思想としてのシェイクスピア の商品レビュー

本橋哲也【著】

2013/08/20

シェイクスピア作品の台詞から彼の思想や魅力、ユーモアや狙い、ひいてはヨーロッパの近代の背景を読み解こうという本。
ただシェイクスピアがどうこうというよりは"筆者の考えるシェイクスピアの思想や哲学"という印象。
あまり根拠もなくこのxxxの....は当然〜の隠喩であると断言されても何が当然なんだかの説明はされておらず検索してもその言説の源泉はほぼ見当たらなかったりもする。
ただその筆者が出そうとしてくる味が合わない部分は食えたもんじゃなかったけどが合うところは面白かった、ので☆みっつかな。