てんぐのそばまんじゅう の商品レビュー
ケガをした天狗がおじいさんとおばあさんの家にやってくるお話。てんぐの持ち物である団扇をたまたま拾っていたおじいさんたちは、てんぐに返してあげる。てんぐは、空に舞い上がって行ってしまう。 てんぐがおいていった袋の中には、そばの実が入っていて、これが不思議とまいてもなくならない。 ...
ケガをした天狗がおじいさんとおばあさんの家にやってくるお話。てんぐの持ち物である団扇をたまたま拾っていたおじいさんたちは、てんぐに返してあげる。てんぐは、空に舞い上がって行ってしまう。 てんぐがおいていった袋の中には、そばの実が入っていて、これが不思議とまいてもなくならない。 そのあと、そばまんじゅうにして2人で食べるのだが、2人のやりとりや暮らしの様子がよく描かれていて、なんだかほっとする。
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山奥で暮らすじいさま、ばあさまは、大きなやつでの葉っぱを拾いました。押し入れにしまったこともすっかり忘れていたある日、2人の家に怪我をした天狗がやってきます。 天狗と聞いて怖がるじいさまをしり目に、ばあさまは一生懸命看病します。そして、以前拾ったやつでの葉っぱが、天狗のモノだと知...
山奥で暮らすじいさま、ばあさまは、大きなやつでの葉っぱを拾いました。押し入れにしまったこともすっかり忘れていたある日、2人の家に怪我をした天狗がやってきます。 天狗と聞いて怖がるじいさまをしり目に、ばあさまは一生懸命看病します。そして、以前拾ったやつでの葉っぱが、天狗のモノだと知ります。 元気になった天狗は、ばあさまに小さなそばの実3つを渡し、山に向かって飛んでいきます。天狗がやつでの葉っぱであおぐと・・・ 優しいばあさまと、怪我をして大事な仕事ができない天狗の触れ合いを描いた創作昔話です。 長谷川さんの絵を見て、すぐにOが手に取ったのですが、ストーリーも絵も、昔話風のセリフもわが家全員のツボにはまりました。 まず登場人物がみな魅力的。 肝の据わった優しいばあさまもいいですが、頑固で臆病なじいさまがいい味出していると思います。天狗が人間味があって愛らしいところも、親近感がわきます。 そばの実からまんじゅうまでの作成過程がさりげなく描かれているのも子供たちには興味深かったよう。 最後に、山に花々が咲き誇るシーンはとても美しく、壮観です。
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