蝋人形館の殺人 の商品レビュー
バンコランの冷酷さ度数は低め。 ただしラスト近辺に少々それらしさを におわすような表現はちらほらと出てくる。 きっと読んでいても 犯行の全容なんかは間違いなく 浮かんでなんかこないでしょう。 ただしキーというか怪しい人物は一人おり、 その人が絡んでいるのは事実であります。 犯...
バンコランの冷酷さ度数は低め。 ただしラスト近辺に少々それらしさを におわすような表現はちらほらと出てくる。 きっと読んでいても 犯行の全容なんかは間違いなく 浮かんでなんかこないでしょう。 ただしキーというか怪しい人物は一人おり、 その人が絡んでいるのは事実であります。 犯人はカーらしい選び方。 なのでワンパターンに感じることでしょう。 いまいち決め手というか、舞台は面白いのだけれども 犯行の経緯といいそそることのあまりない作品です。
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アンリ・バンコラン・シリーズ オーギュスタン蝋人形館に入る姿を目撃されたあとセーヌ川に死体となって浮かんでいたオデット。オデットのの婚約者ショーモン大尉とオーギュストを調査中に発見された半人半獣サテュロスの蝋人形に抱かれたオデットの友人クロディーヌの遺体。引きちぎられた鎖の秘密。オデットのもう一人の友人ジーナ・プレヴォーの秘密。蝋人形館から秘密の通路を通って入る秘密クラブの正体。強請り屋エティエンヌ・ギャラン。秘密クラブに潜入したジェフ・マール。ギャランとジーナが語るオデットの死の秘密と秘密クラブを食い物にするギャランの計画。秘密クラブの新しいオーナーの正体。マリー・オーギュストが語る蝋人形のマーラーに刺さったナイフの秘密。蝋人形館で殺害されたギャラン。バンコランが語った真相と真犯人との賭け。 2002年2月25日再読
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