印象派。 の商品レビュー
印象派はなんとなく知っていた程度で読み始めました。 もう少し印象派を勉強してみたい!と言う人におすすめできる本です 前半は他の方の感想にもあるように、ゴッホメイン。彼がどのような人生を送ってきたのかが書かれています。 中盤〜後半に、印象派と呼ばれる複数の画家と代表される絵が...
印象派はなんとなく知っていた程度で読み始めました。 もう少し印象派を勉強してみたい!と言う人におすすめできる本です 前半は他の方の感想にもあるように、ゴッホメイン。彼がどのような人生を送ってきたのかが書かれています。 中盤〜後半に、印象派と呼ばれる複数の画家と代表される絵が紹介されております(モネ、ルノワールは記載が比較的多め、その他の画家はさらっと紹介された印象) 最後の方には印象派が誕生されるまでの時代背景、画家たちの相関図が記載されておりました
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印象派とは言え、前半はゴッホ一色。 マネとかルノワールとかは後回し。 そこら辺をどう思うかで本書の評価は違って来るだろう。
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印象派の代表的画家たちの解説本。 掲載されている絵が多いのも気に入った。 ただ、ゴッホの解説がかなり多めかなー。 ゴッホについては結構知っていた部分が多いので、他の方の半生を知りたかったなーと、自分は思った。 でも、印象派展とかを見る前に、この本を読んでおくと、また違う角度から観...
印象派の代表的画家たちの解説本。 掲載されている絵が多いのも気に入った。 ただ、ゴッホの解説がかなり多めかなー。 ゴッホについては結構知っていた部分が多いので、他の方の半生を知りたかったなーと、自分は思った。 でも、印象派展とかを見る前に、この本を読んでおくと、また違う角度から観られて面白いかも。 そういえば、ルノワールの晩期作品が、古典的になっていたのは知らなかった。 あれ?これもルノワール⁉︎と驚く感じ。 ルノワールへの固定観念がひっくり返ったな。 【目次】 ●唯一無比の孤高の画家、ファン・ゴッホに迫る。 圧倒的人気を誇る、ファン・ゴッホという存在。 自分の使命を深く追求した、37年の生涯。 自筆の手紙から伝わる、新たなファン・ゴッホ像 ●印象派・ポスト印象派を代表する14人の画家 モネ 刻々と変わる光を、描きとめた第一人者 ルノワール 印象派の手法で獲得した、曇りなき輝き セザンヌ カンヴァスに封じ込めた、絵画の永遠性 マネ ドガ ピサロ シスレー カイユボット ゴーギャン モリゾ カサット スーラ シニャック ロートレック ●アートの流れを変えた、印象派の誕生 革命を起こした、全8回の印象派展 パリの近代化とともに、歴史は進行した 互いに影響を与えたいた、画家たちの交流図 5つのキーワードで、背景を解き明かす アーティストの足跡を、詳細なマップでたどる 作品をお金をめぐる、複雑な関係とは ●名画を所蔵するミュージアムは、ここだ
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またも印象派関連。 penが発行している企画本シリーズ。 pen編集だから、間違いなく見応えあるだろうと思ったが、やはり期待通り。 ただ、印象派よりも、ゴッホ、セザンヌ等、ポスト印象派の単独ページが多く割かれていた印象。 以下、気になったところメモ。 ・印象派は光を追って...
またも印象派関連。 penが発行している企画本シリーズ。 pen編集だから、間違いなく見応えあるだろうと思ったが、やはり期待通り。 ただ、印象派よりも、ゴッホ、セザンヌ等、ポスト印象派の単独ページが多く割かれていた印象。 以下、気になったところメモ。 ・印象派は光を追って制作した画家を称する言葉で、流派ではない。 だから作品は多用。 モネは「光の水の反射」に執心し、ルノワールは「人体の上で」光を捉え、 ピサロは「土の上の光」を、シスレーは「岩やセーヌ川の上の光」を追った。 ・ポスト印象派は、原始的な絵画に回帰。 ラファエロが確立した遠近法を放棄し、強い色使い、フォルムの幾何学化を研究した。 ・ゴッホと印象派 ゴッホはジャポニズムに触れて著しく飛躍した。 また、友人であるロートレックと第8回印象派展を見ていたという。 スーラの点描から影響を受けて自らも点描に挑戦。 ・ゴッホとゴーギャン 共同生活が破綻して離れてからも、互いの芸術に対する敬意に満ちた手紙のやりとりは続いた。 この二人、絶交したっきりと思っていたので、この真実はうれしかった。 ・ゴッホの終焉の地となった、オーヴェール・シュル・オワーズは沢山の画家に愛され、創作の舞台となった。 ゴッホが行くことを決めたのは、テオにピサロからの勧めがあったからのようだ。 ・セザンヌ セザンヌは晩年、画家を中心に熱烈な敬意を示されるが、名声には無頓着だった。 自ら尊敬していたモネに、師として呼びかけられても、セザンヌは微笑んで握手を交わしたきり。 モネとセザンヌは互いに敬い合っていたのね!セザンヌは気むずかしく性格がキツい印象だったので、 見方が少し変わった。 また、セザンヌは、ピカソから唯一無二の師、マティスに絵の神様のようだと称えられた。 ・ピサロ 印象派の良き兄貴分。唯一の印象派展皆勤賞。温厚な性格で人望も厚かった。グループに不和が生じると、調整するのはいつもピサロ。 そんな性格は、穏やかな作品にも表れている。 モネが派手、ルノワールが華やかとすれば、ピサロは静穏。 彼の絵は、「独特の叙情が感じられる」。と言う言葉がしっくりくる。 ・シスレー 繊細で控えめ。夢想的。終生印象派の画法を守った。人物を描いたことはほとんどない。 モネのような強いインパクトはなくても、彼の絵は優しい。 しかし、経済面は晩年も売れることがなく、ずっと苦しかったという。 印象派は1つの新しい芸術を作りだそうともがいたところはみな同じだったが、グループでは考え方の違いで、終盤は亀裂も入った。 それを中に入って調整したのはピサロとカイユボット。 中でも、私は最近、ピサロに人としての魅力を感じ始めている。 印象派間はもちろん、彼らの集まる場所にセザンヌを呼んだのもピサロだし、ゴーギャンやゴッホとも通じていたという。 強い個性がぶつかりあう画家同士をまとめる、懐の深さとリーダーシップも持ち合わせていたんだと思う。 そして、その器の大きさやおおらかな部分が、彼の絵にも現れている気がする。
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個々の画家の掘り下げるだけでなく、画家同士の繋がりとか、年表とともに流れとしての西洋美術、地図による地域という観点からの解説が楽しめるのがこの本の良いところかなと。
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印象派・ポスト印象派と云われる画家たちの作品についてだけでなく、一人ひとりの人物像・半生までもが分かりやすく書かれている。今までほとんど知らなかった画家同士の交流についてまでも知ることが出来て、面白い。この時代の絵を多く所蔵する美術館に、行きたくなった。
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印象派をひとりずつ解説。出だしでポスト印象派はゴッホに50ページも割かれてたときはどうなるかと思ったが、蓋あけてみるとちゃんと印象派の解説してくれてた。印象派の中でもマイナーな人たちについてまとめて知れた。「モントログイユ通り、1878年6月30日の祝日」観にいきたい。
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知らなかったこともいっぱいあったし、曖昧だったこともいっぱいあった。今後はアウトプットして知識にしよう。 それにしても絵画のタイトルって見る資料によって違うから困ーる。
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