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だから、僕は学校へ行く! の商品レビュー

3.6

17件のお客様レビュー

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2017/01/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2010年刊行。本書に書かれる著者の意見をそのまま受け止めることのできない自分がいる。それは理想論にすぎないのだ、と…。しかし、それは、自分が悪しき「大人」と揶揄されることを意味するのだろう。加えて、本書の第7話を書ききった著者に羨望とも言える感覚を持ってしまう。ただ、そう思うがゆえに、著者のことを、ここまで真っ直ぐに育て、見守った彼の御両親に心からの賛辞を送りたい。自戒をこめてではあるが…。教師目線と学生(特に弱者の)目線を併せ持ち、理想を思い起こさせる意味でも間違いなく良書である。

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2016/02/29

物事の善悪を教えるべき時に、他人の目を持ち出すのはルール違反。子供たちも自然とそれを気にするようになる。

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2013/12/20

五体不満足の著者として有名な乙武洋匡さんの、貴重な経験が綴られた一冊。 ご自分の時代とのギャップや、子供とどう向き合うべきかなど、教育にまつわる問題や課題に深く切り込んだ内容にこのままでいいはずがない、一人一人が考えて行かなければならないと痛感させられた。

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2013/05/06

20130506 我が子も小学生になり、現状の教育現場は難しいことがたくさんあると感じる。 今、体罰はかなり問題視されている。 一概に悪い、反対と私は言えない。 子育ての虐待につながる部分もあると思う。 親も先生ももっと子供達と触れ合う話し合う機会が必要なのでは。 そして、何より...

20130506 我が子も小学生になり、現状の教育現場は難しいことがたくさんあると感じる。 今、体罰はかなり問題視されている。 一概に悪い、反対と私は言えない。 子育ての虐待につながる部分もあると思う。 親も先生ももっと子供達と触れ合う話し合う機会が必要なのでは。 そして、何よりも相談相手がいて、話を聞いてもらえるかどうか。 「暗くたっていいじゃない」 明るいことが正しいとは限らない。 個性、乙武さんの本を読むとよく出てくる言葉。 性格も個性。 みんな一緒じゃつまらない。

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2012/11/24

『だいじょうぶ3組』や『五体不満足』等を書かれた乙武さんの、 教育支援サポーターを経て、小学校の先生になるまでのエッセー、でしょうか。 教職の資格を取ったのは卒業されてから通信教育でとのこと、 科目履修生ですらヒイヒイ言ってる自分からすれば、凄いなぁ、、と思います。  「社会...

『だいじょうぶ3組』や『五体不満足』等を書かれた乙武さんの、 教育支援サポーターを経て、小学校の先生になるまでのエッセー、でしょうか。 教職の資格を取ったのは卒業されてから通信教育でとのこと、 科目履修生ですらヒイヒイ言ってる自分からすれば、凄いなぁ、、と思います。  「社会のために、子供たちのために、その力を還元していく番」 何かを学ぶというコトの理由の一つには、これがあると思います。  「地域で子どもたちを育てる」 自分の手が届く範囲に少し、気配りをすればまた変わってくるのでしょうか。 何かを教えて育むというコトは、決して一人ではできないのだと、感じます。  「教育はね…最後は人柄、人間性だから」 この後、先生時代の実体験は『だいじょうぶ3組』との形でも昇華されていますが、 その中でも述べられている通りに、現実では全てが大団円ではなかったようです。 それでも「教える」というコトは考えていく必要があると、 それも可能な限りに「学ぶ」というコトと相乗効果が出るように、と感じました。 自分に照らし合わせると、、やはり何かを考えてしまいます。

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2012/11/21

乙武さんが、教育の現場に携わり、その胸のうちを綴った本。乙武さんの素直でフラットな感情で書かれている現場への思いが、読んでいて心地よい。

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2012/09/23

乙武洋匡さんが教育現場で見たことを書いた作品。学力についてや今問題になっているいじめについてなど、学校での現状がよくわかる。

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2012/08/12

乙武さんはどうも好きになれない。 課題図書として出されたので読んだが、結局レポートできなかった。 賛否論を書く必要はないが。 彼から学べること、という課題。

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2011/10/07

◆スタートはいつからでも、どんなことからでも◆ 著者が小学生の頃、大嫌いだったのは水泳の授業。 担任の先生が厳しく指導したその理由は 「もしもね・・・乙武君が水の事故に遭っても、自分では泳げないでしょ。だから、せめて誰かが救助に駆けつけるまで、自力で浮いていられるようにしておきた...

◆スタートはいつからでも、どんなことからでも◆ 著者が小学生の頃、大嫌いだったのは水泳の授業。 担任の先生が厳しく指導したその理由は 「もしもね・・・乙武君が水の事故に遭っても、自分では泳げないでしょ。だから、せめて誰かが救助に駆けつけるまで、自力で浮いていられるようにしておきたかった。」  特別なことでなくても、みんな将来の自分の糧になる、糧にしたいと思える1冊。

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2011/09/03

実はこんなのも読んでいた。 たくさんの記事を書いているだけあって、読み手を考えたテンポのいい文章。自らの主義主張は一貫しているのが気持ちいいし、当たり前だけどすごく勉強しててデータが豊富。勉強になったなーと思う。 若干尻切れトンボな感じが残念。タイトル通り「なんで」って部分は...

実はこんなのも読んでいた。 たくさんの記事を書いているだけあって、読み手を考えたテンポのいい文章。自らの主義主張は一貫しているのが気持ちいいし、当たり前だけどすごく勉強しててデータが豊富。勉強になったなーと思う。 若干尻切れトンボな感じが残念。タイトル通り「なんで」って部分はわかったけども、「で、どうだったか」ってのがあとがきにちらっとあるぐらい。この本でここまで明け透けに書いたなら、検証も同じボリュームで欲しいところ。それは別途、小説として出てるからまぁ読むとして、ノンフィクションとしてのルポがセットであればいいのに、と思ってしまった。いやはや。 でも面白かった。

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