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ふがいない僕は空を見た の商品レビュー

3.7

719件のお客様レビュー

  1. 5つ

    122

  2. 4つ

    256

  3. 3つ

    211

  4. 2つ

    53

  5. 1つ

    5

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2011/09/04

序盤は、やたらセックスばっかで「なんだコレ…」だったけど、「評判いいし…」と読み進めたら…。後味はちゃんとイイ。

Posted byブクログ

2012/07/05

とにかく不器用な人たちの物語。 でもみんな強い。 共感できる。 欠点のない人よりも好きになれる。

Posted byブクログ

2011/02/18

連作短編5編。エロと恋とエロと青春とエロと友情とエロと家族とエロと再生とエロのお話。エロが強すぎるので移動中の読書はオススメできません。お家でこっそり読むべし(笑。それにしても、女性が描くエロは強烈に卑猥だ。かなり好きです。

Posted byブクログ

2011/02/18

5つの連作短篇。評判通りの傑作!登場人物は皆悩みを抱えながらもがいてる。そんな生身の人間がこれでもかと描かれてる。生きてるから性に悩み、性によって生があると感じる!始めは強烈な「性」、最後が希望ある「生」で終わる…心を揺さぶられる本でした♪

Posted byブクログ

2011/02/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本屋大賞ノミネートなので読んでみた なんかとてつもなくエロいほんなんだろうと思いながら読んだw エロいのは特に最初の章だけで、連作短編5章。 なんていうかほんのタイトル道理ふがいないなぁw そしてここまでも人をおとしいれる人がちょっここわくもあった。そしてもう少し最初の章でふれたアニメオタクの旦那の話をもりこんでくれるともっとすっきり読み終えたような気がする。 むしろ最後の章はきっと旦那の章だろうな。と思っていた位。 1章ごとに主人公がかわりいろんなしてんで読み進めていくのはとてもおもしろいと思えたけど。なんか本屋大賞になるのはいまいちなかんじかなー。どうなるでしょうかね。 男子高校生と主婦がコスプレしセックスしている動画をネット、近所にまかれて心が砕かれていく話。その男子高生の母が助産院をしていてなんか肝っ玉かあさんでいいかんじだったなぁ。 なんか命のことをもっと考えさせるようなほんなのかはよくわからん。 それともどうしようもないミスをした人がどうたちなおることなのかな。

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2011/08/06

読むつもりはなかったけど、まわりで好評なので手に取ったら、大正解!皆さんが言ってるように、最初の「ミクマリ」でやめないで!というのは、その通り。いやこの「ミクマリ」だけでも、途中で、あれ?これってエロいだけじゃないかもと気づくかもしれない。人間なんて聖人君子はいないし、誰しも人に...

読むつもりはなかったけど、まわりで好評なので手に取ったら、大正解!皆さんが言ってるように、最初の「ミクマリ」でやめないで!というのは、その通り。いやこの「ミクマリ」だけでも、途中で、あれ?これってエロいだけじゃないかもと気づくかもしれない。人間なんて聖人君子はいないし、誰しも人に言えない部分を持っている。逆に悪いヤツって言われる人でもいいところがある。ひとつの事も、見方を変われば、全く別の意味合いを持つ。そのあたりを実にリアルにせつなく描くこのうまさ!!ただものではない。ぜひ、最後の話まで読んでほしい。

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2011/07/19

私の周辺では、本屋大賞の第一候補、という声が高く、期待して読みました。(*^_^*)「R−18文学賞」を獲っただけあって、最初の話は、エロ満開でしかも痛い、という苦手な分野だったから、これは、私、ダメかも・・・と。でも、とにかく最後まで読もう、と、ある意味、青息吐息で読み進めたの...

私の周辺では、本屋大賞の第一候補、という声が高く、期待して読みました。(*^_^*)「R−18文学賞」を獲っただけあって、最初の話は、エロ満開でしかも痛い、という苦手な分野だったから、これは、私、ダメかも・・・と。でも、とにかく最後まで読もう、と、ある意味、青息吐息で読み進めたのですが…。最初に提示されたのは、高校生男子が、団地の主婦とアニメ・コスプレ不倫、という、理解できるような、できないような微妙な痛さだったのだけど、そのそれぞれの当事者、周辺の友だち、母親、バイト先の先輩などの、また多彩な事情を抱えた者たちの視点から、彼らを含むあれこれが語られ、うん、面白い・・・。ただ、一読のみでは、エロの痛さにやられてしまったり、高校生男子や主婦の「これから」が凄く!!気になったり、と、話を楽しむところまではいかなかったので、これは面白がっていいお話なんだよ、と自分にインプットしてからゆっくり再読しようと思う。

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2011/05/21

◎第8回(2011年)本屋大賞第2位。 ◎第24回(2011年)山本周五郎賞受賞作品。 2011年3月27日(日)読了。 2011-19。

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2011/02/09

様々な性と生の話。読みやすい文章。テンポもよかった。非日常的な状態・あやうい状況にある彼らを、女性らしい包容力と他人の冷たい視線で捕らえ、最後に一掬いの希望というには危うすぎる何かを残していく…そんな印象をうけた。ちょっとずつ移行する時間軸と視点で、一つの事件・出来事を様々な方向...

様々な性と生の話。読みやすい文章。テンポもよかった。非日常的な状態・あやうい状況にある彼らを、女性らしい包容力と他人の冷たい視線で捕らえ、最後に一掬いの希望というには危うすぎる何かを残していく…そんな印象をうけた。ちょっとずつ移行する時間軸と視点で、一つの事件・出来事を様々な方向・思考でみることで、一つの主観とその他大勢の客観で出来ていると誤解しがちな世界は、多くの主観で出来ている、ということ思い出させた。 あずきの文章は、とくに好きだ。 とても気持ちよくなって、それで子供が出来るなんて幸せだ、見たいな意の文が印象に残った。

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2011/02/03

発売当初から話題になってた本を最近やっと入手して読めた。 本屋大賞にもノミネートされている一冊。 最初の二章を読んだ段階では、性描写がきつくて、歪んだ登場人物が気持ち悪くて、読むのがつらかったし期待はずれかと思った。 でも、その先があった。 各章ごとに別の人物からの視点で展開して...

発売当初から話題になってた本を最近やっと入手して読めた。 本屋大賞にもノミネートされている一冊。 最初の二章を読んだ段階では、性描写がきつくて、歪んだ登場人物が気持ち悪くて、読むのがつらかったし期待はずれかと思った。 でも、その先があった。 各章ごとに別の人物からの視点で展開していく大きな流れの中には、誰もが感じる苦しみや悲しみみたいなものが横たわっていて、それが繊細に描かれていたように思う。 この本はきっと本屋大賞にノミネートされなかったら多くの人が手に取るような小説ではない。だからこそ、ノミネートされてよかったと思う。 初めのうちの気持ち悪さを我慢して読んでいけば、いつの間にか物語に引き込まれ、どこかすがすがしさが残るラストへと導いてくれます。

Posted byブクログ