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野宿入門 の商品レビュー

3.5

49件のお客様レビュー

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2011/12/02

野宿というと無法者、無頼というイメージでしたが、ノウハウとしては、非常に繊細。人に迷惑をかけず、もしくは理解を得る方向で一泊の土地になじみ、プライベートな空間かつ安全快適を確実に確保する。野宿旅ともなると、練る場所確保が昼間の考え事の大半だったりするようです。

Posted byブクログ

2011/10/08

まあ、言うまでもないことですが(?)、私は野宿に憧れを持っている派です。でも「憧れ」と言うだけあって、憧れのまんまで実践していないチキンハート野郎です。そうだなあ・・・!やってみるかなあ・・・!! 野宿とか・・・ホームレスとかに対して異様な憧れを持ってしまう・・・それって普通のこ...

まあ、言うまでもないことですが(?)、私は野宿に憧れを持っている派です。でも「憧れ」と言うだけあって、憧れのまんまで実践していないチキンハート野郎です。そうだなあ・・・!やってみるかなあ・・・!! 野宿とか・・・ホームレスとかに対して異様な憧れを持ってしまう・・・それって普通のことかと思ってたら、案外そうでもないんですねえ。ふしぎ。 ちなみに過去3回ほど野宿しかけたことありますが、しかし前後不覚になるほど酔っぱらうほどの剛毅な性格してないので、実際にはしたことないんですよねー。てことで、 例その1:旅行でヨーロッパは最北端、ノールカップだっけ?どこだっけ?行った時に、行って、町まで帰ってきたらすでに午前3時とかで、白夜で、外も暗くならないしで、うろうろしてたらなんか公民館?かなんかよく分かんないけど、そういうところがふつうに空いてて(誰もいなかったけど)、なんやよう分からんけど、入っていいんやろか・・・、とその部屋に入って椅子に座って寝た。(屋内やん) 例その2:オランダ旅行してる時に、当時いとこがオランダ南部の町に住んでて、おおみそかで、そのいとこんちまでたどり着くつもりだったんだけど、おおみそかは電車が全て夜9時に終わることになってて、そのことさっぱり知らんくて途中の町で降ろされて、携帯電話とか普及する前の時代のことで、どうしたもんか・・・とお祝いで爆竹とかばんばんならされてる中、公園かどっかで座って考え込んでたら、同じ境遇のメキシコ人とコロンビア人だったかの女の子に声をかけられて、3人でホテルのダブルルームに泊まって雑魚寝した。(完全にホテルに宿泊してるやんけ) 例その3:ルーマニアで、夜行列車乗るつもりだったんだけど、ホーム間違えてぼんやり待ってて(というか、ホームのような立派なものがなくって、線路をてくてくまたいで歩いていく方式だった・・・)乗り逃し、電車が終わってしまい、仕方ないので駅のベンチで寝るか・・・と思ってたらルーマニアの学生さんたち(4人だったかな)に声をかけられて、その子のうちに泊めてもらった。(これまた宿泊)我ながらデンジャラスなことしてるよなあ~(若かったんです)(多分) そんなチキンなわたしですが、いつの日か、やりたいなー☆野宿☆ (あ、オーストラリアでメロンの収穫バイトやってた時に、テント暮らしをひと月やったけど、それまた完全に野宿じゃないよね・・・?)

Posted byブクログ

2011/07/09

野宿生活をアラサー女性がプッシュする本。野宿には、終電を逃したなどのやむにやまれない理由から行う消極的野宿と、自ら求めて行う積極的野宿とがあるようだ。野宿を肯定的に捉えているこの本の世界は、かなりディープだが、それだけに新鮮な知見が多い。トイレの落書きから治安を判定したり、ブルー...

野宿生活をアラサー女性がプッシュする本。野宿には、終電を逃したなどのやむにやまれない理由から行う消極的野宿と、自ら求めて行う積極的野宿とがあるようだ。野宿を肯定的に捉えているこの本の世界は、かなりディープだが、それだけに新鮮な知見が多い。トイレの落書きから治安を判定したり、ブルーシートを寝袋に巻くとあたたかいという野宿プロのじいさんの知恵袋があったり。でも、サバイバル性がかなり必要なことがわかり、家でぬくぬくしたくなってしまった…

Posted byブクログ

2011/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

みんな、フツーに野宿しましょう。と提唱するのは意外なことに若いフツーのおねーさん。ところがこのおねーさんが面白い!

Posted byブクログ

2011/06/18

さぁ、野宿をしようじゃないか!ということが書かれた本。 野宿を勧める著者が、これまでの経験を語り、どうすれば快適な(?)野宿が実行できるかを書いている。 これを読めば、野宿したくなる!(かも?)

Posted byブクログ

2011/06/15

野宿の好きな女の子が、とにかく野宿っていいの!と書く。 ただそれだけの本なんだけど、どこか愛らしくて応援したくなる。 ちょっとずるいな。 著者のかとうちあきさんは「野宿野郎」というミニコミ誌の編集長。 うってかわって男性的な小冊子だけど、こちらも読むと野宿人口の意外と多い...

