緑の家(上) の商品レビュー
まるで、LOST。 まるで、潔く柔く。 数多くの人物が登場し、過去・現在・未来をいきつもどりつ、その人物たちの人生が重なりあう。 海外ドラマや、少女漫画にたとえるのもおかしな話だが、そうたとえたくなるほど、時と人とが複雑にからみあう。 そして読んでいくうちに、ますますストー...
まるで、LOST。 まるで、潔く柔く。 数多くの人物が登場し、過去・現在・未来をいきつもどりつ、その人物たちの人生が重なりあう。 海外ドラマや、少女漫画にたとえるのもおかしな話だが、そうたとえたくなるほど、時と人とが複雑にからみあう。 そして読んでいくうちに、ますますストーリーの迷宮に誘われる。 なんといっても、登場人物の名前がラテン系であることで、複雑さがましていく。 かなりの読書好きであっても、途中で挫折してしまうのではないか・・・ しかし、この様々な障壁とも呼ぶべき複雑さを乗り越えると、もっともっとという中毒的な読書感覚が押し寄せる。 そこにいたるまで、私は登場人物相関図を自らメモするという読書人生初の行動にいたった。 久々に印象に残る作品との出会いとなった。
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2010年のノーベル文学賞を受賞した方なので何となく読んでみようと思い生協で買った。 とっても錯綜している。頭が追いつかなかった。文章が空間・時間をピョンピョン飛躍するから理解するのに結構苦労した。 いろんな断片が取り上げられたが、これからそれらがどのようにつながっていくのか...
2010年のノーベル文学賞を受賞した方なので何となく読んでみようと思い生協で買った。 とっても錯綜している。頭が追いつかなかった。文章が空間・時間をピョンピョン飛躍するから理解するのに結構苦労した。 いろんな断片が取り上げられたが、これからそれらがどのようにつながっていくのか、楽しみなとこ。
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