ラブ&ピーナッツ の商品レビュー
なんとなく散らかり過ぎだな〜なんて思いました 物語の肝は時たま届くお父さんからの一見意味不明なメールだと思うんでもっとそこに焦点があたる構成だったらなぁって お父さんのバックグラウンドがよく見えてこないんで言葉に強さや深さがあまり感じられませんでした なんかいいこと言ってそうで...
なんとなく散らかり過ぎだな〜なんて思いました 物語の肝は時たま届くお父さんからの一見意味不明なメールだと思うんでもっとそこに焦点があたる構成だったらなぁって お父さんのバックグラウンドがよく見えてこないんで言葉に強さや深さがあまり感じられませんでした なんかいいこと言ってそうで終わっちゃいました 残念
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疾走感、家族、友人、恋、仕事、ぜーんぶひっくるめてお見事というしかない。とてもチャーミングなローキック小説でした。
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この作品は作者の森沢明夫さんが、実際に知り合われた、レコード会社の代表取締役社長の利倉加奈子さんという三十路の女性にインタビューをされて書かれたそうです。 利倉さんは「みんなの笑顔がみたいから仕事をしている」といって一人で会社を立ち上げたそうです。 この作品のストーリーは創作だ...
この作品は作者の森沢明夫さんが、実際に知り合われた、レコード会社の代表取締役社長の利倉加奈子さんという三十路の女性にインタビューをされて書かれたそうです。 利倉さんは「みんなの笑顔がみたいから仕事をしている」といって一人で会社を立ち上げたそうです。 この作品のストーリーは創作だそうですが、やはりスマイル・ミュージックを立ち上げた、主人公の佐倉すみれが、商社マンの恋人の亮に別れを告げられても、みんなに喜ばれる仕事のために目の下に隈を作りながら、毎日、ユニクロやGAPの服にスニーカーで駆け回る姿は、モデルの利倉さんに重なります。 エンタメ精神にあふれた楽しく軽やかなストーリーです。 森沢語録 「柿の種を全部食べたら、残るのはピーナッツだけ」 「笑顔は自分のためにあるんじゃない。まずは他人を笑顔にするために自分の笑顔があり、それで他人が笑顔になってくれたら、その笑顔が自分にも返ってくる」 「奇跡というのは、びっくりするほど人を喜ばせる出来事のこと」 「楽を求めれば苦しくなり、夢を求めれば楽しくなる」 「夢を現実にした者のほとんどは、自分から夢へと近づいていった者である」
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
好きになったバンドをメジャーデビューさせるために会社を退職してレコード会社を立ち上げた、すみれ32歳。 寝不足で道端で倒れてしまっても、恋人と会う時間がなかなか取れなくても、自分が見抜いたバンドの成功を夢見てがむしゃらに働く日々。 それが突然、バンドには裏切られ、恋人にもふられてしまい、心が折れかけていたすみれだったけれど 故郷に帰ったときの両親の優しさ、メジャー落ちした歌手の再出発を手掛けていくうちに 軌道に乗ってきた仕事とプライベート。 ビタミンサプリ的な本。 元気いっぱいのすみれ。
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こんな豪快男前な主人公女性にモデルの方が存在するとは! 「みんなの笑顔がみたいから」‥仕事でも家庭でも とってもステキな言葉ですね♪ 元気が出ました!!
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さらさらさらっと一気読み。 安心の読後感。 森沢さんの作品は読んだ後に絶対前向きな気持ちになれるという安心感がある。 でもなんとなくこの作品は他の作品と違う趣。 ラブ&ピーナッツはお仕事もの。 サクセスストーリーではなく、 がむしゃらで泥臭い女社長の話。 その等身大の目線...
さらさらさらっと一気読み。 安心の読後感。 森沢さんの作品は読んだ後に絶対前向きな気持ちになれるという安心感がある。 でもなんとなくこの作品は他の作品と違う趣。 ラブ&ピーナッツはお仕事もの。 サクセスストーリーではなく、 がむしゃらで泥臭い女社長の話。 その等身大の目線に共感。 2010年 徳間書店
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91頁より 死にたいと言っても死ねない それは生きているだけで幸せだという 真実を魂が知っているから
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みんなを笑顔にするために働いている主人公の物語。 森沢さんの作品を立て続けに読んで、ちょっと失敗したな~と。 もっと大事に読み進めればよかった。 読んでいない森沢作品がなくなってしまうのに抵抗がある。
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「東京タワーが消えるまで」というタイトルで文庫本も出てるみたい。 どちらにしろ、いい話です。 誰と誰が最後にくっつくのか、ボク的にはハラハラしました。 女社長さん、実際のモデルになったヒトがおられるようです。 サイトのURLまで書かれてて、どちらかと言えば、それは知りたくなかった...
「東京タワーが消えるまで」というタイトルで文庫本も出てるみたい。 どちらにしろ、いい話です。 誰と誰が最後にくっつくのか、ボク的にはハラハラしました。 女社長さん、実際のモデルになったヒトがおられるようです。 サイトのURLまで書かれてて、どちらかと言えば、それは知りたくなかったかな・・・
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+++ わたしの名前は佐倉すみれ。静岡の田舎から上京した32歳の独身女。ある日、わたしはDEEP SEAというバンドと衝撃的な出会いを果たし、彼らを育てるために勤めていた大手レコード会社を退社。そして、夢を追ってインディーズのレコード会社を立ち上げた。そう、今日からわたしは女社長...
+++ わたしの名前は佐倉すみれ。静岡の田舎から上京した32歳の独身女。ある日、わたしはDEEP SEAというバンドと衝撃的な出会いを果たし、彼らを育てるために勤めていた大手レコード会社を退社。そして、夢を追ってインディーズのレコード会社を立ち上げた。そう、今日からわたしは女社長。ところが、人生は甘くなかったのだ。仕事優先で放置気味だった恋人の亮からは突然の「バイバイ」メールがくるわ、人生をかけたバンドがライブ当日に会場に現れないわ…。これって、どういうこと!?仕事、恋愛、友情、父娘関係…すべてに必死。おもしろキャラ続出で、笑って泣ける“超爽快”ジェットコースター小説。 +++ smileから名づけられたという主人公・佐倉すみれのキャラがまずいい。猪突猛進、というか、夢中になったらとことん突っ走り、デートに向かう途中に力尽きて路上で行き倒れ、眠ってしまうような32歳の女性である。それでいてやけに自信なさげな時もある。そして彼女を取り巻く友人や仕事仲間や彼も、それぞれ自分の世界を持っているようでみんないい。友人・凛子の占いや、父がメールで送ってくる格言にも助けられながら、すみれはすみれの道を行くのだ。やさしく元気な気持ちになれる一冊である。
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