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白鳥異伝(上) の商品レビュー

4.3

49件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    18

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2014/08/01

「空色勾玉」続編。ヒロイン遠子が伝説の玉の御統なんじゃないの??菅流はナニ者?楽しい、止まらんぞ。あ、コレは下巻かな。

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2014/03/31

感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201403/article_12.html

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2014/03/30

ヤマトタケル伝説を下敷きとしているファンタジー。 荻原さんは少女未満の少女を描くのがすごく上手だなって思います。 恋や世界を知って確実に成長していく様子がまぶしくてたまらない。

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2014/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(上下巻読了後の感想です) 壮大なスケールに繊細な人物描写が編み込まれた、日本神話の大河ドラマシリーズ。 終盤の遠子はまさに、地べたを懸命に走っていた白鳥が立派になって、大空へ羽ばたいていくような成長っぷりでした。一晩中余韻に浸れるような読書を、この年齢になってできるとは思わなかった!

Posted byブクログ

2014/01/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

空色勾玉よりも読みやすく、文章がどんどん上手になっていると思った。また遠子と小倶那、両方ともキャラクターが立っていて感情移入しやすい。特に小倶那は優しい子なのに周りの策謀に巻き込まれて故郷を滅ぼすはめになり、読んでいてとても辛かった。また遠子はポジティブで行動力があり、自分の力で何とかしていこうというのが好感が持てた。 続きが気になる。

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2013/11/12

離れたところにいるのに、お互いを想っている小具那と遠子がかわいいです!キャラも、二人とも強くて好きです。あと、角鹿や七掬もすきです(*´ω`*)

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2013/09/17

日本武尊を題材にした、勾玉三部作の第二弾。 この上巻では個人的に遠子の強気な性格と、目的を果たすために幼馴染・小俱那へと向くまっすぐな意志と複雑な感情が見どころ。

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2013/06/18

遠子と小倶那の関係って、作中よりもう少し年少の幼なじみの男女の方がしっくり来るかな。 おてんば女の子と、静かな男の子。それは、大人の見方であって、本人たちは男女の区別なんて考えもせずに、個人の性質の現われなんですけどね。 余計な雑音を入れて見ている、大人の視点です。 小倶那が剣...

遠子と小倶那の関係って、作中よりもう少し年少の幼なじみの男女の方がしっくり来るかな。 おてんば女の子と、静かな男の子。それは、大人の見方であって、本人たちは男女の区別なんて考えもせずに、個人の性質の現われなんですけどね。 余計な雑音を入れて見ている、大人の視点です。 小倶那が剣を手にしたところから、急展開。 血統の暗さの重みが、のしかかってきてしんどいです。 ヤマトタケル神話が下敷きってことは、悲恋になるんでしょうかね。 女になることを、意志の力で止めた遠子は、どうするのか。管流との出会いで、変化あるのかと思ったら、そうでもなさそうだし。 ただ、男と女の境にいる遠子は、神性を宿してしるということになるのかな?剣によって、神性を得た小倶那と戦うためには、必要なことなのか。 ハッピーエンドが、いいんだけどなぁ。

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2013/06/07

勾玉シリーズ二作目。 今作は小碓命(オウスノミコト)、ヤマトタケルの神話がモチーフになっているようです。 前作の空色勾玉でこの世界観にもだいぶ馴染んだのですぐ引き込まれました。面白い。 舞台は、前作空色勾玉が伝説となってしまうほど、時を経た豊葦原ですが、こちらでも神の存在は薄れ...

勾玉シリーズ二作目。 今作は小碓命(オウスノミコト)、ヤマトタケルの神話がモチーフになっているようです。 前作の空色勾玉でこの世界観にもだいぶ馴染んだのですぐ引き込まれました。面白い。 舞台は、前作空色勾玉が伝説となってしまうほど、時を経た豊葦原ですが、こちらでも神の存在は薄れたものの、輝と闇の末裔たちが存在し大蛇の剣や勾玉が継承され続けています。 ただそれぞれの持つ血の濃度というのでしょうか、そういったものは段々と薄れてきていたようで、実際大蛇の剣を手にとれる者はいませんでした。 が、まほろばの宮の大王とその妹の過ちにより生まれた小碓(小倶那)という少年が大蛇の剣の主となり再び豊葦原を滅すかの勢いで荒らしまくります。 その小碓(小倶那)と双子同然に育てられた遠子が勾玉を守る橘一族の巫女だということもあり、前作同様、二人の少年少女が物語の命運を握りますが、今作はもともと心が通い合っていた二人が離れ離れになっていくためこれからどうなっていくのかが気になって気になって... それにしてもどうしてこういつも弱い子ばかりが、大蛇の剣の主となってしまうのでしょうか...心が痛みます。いい方へ向かってくれるといいのだけど。 とにかく続きが楽しみです。

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2013/05/24

勾玉三部作の二作目となる物語。 荻原版ヤマトタケル…とのことだが、自分の記憶の中のヤマトタケルはオロチ退治に行く話ししか知らないので、蛇嫌いの小倶那とはいまいちイメージが結びつかず^^; だが、後に小倶那はタケルとなる。 それは、タケルの様な大碓皇子の影として生きる道を選んだせ...

勾玉三部作の二作目となる物語。 荻原版ヤマトタケル…とのことだが、自分の記憶の中のヤマトタケルはオロチ退治に行く話ししか知らないので、蛇嫌いの小倶那とはいまいちイメージが結びつかず^^; だが、後に小倶那はタケルとなる。 それは、タケルの様な大碓皇子の影として生きる道を選んだせいか? はたまた彼の本質だったのか…? 橘の大巫女は本質だと言ったが、私の中では遠子が知っている頭が良くて、優しくて、少し気弱な小倶那が本当の小倶那だと思う。 むしろ、『玉の御統』を求めて旅立った遠子が伊津母で出会った菅流の方がよっぽどタケルらしいのに……。 彼からはちっとも短命の気配がしないし、清々しいほど突き抜けた自信家振りが面白いほど心地好い(笑)。 とにかく───『大蛇の剣』の主となった小倶那を、遠子は本当に殺せるのか!? 二人の結末がとても気になるッ><

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