手招くフリーク の商品レビュー
第三章 「異形」から「美」へ ポジティヴ・エクスポージャーの試み 西倉実季 第四章 児童文学にみる障害者観 「ピノキオ」問題は克服したか? 三島亜紀子 第六章 ラッパーたちのフリーク・ショー その身体は、何を物語っているか 後藤吉彦 第七章 自己表現の障害学 〈臨生〉する表...
第三章 「異形」から「美」へ ポジティヴ・エクスポージャーの試み 西倉実季 第四章 児童文学にみる障害者観 「ピノキオ」問題は克服したか? 三島亜紀子 第六章 ラッパーたちのフリーク・ショー その身体は、何を物語っているか 後藤吉彦 第七章 自己表現の障害学 〈臨生〉する表現活動 荒井裕樹 第十章 岩と違和を巡るモノローグ ロックを聴くこと、障害者であること 倉本智明
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表現とマイノリティーに関して取り上げた論集。 マイノリティーとしてまなざす側・まなざされる側、さらにその境目を乗り越えようとする側の視点など、様々な角度から論が編まれているところが魅力なのではないかと思う。少女漫画やサブカルチャー、絵本、ラップ、音楽など、取り扱っている題材も多...
表現とマイノリティーに関して取り上げた論集。 マイノリティーとしてまなざす側・まなざされる側、さらにその境目を乗り越えようとする側の視点など、様々な角度から論が編まれているところが魅力なのではないかと思う。少女漫画やサブカルチャー、絵本、ラップ、音楽など、取り扱っている題材も多様。
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論集とあるけれどエッセイに近い。 障害というよりは「異形」をめぐる論説。 人と違うモノ、違うとみなされるモノ。 エッセイの軽さで読めるけれど、エッセイ並みにただの考えたことの部分もある。 玉石混淆。 貶められたマイノリティがただの自分に戻るためには、どんぞこの評価を理想の方向...
論集とあるけれどエッセイに近い。 障害というよりは「異形」をめぐる論説。 人と違うモノ、違うとみなされるモノ。 エッセイの軽さで読めるけれど、エッセイ並みにただの考えたことの部分もある。 玉石混淆。 貶められたマイノリティがただの自分に戻るためには、どんぞこの評価を理想の方向へぶん投げて、それが定着したら今度は自分の位置まで引き戻して、ようやく「普通」になれる。 この本は、善でも悪でもないただの異形になるための作業だ。 詳しい感想⇒http://melancholidea.seesaa.net/article/163820492.html
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