生物多様性経営 の商品レビュー

足立直樹【著】

2020/11/11

人間は生物であり、自然法則を生かしたビジネスの必要性とその戦略的価値について記された本。エコノミーとエコロジーはかけ離れた存在のように感じられるが、同じ語源を持つ存在。今後は地球の流れの中での行動を意識したい。

2012/04/27

20年後には、私たちは今ほど気安く石油を使うことはできなくなっているだろう。供給のピークを過ぎたあとは需要と供給のギャップが急速に広がり、石油の価格が高騰するという予測を紹介し、大局的に見れば、どう頑張っても、石油が今後100年、100年と依存可能な資源でないことは明らかである、と結論づける。

「石器時代が終わったのは石がなくなったからではない。世界中の石油が枯渇するずっと以前に終わりを迎えるだろう。」

石油文明の後に私たちが大きく依存するであろう、生物資源について紹介しています。

作者自身の経歴にもとても共感を覚えた、オススメの一冊です。

2011/04/21

購入時期は名古屋でＣＯＰ１０が開催されていた時期。表紙も綺麗で思わず購入　新たな分野に踏み出せた新鮮さ、今でも続いています。

2010/11/15

19世紀後半から世界は石油を大量消費してきた。周りのものはほとんど石油で作られている。プラスチックにしろ、何にしろ、石油頼みだ。
しかし石油もまもなく枯渇する。それにとって代わるのが生物資源と言われている。
海老とか食料品だけでなくあらゆるところで、生物資源の活用が目されている。
ソニーとかはアフリカのレアメタルを使わないように部品メーカーに声掛けをしている。
今後の地球環境はどうなるのか。資源を大切にしないとな。