妖怪アパートの幽雅な日常(4) の商品レビュー

香月日輪【著】

2012/05/03

毎度毎度、シリーズの一冊ごとに自分に響く言葉があって、私にとってバイブルになってます。今回は主人公の修行の苦難の描写ですが、その姿には親近感が持てますし、感情移入出来て私も頑張れる、と励まされました！感謝感激です。

2012/04/14

飛んでしまったけど、気にしない。

コミュニケーション能力について、大人目線で書かれてる。
ヤングアダルト向けに書かれてるみたいやけど、これ読んでどう思うんやろ？

2012/01/30

2012年1月21日読了

今回の妖怪アパートは、後半少し考えさせられる話だった。
現代のコミュニケート不足や外見と精神的なバランスなど、現在問題になりつつあるようなものばかり。切り口が、すごく社会風刺っぽくて、おおごとではないのにすごく考えさせられる話だった。
こんな内容なのに、元は児童文学からだってのが素晴らしいと思う。
これを読む、子供たちにも"知って貰う"ってことが重要なんだなぁ。

2012/01/24

今回の主人公は夏休み中で、舞台はバイト先が中心。
そこでの若者のコミュニケーションの取り方のお話。
魔道書云々があまり出てこなかったのでとても良かった。
世を悟りきった善人とコミュニケーション不全の悪人しか出てこないのと、登場人物たちが「名言」みたいな感じでなんでも全部説明しちゃうのが気になるけど。
あと、骨董屋と古本屋の区別がつかない…。

でも2～3巻よりはずっと楽しく読めた。続きがあるみたいなので、こういう日常を舞台にしてお話が続いて行くといいな。
この本は漫画感覚で、空き時間に一気に読めるのがいいところ。

2012/01/14

有実の成長がすごい！！
最初は「ああああ、イライラする。」と思いながら読み進めてましたが夕士と知り合ってからどんどん成長して子供らしさを取り戻していく様子、プチのことも頭ごなしに否定するのではなく受け入れる。
素直な子供に戻っていく有実にただただ眩しいものを感じました。
成長する前の有実みたいな子、多いのかな？

2011/12/07

今回のテーマは耳が痛かった。
つい最近仕事中に想像力不足が故に失敗して、もっと考えて動かないとな、と個人的に反省したばかりだったので特に。

悩んだり失敗したりすることはあっても、それに気づいて考えたり足掻ける人間でありたいとこの巻を読んで思いました。
無関心、無感情にはなりたくないものです。

2011/11/08

バイトを中心にして書いてある。
若者のあり方について多く言及されてる。
訓示みたいなものを交えつつもさらっと読める内容で息抜きにちょうどいい作品だと思う。
主人公もどんどん成長してる。

2011/09/10

「妖怪アパートの幽雅な日常(４)」香月日輪
妖怪ライトファンタジー。特になし。

バイト先での大学生の心を開かせたり、自殺未遂の小学生を救ったり、
コミュニケーション力が大事ですよってことを繰り返し夕士が語っちゃいます。
…なんか物語の体を借りた作者の一人語りな感じがして印象良くないんだよなあ…
別に悪いこと言ってるわけじゃないんだけど。

夏休みの修行を経て、魔導士とししてレベルアップしました。

（…ここだけの話、ＧＳ美神の方が数段楽しめると思います）

星３つ。(3)

2011/07/22

『妖怪アパート』第４巻。
新米魔導士としても、普通の高校生としても、夕士くんレベルアップの夏休み。

そこに、世界に繋がる扉がある。それを知った彼は強くなった。
子供の視野は狭いもの。ネットやゲームで新世界を覗いているようにみえても、実は見ているのは目の前の画面なんだと気がつかないくらいに狭い。
扉がある。開けばそこには見知らぬ世界が広がっている。妖怪が飛び回るとんでもない世界かもしれない。それとも、誰かの心に繋がっているのかもしれない。それを知ったから、彼は扉を叩く。その扉を開けるための努力を惜しまないと決める。
視野を広げること、伏せた目を上げること、それだけで発見できる扉もきっとある。
エネルギーに満ちた青春期に、大切なことに気付いた夕士くんが
うらやましいねえと思います。

2011/07/20

３巻に続けて一気読み。
どちらの巻でも触れていたことだが、情報過多で現実の経験が追いつかないのに知識だけ手に入ってしまうことの不便さ。
年相応の情報ってあるんだな、と常々思わされる。