1,800円以上の注文で送料無料

ほんとうに頭がよくなる「速読脳」のつくり方 の商品レビュー

3.7

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2018/11/20

 速読に必要な物が知識量だというのは賛成だ。知らない事を読んでも分かりはしない。「読書の技法」という本で、佐藤優はベースとなる基本書を熟読しろと言っていた、苫米地も本書で3回、4回、5回と読んで著者の人格になって読書をしろと言っている。    面白いテクニックも結構あった。  【...

 速読に必要な物が知識量だというのは賛成だ。知らない事を読んでも分かりはしない。「読書の技法」という本で、佐藤優はベースとなる基本書を熟読しろと言っていた、苫米地も本書で3回、4回、5回と読んで著者の人格になって読書をしろと言っている。    面白いテクニックも結構あった。  【先読み術】これは読んでいる行の次も視界に入れて、無意識の力を借りて先に脳内で処理しておく。人間は意外と視野が広いので、理解しなくても訓練しなくても、見開きは当然見える。一度頭を通った言葉は理解しやすいし、試しにやってみたら出来た。目が次に次にと進むので、早く読むぞという気持ちで読むと、活字の上を視界が滑って行く様な感覚になった。  【ハイスピード・ツイートリーディング】読みながら高速でぶつぶつと呟くだけの簡単なテクニック。私は理解できないときや、単純な入力作業を長時間行うときは口に出して手を動かす。そうすると意識が空想に持って行かれず、イージーミスが減る。朗読というのはかなり効果があって、後頭部の筋肉を動かすので頭は冴えるし、回転も上がる。寝起きにやってもいいくらいだ。今日はボーッとするな、という人は、試しに読書をして、超高速でぶつぶつと呟いてみると良い。  【ニュースに反論する】一つのニュースに対して、即座に反論を5つ、そしてその反論を5つ。慣れたら肯定と否定を5つずつ提示する。知識は自分の言葉で説明出来ないと、理解しているとは言えない。このテクニックで反論をして、調べることで忘れない知識を作ることが出来る。それに、疑問点は次に進む道標になるので、勉強をしたいことがあった時に何をすれば良いのかがすぐに分かるようになる。    この辺りが、すぐに使って効果のある、現代人向けの使えるテクニックだ。どんどん使って、たくさん読もう。  

Posted byブクログ

2018/02/17

速読にはテクニックが色々あるけど、最終的には知識量が必要。とは言いつつ、先読みやイメージ化、二つの人格を持つなど、すぐ出来るテクニックも提示してくれています。ただいきなり冒頭から身も蓋もない事が書かれてたりw

Posted byブクログ

2018/01/24

後半、速読の話どこいったー!? いやでもおもしろい本でした。 苫米地さんって恐竜が好きなんですねきっと。 正直言って、今の僕のレベルではまだこの本の内容の半分もわかっていないと思います。 この著者ちょっと頭が良すぎる気がします。 これも多分知ってるか知ってないかだとは思うんです...

後半、速読の話どこいったー!? いやでもおもしろい本でした。 苫米地さんって恐竜が好きなんですねきっと。 正直言って、今の僕のレベルではまだこの本の内容の半分もわかっていないと思います。 この著者ちょっと頭が良すぎる気がします。 これも多分知ってるか知ってないかだとは思うんですけど…そう考えるとなんだかワクワクします。 コーチングに繋がる話(というかむしろコーチングから繋がってきてる話)もたくさんあってもっともっと知りたいと感じました。 また読み返します。

Posted byブクログ

2017/09/21

脳の思考サイクルを高速化させることにより読むのが早くなる。それは並列化やイメージ力を習得することで実現できる。内容を速く理解する為には知識が必要で、知識を積むためには本を読む必要がある。 読み終えた感想をあえてざっくりいうと、速読は魔法の様なテクニックなんて無くて慣れしかないとい...

脳の思考サイクルを高速化させることにより読むのが早くなる。それは並列化やイメージ力を習得することで実現できる。内容を速く理解する為には知識が必要で、知識を積むためには本を読む必要がある。 読み終えた感想をあえてざっくりいうと、速読は魔法の様なテクニックなんて無くて慣れしかないということになる。だけれど、そのための手助けやヒントになるような手法から、考え方や心構えなどが紹介されている。

Posted byブクログ

2017/04/07

脳の機能を高めて、結果的に本を早く読めるようになるための本。 この本を読むと、そもそも本を読むことについての認識が変わる。 ただ印刷された文字を目で追うだけの作業ではないということだ。

