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本当の算数力 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2021/04/01

タイトルからも感じ取れますが、算数の成績に直結する方法が載っているわけではないですね。 私は中学生までは算数はまぁできるほうでした。高校になるともうさっぱり。 この本に算数ができない子の特徴が書いてありますが、見事に私に当てはまります(笑)。 「処理する」算数が得意でしたので、算...

タイトルからも感じ取れますが、算数の成績に直結する方法が載っているわけではないですね。 私は中学生までは算数はまぁできるほうでした。高校になるともうさっぱり。 この本に算数ができない子の特徴が書いてありますが、見事に私に当てはまります(笑)。 「処理する」算数が得意でしたので、算数の「面白さ」を味わうことなく大人になり、苦手意識が残りました。 うちの子には算数を楽しんでもらいたい、とヒントを求めて読んでみました(親のエゴですね…)。 冴えたテクニックに頼らず、解法のこだわりを捨て何度も試行錯誤してみる、そして解けたときの喜びを味わう。これがポイントだと思った。 しかしそれにふさわしい問題はこちらから探さないとなかなかないのが難しいところ。

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2019/06/12

算数力という視点から、本来あるべき学ぶということ、考えて解くということを考えさせられる内容で、読み応え充分です!

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2013/10/18

この本、すっごい気に入りました。 著者は灘高・東大卒で、小学時代には算数オリンピックのファイナリスト。 うわ~、雲の上~。 でも塾も経営しているらしい、行きたいけど遠い。残念。 さて、この本の指す「算数ができる」レベルは、 いい大学に入れる、なんてレベルではなく、 算数オリンピ...

この本、すっごい気に入りました。 著者は灘高・東大卒で、小学時代には算数オリンピックのファイナリスト。 うわ~、雲の上~。 でも塾も経営しているらしい、行きたいけど遠い。残念。 さて、この本の指す「算数ができる」レベルは、 いい大学に入れる、なんてレベルではなく、 算数オリンピックで世界の子供たちとパズルのような問題を解くようなレベル。 ひとまずテストでは合格点を取ってきたというレベルではないのです。 ああ、数Ⅱには不完全燃焼を感じている私、数検でも目指してみるか・・・ 我こそはと思うお母様、必携。 ただし、この著者のレベルについて行けなくても、 がっかりする必要はなさそう。 雲の上の数学の天才たちが、どんな感覚で問題を解いているのか? 算数ができないというのは、なぜなのか? が少し分かります。 参考にはしたい。

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2012/05/20

概念、初歩っていうか算数のとっかかりに関しておもしろく理解できる内容だが、これを読んだからすべての筋道がわかるというわけではなく、結局は解答に行きつくまでの過程は置き去り感がある。 これでは著者のいう解くではなく処理で終わりそうだ。

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2011/12/20

「本当の算数力」って何?という疑問を出発点に作られた本。ものすごくわかりやすいです…!!!数列の考え方(とにかく数える、体系的に数える)など、重要な概念を詳説してくれている一冊。主に中学受験で用いる問題の話(つるかめ算、場合の数)の基本的な考え方を、丁寧に噛み砕いて説明してくれて...

「本当の算数力」って何?という疑問を出発点に作られた本。ものすごくわかりやすいです…!!!数列の考え方(とにかく数える、体系的に数える)など、重要な概念を詳説してくれている一冊。主に中学受験で用いる問題の話(つるかめ算、場合の数)の基本的な考え方を、丁寧に噛み砕いて説明してくれているもの(111220)。

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2010/10/13

 面白かったし勉強になったが、だからどうだっていう感じが否めなかった。子どもに読ませる本でもないし、子どもをどう教育していくかっていう部分も弱い気がするし、独りよがり的な印象を受けてしまった。

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2010/10/07

・「解く」算数と「処理する」算数のちがい、 この一言に尽きます! 少し前から、個人的に100ます計算や暗算が早くても、「算数が出来る」とは言わないだろう~ 子供をただの計算マシンにしたいと思っている親はそんなにいないだろうに、どうしてこうも皆が計算に走るのか、不思議に思っていまし...

・「解く」算数と「処理する」算数のちがい、 この一言に尽きます! 少し前から、個人的に100ます計算や暗算が早くても、「算数が出来る」とは言わないだろう~ 子供をただの計算マシンにしたいと思っている親はそんなにいないだろうに、どうしてこうも皆が計算に走るのか、不思議に思っていました。 著者は 『算数が出来るかできないか、を決定付ける要素は算数の勉強の中だけにあるわけではありません。普段の生活態度や物の見方、物事への取り組み方なども、算数の力に大きく影響』 すると述べています。 算数の勉強は教科書や問題集で机の前でするものだけではなく、 むしろ机から離れた日常生活の過ごし方で差がつく面がある、 すなわち ある課題に出会ったとき、おおよその見当をつけたり、試行錯誤したり、 取り組み方や思考の方法、普段の生活態度であったりするのである… なるほど~ 色々な算数の問題が紹介され、 それを『処理する』のではなく、別解も含めて『解く』方法を解説されています。 力のある子なら、 自分で読み進めることもできるくらい丁寧な解説。

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