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吉田拓郎 終わりなき日々 の商品レビュー

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2024/01/23

2009年に書かれた本。ツマ恋の話が懐かしい。拓郎がそこまで音にこだわっていたとは初めて知る。 意図的になんだろうが話を前後させるのは意味がない、というかわけがわから。

Posted byブクログ

2022/06/09

2003年3月に吉田拓郎は肺がんを宣告され、手術を受ける。その後、吉田拓郎はリハビリを重ね、フルオーケストラを率いた全国ツアーを大成功させる。その軌跡を描いたのが、「豊かなる日々 吉田拓郎」である。本書は同じ作者による、その続編にあたる。 「豊かなる日々」の後の吉田拓郎は、毎年の...

2003年3月に吉田拓郎は肺がんを宣告され、手術を受ける。その後、吉田拓郎はリハビリを重ね、フルオーケストラを率いた全国ツアーを大成功させる。その軌跡を描いたのが、「豊かなる日々 吉田拓郎」である。本書は同じ作者による、その続編にあたる。 「豊かなる日々」の後の吉田拓郎は、毎年の全国ツアーを行い、また、2006年には「つま恋」でのコンサートを成功させるなど、順調に音楽活動を続けていた。ただ、吉田拓郎は1946年生まれであり、2006年には60歳を迎えており、病歴を含め、体力的な衰えは否めない。そして、2009年には、吉田拓郎は全国ツアーからの撤退宣言を行う。本書は、前作の「豊かなる日々 吉田拓郎」以降の、吉田拓郎の様子を、取材と本人・関係者へのインタビューで綿密に記録したものである。 吉田拓郎は広島出身である。イメージとしては、広島からギター一本抱えて東京に出てきて、折からのフォークソングブームに乗り、「結婚しようよ」や「旅の宿」をヒットさせ、フォークソングの旗頭として位置づけられるという感じではないだろうか。 本書内の吉田拓郎のインタビューを読むと、上記のイメージが、本人の意図したものを大きく異なることに気がつく。吉田拓郎は、もともと、広島でバンドをやっていた。一人での演奏や弾き語りではなく、バンド指向が強い。また、音楽的にもR&Bから入っているなど、フォークソングをやっていたイメージは本人にはない。東京に出てきたのも、「フォークシンガーとして成功する」ためではなく、「音楽家として一人でも多くの人に自分の楽曲を聞いてもらう」ためであったという趣旨のことを、インタビューで本人は話している。確かに、デビュー以来、吉田拓郎は自らが作曲、時に作詞やアレンジまで行った楽曲・アルバムを発表し続けている。「つま恋」でのコンサート等、派手なイベントを行う人、というイメージもあるが、それは本人に言わせれば、その時のチャレンジの一つであり、イベントを行うこと自体を目的とはしていない。 私が吉田拓郎の歌をはじめて聴いたのは中学生の頃。その後、今に至るも自分のiPhoneの中には、吉田拓郎のアルバムが沢山入っており、濃淡はあるが、聴き続けている。ただ吉田拓郎について知っているのは、本人の曲と、時々マスコミに流れる本人についてのニュースくらいのものだった。本書を読んで、吉田拓郎という人について、更に親しみを覚えるようになったし、まだ聴いていないアルバム等も聴いてみたいと思うようになった。

Posted byブクログ

2021/08/05

『豊かなる日々』の続編という扱いの本書。 吉田拓郎が日本の音楽を変えて40年。 拓郎が決めた最終章への道。 改めて、吉田拓郎のステージを作り上げるエネルギーの凄さに驚かされます。 このまま終わらず、さらに今でも活躍し続ける拓郎には、本当に感謝です。

Posted byブクログ

2018/06/23

 同じ著者による浜田省吾ツアードキュメント『オン・ザ・ロード・アゲイン』を思わせる同行取材型ノンフィクション。吉田拓郎の生きざまに寄り添い、その折々に書いた原稿を集め、あえて時系列に沿わずに再構成。やや寄せ集め的な感じはあるが。

Posted byブクログ

2010/07/19

復帰後から最後のツアーまでの密着ドキュメント。関係者や吉田拓郎本人のインタビューを交えた充実の内容。体調不良と闘いながらツアーを進めていくのがつらくなる。荷物を一つおろし、これから終わりなき旅をどう続けていくか期待。

Posted byブクログ