Posted byブクログ

2017/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フォトリーディング&高速大量回転。書評動画で宇都出雅已の「どんな本でも大量に読める…」と本書を紹介していたので読んだ。宇都出氏の方は読書に特化した本であったが、苫米地本らしくこちらは自己啓発的な面や、出版界の電子書籍後の影響の模様なども書いてあってとても良い。どちらも同じ内容だが全く別の良書。どちらも読むべきと思った。 星四つ。 下記に付箋を貼った個所の要約を載せる: 25-26:MBAは大変だが大学の商売的要素もあるので、博士課程よりは楽。誰もが補助金を得て学んでいる博士課程は、生徒がいなくなればその補助金が他に移るのみで、大学側にビジネス的損得はない。ゆえに厳しくなる。 42:本は三回読む。1回目は著者の言いたいことを現在の自分が現在の視野で読む。2度目は著者が誘導する視野を受け入れる。3度目はさらに高い視点より著者の言いたいことに触れ、自分としてはどう読むのかという読み方ができる。 52-53:文章を読んで臨場感を持つことはIQを上げる。ゆえに小説を読んで感情移入することはIQを上げる。 54-55:収入と読書量は比例する。苫米地氏は解決策は読書量と「だから本を読め」と読書を勧める。 103:フォトリーディングは間違っていない。ただ潜在意識に入った情報を引き出せないのが問題。ではどうするか。「これは大切だ」と意識して読むことが引き出すきっかけになる。 105-106:フォトリーディングは内容を知らない本を読むのに適さない。 108-109:フォトリーディングは読むべき本と流し読むスルホンの取捨選択の技術。 135:kindleなどの情報媒体の発展に際し、ついていけない、行かない人は置いてけぼりにされてしまう。その結果情報格差が生まれている。 170-171:アバター小説。イメージトレーニングとして未来の自分の小説を書く。 176-177:重要度が変われば見え方が変わる。かつて読んだ小説(十代に読んだもの)を再び読む。自分の見方が変わっていることが分かる。それを楽しむ。

Posted byブクログ

2015/10/06

アメリカの大学院は1日30冊以上、本を読まないとレポートが作れないという話のくだりはどういうインフレだよと思った。

Posted byブクログ

2018/11/25

本は一字一句飛ばさず読む。しかも速く読む 読む前に内容を理解しておくことの重要さ 物事を理解する上で重要なのは、ゲシュタルトを構築すること ゲシュタルトとは個々の情報から全体像を把握すること 一冊の本を本当に理解するには何度も読むことが必要 ゲシュタルトを構築して読んでい...

本は一字一句飛ばさず読む。しかも速く読む 読む前に内容を理解しておくことの重要さ 物事を理解する上で重要なのは、ゲシュタルトを構築すること ゲシュタルトとは個々の情報から全体像を把握すること 一冊の本を本当に理解するには何度も読むことが必要 ゲシュタルトを構築して読んでいくのが読書のメカニズム 速読術には二つある 1.内容を素早く理解するための速読術 2.読まなくていい本を見つけるための速読術 ステップ1:練習には小説がベスト。小説がIQを高めるのには最高の活字媒体 年収と読書量は正比例する ステップ2:読んでいる行一行先を見る ステップ3: トレーニング1:読書するときに早口で読み上げる。ただし文章はしっかりと理解する。ノンフィクションがおすすめ。ニュースへの反論を1つのニュースに対して5個あげ、後で調べる トレーニング2:メニュー1秒決め。絵本と写真集の同時めくり、内容をイメージ トレーニング3:抽象度をあげるだが、これは最後で良い フォトリーディングは読まなくていい本を見つけるのには役立つ キーワードリーディングは著者の立場になって言葉を拾うのに役立つ 抽象度を上げるトレーニング:広さを出すトレーニングとは一を聞いて十を知ること。フレームを変える訓練。自分の回りを見えるようにするだけでも効果あり 高さを上げるトレーニングとは社長フレームで考える事 メディアリテラシーとの付き合い方:公平な放送というものは世界中のどこにも存在しない。メディアは常に正しいわけではない。世の中には絶対的に正しいことなど何一つない アバターのすすめ: 著者の人格をつくるためには、著者になりきって読む。最低3回は読む。2回めはゲシュタルトがあるため。3回めは没入出来るため。 アバターの中で創作活動するのが良い

Posted byブクログ

2014/12/29

速く読むには結局知ってないとダメ。 自分は思うには、速読は二種類のスキルアップに酔って成り立つものだと思う。 1つはトップダウン。知ってるから、背景知識があるから。 もう1つは、ボトムダウン。文字の知覚自体が高速だから。 それを高速化するには、同じジャンルの本、同じ知識を扱...

速く読むには結局知ってないとダメ。 自分は思うには、速読は二種類のスキルアップに酔って成り立つものだと思う。 1つはトップダウン。知ってるから、背景知識があるから。 もう1つは、ボトムダウン。文字の知覚自体が高速だから。 それを高速化するには、同じジャンルの本、同じ知識を扱っていて、同じ文字や語句を何度も何度も意味処理させてくれて、それが故に文字の知覚を高速化してくれるような、そういう本の読み方をいっぱい続けて読むのが効果的じゃないかと思ってるんだけど、うーん。そういう速読の本はまだ出ないな。

Posted byブクログ

2014/11/13

目的は速く読むことではなく、速く理解すること。それを可能にするのは読者が元々持ってる知識量の多さだけど、そう言っては身も蓋もないので、速読の意識とスキルを身に付けて速く理解できるようになろう。という、真っ当な速読本。先読みやディベートの経験からの訓練など、特に最初のほうの具体的な...

目的は速く読むことではなく、速く理解すること。それを可能にするのは読者が元々持ってる知識量の多さだけど、そう言っては身も蓋もないので、速読の意識とスキルを身に付けて速く理解できるようになろう。という、真っ当な速読本。先読みやディベートの経験からの訓練など、特に最初のほうの具体的な方法が参考になる。ただ後半の電書本や世界平和の話は自己啓発に逸れ過ぎ。

Posted byブクログ