空白の叫び(中) の商品レビュー
"植物になりたい。"何も考えない 誰にも依存しなくて 誰とも言葉や心をかよわせないですむ植物になりたい"
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[BOOKデータベースより] それぞれの理由で、殺人を犯した三人は少年院で邂逅を果たす。しかし、人殺しのレッテルを貼られた彼らにとって、そこは想像を絶する地獄であった…。苛烈ないじめを受ける久藤は、混乱の中で自らを律し続ける葛城の精神性に強い興味を持つ。やがて、少年院を出て社会...
[BOOKデータベースより] それぞれの理由で、殺人を犯した三人は少年院で邂逅を果たす。しかし、人殺しのレッテルを貼られた彼らにとって、そこは想像を絶する地獄であった…。苛烈ないじめを受ける久藤は、混乱の中で自らを律し続ける葛城の精神性に強い興味を持つ。やがて、少年院を出て社会復帰を遂げた三人には、さらなる地獄が待ち受けていた。
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ついに少年院で接触する三人。 三人の邂逅は何を産むのか? 最後の数行までは実に緊張感をもっていた。 最終巻に期待。
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3人が少年院に入ってからの出来事と、出会うまで。 性描写が必要以上に卑猥で、眉をしかめたくなるような表現が多かった。 同じような表現、3人の心の内がダラダラと続いて、話を引っ張りすぎているように感じた。正直飽きた。
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退屈な日常の中で飼いならしえぬ瘴気を溜め続ける久藤。恵まれた頭脳と容姿を持ちながら、生きる現実感が乏しい葛城。複雑な家庭環境ゆえ、孤独な日々を送る神原。世間への違和感を抱える三人の少年たちは、どこへ向かうのか。少年犯罪をテーマに中学生たちの心の軌跡を描き切った衝撃のミステリー長編...
退屈な日常の中で飼いならしえぬ瘴気を溜め続ける久藤。恵まれた頭脳と容姿を持ちながら、生きる現実感が乏しい葛城。複雑な家庭環境ゆえ、孤独な日々を送る神原。世間への違和感を抱える三人の少年たちは、どこへ向かうのか。少年犯罪をテーマに中学生たちの心の軌跡を描き切った衝撃のミステリー長編。
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http://booklog.jp/users/amanjaque/archives/4167682044
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各々の理由から殺人を犯した3人の少年院での出会いと、そこでの苛酷な日々。それはまるで地獄だった。しかし、実際の地獄は、卒院後の方なのだった。更生し、社会復帰を願う3人に容赦なく降りかかる災難と苦難。それらが彼らを再度、結びつけることになる。
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第二部と第三部の前編。 第一部では接点がなかった3人が第二部で少年院という場で同じ境遇になる。 大人びて昏い久藤、葛城とぼっちゃん的だけど性格はあまりよくなさそうな神原。 普通の中学生なら、神原に近いのだろうとはおもう。 陰湿で理不尽な少年院の生活。この話の行き着く先がわからな...
第二部と第三部の前編。 第一部では接点がなかった3人が第二部で少年院という場で同じ境遇になる。 大人びて昏い久藤、葛城とぼっちゃん的だけど性格はあまりよくなさそうな神原。 普通の中学生なら、神原に近いのだろうとはおもう。 陰湿で理不尽な少年院の生活。この話の行き着く先がわからないまま、読み進める。 結局、いやなやつばかりが出てきた第二部がおわって第三部の前編。 これまた第二部同様、陰湿な展開が続く。ただ第一部に出てきた水嶋や英里と言った魅力的なキャラクターたちが物語を盛り上げる。 葛城の名もない義母がどうもこれから絡んでこないのか、さらりと過ぎてしまった。残念。新しいキャラクタの彩は萌える展開なのか? 第三部の続きも楽しみ。
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3部作の第2部。1部ではまったく接点のなかった主人公たちが、少年院で出会うことになる。 いや~この作者、人の悪意とか、闇とかそういうの書かせたらピカ一ですね。 あまりにもピカ一すぎて胸糞悪くなってきましたが・・・・w さまざま謎というか伏線を残しながら、第三部へ続くのです。 果た...
3部作の第2部。1部ではまったく接点のなかった主人公たちが、少年院で出会うことになる。 いや~この作者、人の悪意とか、闇とかそういうの書かせたらピカ一ですね。 あまりにもピカ一すぎて胸糞悪くなってきましたが・・・・w さまざま謎というか伏線を残しながら、第三部へ続くのです。 果たして今回はどのような顛末になっていることやら。
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14歳で殺人という罪を犯した3人の過酷な少年院生活と、少年院を出てからの序章。 少年院に入るのは罰ではなく、あくまで更生の為なんだが、これを読んでいると、一体どうなっとんじゃ?!と言いたくなる。まぁ、時代設定が10年ほど前なので、今は昔のお話なのかもしれないけれど。 小説だか...
14歳で殺人という罪を犯した3人の過酷な少年院生活と、少年院を出てからの序章。 少年院に入るのは罰ではなく、あくまで更生の為なんだが、これを読んでいると、一体どうなっとんじゃ?!と言いたくなる。まぁ、時代設定が10年ほど前なので、今は昔のお話なのかもしれないけれど。 小説だからこそ解き明かされる殺人者たちの「心の闇」も、現実の世界では誰にも理解されないままなんだなぁ。。。マスコミは面しろ可笑しい読み物にしか興味ないだろうし。こういう現実を前にして、更生なんか絶対ムリ!というのが本書の主張なのかしらん? (2010/9/8)
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