という、食べられる雑草が登場したが、これをもっと作品に絡ませてくれたら、面白かったか...
最近よくありがちな、「もし現代人が過去へタイムスリップしたら」の内容で、やはり、お決まりな展開が続くが、それでも尚、感動してしまう本である。 個人的には、絶賛したいほどの良作だ。 「すべりひゆ」という、食べられる雑草が登場したが、これをもっと作品に絡ませてくれたら、面白かったかも。 「便利は不便」という言葉は、今でも心に残っています。
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江戸時時代へのタイムスリップもの 読みやすいです 軽い読み物としてはよいでしょう 青年が過去へタイムスリップします 休暇で自転車旅行の最中に、江戸時代へタイムスリップ 現代の知識を生かして重宝される 飢饉が迫る武蔵野の農村での暮らしを体験 綺麗にしあがった話です 最後のオチに...
江戸時時代へのタイムスリップもの 読みやすいです 軽い読み物としてはよいでしょう 青年が過去へタイムスリップします 休暇で自転車旅行の最中に、江戸時代へタイムスリップ 現代の知識を生かして重宝される 飢饉が迫る武蔵野の農村での暮らしを体験 綺麗にしあがった話です 最後のオチにちょっと拍子抜けです
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宇江佐真理先生らしくない物語 ジュブナイル物と思えるような ためになるし、良い話でした でも、作品のためとはいえ 「さな」が・・・ 委嘱作品ということで
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L サラリーマンの大森連が天保時代にタイムスリップする話。江戸から離れた村で百姓として暮らし飢饉にあえぐ村人たちをなんとかしたいと悩む。歴史上の人物に会い歴史を変えてしまうような大それた話じゃなく、誰もが経験するかもしれない…みたいな。宇江佐作品も泣ける場面はない。けれど連が現...
L サラリーマンの大森連が天保時代にタイムスリップする話。江戸から離れた村で百姓として暮らし飢饉にあえぐ村人たちをなんとかしたいと悩む。歴史上の人物に会い歴史を変えてしまうような大それた話じゃなく、誰もが経験するかもしれない…みたいな。宇江佐作品も泣ける場面はない。けれど連が現代人だけに感情移入もしやすい
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宇江佐さんの現代物?と思いながら読み進めてみたら、タイムスリップ物…?現代日本のサラリーマンが江戸時代へ…飢饉や水害など今の日本とは比べられない程大変な毎日…のわりには(?)主人公は学生時代の勉強をしっかり覚えていて、偉いなあ〜とか思ってしまった。学生時代の友達も出てくるが、彼は...
宇江佐さんの現代物?と思いながら読み進めてみたら、タイムスリップ物…?現代日本のサラリーマンが江戸時代へ…飢饉や水害など今の日本とは比べられない程大変な毎日…のわりには(?)主人公は学生時代の勉強をしっかり覚えていて、偉いなあ〜とか思ってしまった。学生時代の友達も出てくるが、彼はあまり要らなかったかも… しかし、ラストはよかった!
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うーーーん。 面白いんだけど、オチがご都合主義というか… この手の設定ものにありがち過ぎというか… もっと壮大な物語だったのに、ページの都合でこうなっちゃいました!みたいな印象。 前半から中盤の密度に比べて後半スッカスカな感じ。
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現代に生きる青年・連が、天明年間の農村にタイムスリップ。 折しも、大飢饉の兆しが見られる中、連はなすすべもなく苦闘するしかない。 領地を治める旗本の元を訪れるが、年貢の軽減は可能となるのか。 専ら時代小説をものす作者であるが、ちょいと趣が異なり(まぁ、メインの舞台は江戸時代...
現代に生きる青年・連が、天明年間の農村にタイムスリップ。 折しも、大飢饉の兆しが見られる中、連はなすすべもなく苦闘するしかない。 領地を治める旗本の元を訪れるが、年貢の軽減は可能となるのか。 専ら時代小説をものす作者であるが、ちょいと趣が異なり(まぁ、メインの舞台は江戸時代ではあるが)、新作は、タイムスリップものと相成りました。 主人公・連が厄介になる家の娘、さなの扱いにちょっと納得いかないところはあるが、十二分に楽しめる作品でした。 これもある意味、農林水産小説ということで、コミュニティに登録を。
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現代人である主人公は、休暇に峠を自転車走行していた際、「天明の大飢饉」と呼ばれる時代へタイムスリップしている。 親切な兄妹の世話になりながら、現代とは全く違う想像以上に厳しい生活になじむようにしていく。 現代の生活に慣れきっている主人公が、懸命に生きていこうとする姿は立派ですが、...
現代人である主人公は、休暇に峠を自転車走行していた際、「天明の大飢饉」と呼ばれる時代へタイムスリップしている。 親切な兄妹の世話になりながら、現代とは全く違う想像以上に厳しい生活になじむようにしていく。 現代の生活に慣れきっている主人公が、懸命に生きていこうとする姿は立派ですが、「現代へ帰る」ことが前提に書かれているため、主人公自体もややなじみきれていないような気がします。
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