龍馬伝(3) の商品レビュー
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2017.12.10.読了 海軍操練所が閉鎖して、薩摩藩の船で途中長崎に立ち寄ったところから 亀山社中結成 薩長同盟 寺田屋騒動 新婚旅行 写真館で写真を撮るところまで
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NHK大河ドラマ『龍馬伝』第三弾。長崎に移った龍馬たちは亀山社中を創設、海運業を始めるのだが…。いよいよ歴史が動き出したと感じさせる内容。龍馬とおりょうが夫婦にもなります。
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(2010.08.24読了)(2010.08.18借入) NHK大河ドラマのノベライズ版「第三部」です。テレビ放映は、山場の薩長同盟が8月29日(日)に行われます。 第三部は、神戸の海軍操練所が閉鎖になり行き場を失った土佐藩を中心とした脱藩浪士たちが薩摩藩に身を寄せるところからは...
(2010.08.24読了)(2010.08.18借入) NHK大河ドラマのノベライズ版「第三部」です。テレビ放映は、山場の薩長同盟が8月29日(日)に行われます。 第三部は、神戸の海軍操練所が閉鎖になり行き場を失った土佐藩を中心とした脱藩浪士たちが薩摩藩に身を寄せるところからはじまります。 実際は、龍馬たちは、一旦、鹿児島まで行ったと記憶しているのですが、このドラマでは、長崎にとどまり、自立の道を探る形で展開します。 長次郎の発案で、カステイラを作って販売しようとしたり、武器商人グラバーから船を借りて、運搬業を営もうとしたり。 龍馬たちは、料亭「引田屋」に繰り出して、情報収集しようとしたら、津和野藩士たちがグラバーとの商談をすっぽかされて、ぼやいているのを見つける。 実は、津和野藩士ではなく、長州藩の高杉晋作、井上聞多(のちの馨)、伊藤俊輔(のちの博文)、だった。長州藩は、長崎には出入り禁止だったので、津和野藩士と偽って武器調達に来ていた。軍艦10隻とミニエー銃1万挺ほしいという。手に入れた武器で幕府と戦って、独立するのだという。 龍馬たちは、高杉たちと話し始めたところに、薩摩藩士たちがなだれ込んできたので、やむを得ず、高杉たちは逃げて行った。 幕府は、長州征伐を行おうとしている。薩摩にも加わるように催促してきている。幕府は、フランスの提案で、貿易の窓口を一本化し、薩摩藩の締め付けも始めた。 龍馬は、西郷に長州と手を結ぶことを提案し、西郷の了承を得て、大宰府に向かう。そこに高杉がいるはずだったが、高杉はおらず、中岡慎太郎が三条実美をはじめとする5人の公家を警護していた。 龍馬は、三条実美から桂小五郎宛の手紙をもらい、長州へ向かった。中岡慎太郎は、西郷を説得して、長州へ向かわせるために薩摩へ向かった。 敵対していた、長州と薩摩を結び付けるのは容易ではなく、この時はうまくいかなかった。 仕切り直しで、薩摩名義で軍艦1隻とミニエー銃7千挺余りを調達し、長州に引き渡すということで、再度同盟を結ぶこととした。 (以前読んだ物語では、軍艦とミニエー銃を調達してあげることで同盟を持ちかけたが、うまくいかなかった、という話だったような気がする) 軍艦と銃を長州に渡し、桂小五郎が、京都に先発し、西郷に会う。 龍馬は、近藤長次郎が切腹をしたという知らせを受け、長崎へ向かう。長次郎は、イギリスへ向け密航を企て、発覚したために切腹せざるを得なかった。 京都の薩摩屋敷で、桂小五郎、西郷吉之助、小松帯刀、の三者で、薩長同盟の話し合いが行われる。桂小五郎が、第三者の立会を求めたため、龍馬の到着を待つことになった。 (以前読んだ物語では、桂小五郎も西郷も話を切り出さず、話し合いは全然進んでいなかった、という話だったような気がする) 薩長を結びつけようとしている男がいるという情報を聴きこんだ、京都見廻り組は、龍馬を探し、伏見奉行所の役人を寺田屋に送り込む。龍馬は、手に深い傷を負いながらも、伏見の薩摩屋敷へ逃れる。 もはや、京都周辺にいるのは危なくなった龍馬は、おりょうと共に、薩摩に向かい、温泉で、療養に努める。 なかなか面白い筋に組み立てられていると思います。 (2010年8月25日・記)
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ドラマの予習のつもりで。ドラマではこんなシーンになるのかな、と想像しながら読みました。弱冠30代でここまでの行動を起こした龍馬をはじめとした幕末の志士たちは本当に偉大だなと感じました。
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