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4444 の商品レビュー

2.6

22件のお客様レビュー

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2010/11/29

毎週発表していたweb連載の作品。 というのを本を購入して読了してから知った...。 著者曰く "ちょうど今月44歳になるんですけど、44歳の誕生日に44本の短編がおさめられた本を出そうと思ったんです。そこで誕生日から逆算してスタートした" とのこと。 W...

毎週発表していたweb連載の作品。 というのを本を購入して読了してから知った...。 著者曰く "ちょうど今月44歳になるんですけど、44歳の誕生日に44本の短編がおさめられた本を出そうと思ったんです。そこで誕生日から逆算してスタートした" とのこと。 Webではヨコ組み、という制限もクリエイティビティに直結しているらしく、書体の変化等を使わないと決めることは、逆にそれを使うと同義ということ、なるほどです。

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2010/10/25

係長のツイートにつられて初めて名前を知ったのに、読んでみた。 不思議な浮遊感に覆われますね。 コレ、気分によっては嫌いになっちゃうパターンなのですが、 今回は大丈夫でした。

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2010/10/20

好きな話だ。 繋がっているようで、繋がっていない?やっぱり繋がってる? ゴールはどこにあるのか。着地点はどこ?そんなものを期待すべきではない?この物語は私をどこに連れて行くのか・・・

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2010/10/12

重厚な長編が多い古川さんにしては珍しい、44編からなる短編集。 4年4組の物語が、ほんの少しずつ浮かびかがってきます。 44編のお話が、繋がっているような、そうでないような。 線引きが曖昧なところも魅力になっているのかな? 私は割と好きです、こういうの。 とにもかくに...

重厚な長編が多い古川さんにしては珍しい、44編からなる短編集。 4年4組の物語が、ほんの少しずつ浮かびかがってきます。 44編のお話が、繋がっているような、そうでないような。 線引きが曖昧なところも魅力になっているのかな? 私は割と好きです、こういうの。 とにもかくにも、44歳おめでとうございます、古川さん。

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2011/08/01

学級新聞「4444(ヨーヨーヨーヨ)」を作っていた4年4組の子供たちの大人になった44個の物語。う〜ん。好きだと思ったのが3つ。う〜ん。

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2010/09/17

テレビで見て、エキセントリックな人だなぁとは思っていたけど、この本も私には理解不能。わかる人に教えてもらいたい。

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2011/09/04

現れては消え、つながっては途切れる。今まで読んだ中でも、掴み所の無さは第一級。約6割読んで挫折。おっさんには、ちと難しすぎた。もってるアンテナでは、作品が放つ電波を受信できなかった。残念。

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2010/09/04

44週に渡って連載された4年4組の話。 混沌としていて、頭がパーになりそうでした。 古川さんは今年44歳になられるそうです。 よって、★4つ。

Posted byブクログ

2011/07/16

2009年7月から今年の5月まで河出ウェブマガジンに44週にわたって連載された作品集。44個の断片的な物語が、凝ったタイトルの元に展開されていて一貫したストーリーはない。散りばめられた情報をつなぎ合わせていくと、その昔、ある小学校の4年4組に在籍した生徒たち、そして教師の語るさま...

2009年7月から今年の5月まで河出ウェブマガジンに44週にわたって連載された作品集。44個の断片的な物語が、凝ったタイトルの元に展開されていて一貫したストーリーはない。散りばめられた情報をつなぎ合わせていくと、その昔、ある小学校の4年4組に在籍した生徒たち、そして教師の語るさまざまな物語であることに気づかされる。 いつもの古川作品のようにリズムカルな韻を含んだ歯切れの良い言葉のオンパレードで、ついついページを先へ先へとめくっていくのだけれど、話題は外に向かうかと思えば内に向かい、未来に向かうかと思えば過去へ向かう。四方八方に放射される光のように、とりとめのない物語は収束するところがない。 どう解釈するかは読者まかせ。一つ一つの物語を哲学的に解釈するも良し、詩と割り切って言葉のリズムを楽しむのも可?誰かがこれは文学上のテロだと言っていたが、なるほど言い得て妙。

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2010/08/22

44歳の作家さんが書いたとは思えないくらいの厨二病ポエム的なノリ。 そういうものを解する年代が自分にもあったはずだけど、ちょっともう無理でした(笑) 短編が連なって、共通テーマを浮き彫りにしていく小説は、大概が綿密な計算によって構築されてるが、この小説はたぶん自己陶酔した勢いで...

44歳の作家さんが書いたとは思えないくらいの厨二病ポエム的なノリ。 そういうものを解する年代が自分にもあったはずだけど、ちょっともう無理でした(笑) 短編が連なって、共通テーマを浮き彫りにしていく小説は、大概が綿密な計算によって構築されてるが、この小説はたぶん自己陶酔した勢いでばんばん散文を書いてそこになんとなく共通テーマを入れたという感じで、小説として大変幼いが、それゆえに流れが読めないという新鮮さと面白さはあった。……かも。好意的に見れば。

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