野宿の好きな女の子が、とにかく野宿っていいの!と書く。 ただそれだけの本なんだけど、どこか愛らしくて応援したくなる。 ちょっとずるいな。 著者のかとうちあきさんは「野宿野郎」というミニコミ誌の編集長。 うってかわって男性的な小冊子だけど、こちらも読むと野宿人口の意外と多い?のに驚く。 本当に野宿が好きなんだな。

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2011/06/14

〝野宿〟・・・なんてロマンチックな響きなんでしょ。旅先で焚き火の揺らめきを見つめながら、大地にごろんと横になる。見上げれば満天の星空。ときおり流れ星がす~っと尾をひいて夜空の隅に消えていく。耳を澄ませば、どこからかせせらぎの音が聴こえてくる・・・・なんてことではなくて、この本に書...

〝野宿〟・・・なんてロマンチックな響きなんでしょ。旅先で焚き火の揺らめきを見つめながら、大地にごろんと横になる。見上げれば満天の星空。ときおり流れ星がす~っと尾をひいて夜空の隅に消えていく。耳を澄ませば、どこからかせせらぎの音が聴こえてくる・・・・なんてことではなくて、この本に書かれているのは、主に街中、あるいは田舎町における野宿についてです。入門書というよりはエッセイですネ。 著者は、ミニコミ誌〝野宿野郎〟の発行人だそうです。そして、高校生のときから幾度となく野宿を経験している、根っからの野宿愛好家。しかも、名前からもおわかりのように女性です。女性が野宿してはいけないということではありませんが、女性で愛好家を自負する方は非常に珍しいのではないでしょうか? 本書では野宿が大きく2つに分類されています。ひとつは、酔っ払って終電を逃してやむなく野宿にいたるといったような〝消極的野宿〟。いまひとつは、たとえば「この際思いきって野宿をレクリエーションにしちゃえ」みたいな〝積極的野宿〟です。いずれにせよ、平気で野宿ができるようになれば、「小さなことでクヨクヨしてもしょうがない、もっと気楽に行こうぜッ!」みたいな、懐の深~い人物になれるかもしれませんネッ。

Posted byブクログ

2011/06/05

もうそろそろ50代という男が野宿をしたら、完全にリストラ、ホームレスに間違えられるに違わない。 著者によると野宿は2つに大別されて、自ら野宿を企画し楽しむ「積極的野宿」と終電を逃したためにいやおうなく実施する「消極的野宿」があるらしい。 それにしても言葉の響きはともかくとして、自...

もうそろそろ50代という男が野宿をしたら、完全にリストラ、ホームレスに間違えられるに違わない。 著者によると野宿は2つに大別されて、自ら野宿を企画し楽しむ「積極的野宿」と終電を逃したためにいやおうなく実施する「消極的野宿」があるらしい。 それにしても言葉の響きはともかくとして、自然や社会と一体化し、翌朝のすがすがしさを感じられる野宿は、なんと素晴らしいのだろう。(もしかして私はキャンプと混同している?) でも現実には、野宿の場所探しに右往左往したり、夜中の公園などにおけるヤンキーの集いであったり、トイレの確保など現実問題として厳しい側面も知ることができた。 積極的野宿、消極的野宿、いずれにしても野宿を試みるものは入門書として必読の一冊であることは間違いない(だろう)。

Posted byブクログ

2011/05/02

野宿がしたくなる一冊。小難しいことは置いといて、「どうにかなる」という気持ちを持てる野宿っていいよ!ってことが伝わってきた。好き嫌いは分かれるかな、とは思う。

Posted byブクログ

2011/07/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長期の登山旅行ともなると、山の中でテント泊。 車で移動中ならば車中泊となります。 そんなとき大活躍するのが寝袋。 寝袋にすっぽりくるまれば、朝までぐっすり。 おきれば「さぁ、山にGo!!」となります。 そんな旅行の回数を重ねると、だんだん、 「ホテル(など、宿泊施設全般)って何?」という境地にいたります。 確かに、日常と離れた満足を得るために、 ホテルに宿泊して、一流のサービスを受けるのもいいとは思います。 でも、ホテルなんて、所詮寝るだけの場所じゃない? コストパフォーマンスが悪い。明確に。 いっしょに旅行をしている相棒も似たような考えをもっている(はず)。 あるとき友人に、ホテルなんてさぁ、と話をしたところ、 「それって『野宿』じゃん」 と指摘されて驚愕したとのこと。 そうか、私たちのしていることは野宿だったのか。 でも、車の中でねてるしなぁ・・・。 山に入っているときだって、テントの中に眠るのですよ。 けして、完全なるお外で寝ているわけではありません。 そこで疑問がわきます。 真の『野宿』とは?? 本書『野宿入門』は、野宿に必要なノウハウを あますことなく教えてくれる、名著です。 寝袋の中とはいえ、冷たい地面の上で寝たことある私にとっては、 目からウロコの知識がちりばめられています。 くどいようですが真の野宿をしたことはないので、 よもや身体の下にしく新聞やダンボールを近くのコンビニでいただいたり、 公園のゴミ箱から調達したりなんてことは思いつきもしませんでしたが。 少しでも野宿に興味がある人は、ぜひご一読ください。 必読書です。

Posted byブクログ