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万能鑑定士Qの事件簿(3) の商品レビュー

3.6

161件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    55

  3. 3つ

    66

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    2

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2015/09/26

人気ファッションショップで、ある日突然、売り上げが落ちてしまう。いつも英語は赤点の女子高生が、東大入試レベルのヒアリング問題で満点を取る。この奇妙な事象をともに陰で操っていたのは、かつてミリオンセラーを連発した有名音楽プロデューサー・西園寺響だった。借金地獄に堕ちた彼は、音を利用...

人気ファッションショップで、ある日突然、売り上げが落ちてしまう。いつも英語は赤点の女子高生が、東大入試レベルのヒアリング問題で満点を取る。この奇妙な事象をともに陰で操っていたのは、かつてミリオンセラーを連発した有名音楽プロデューサー・西園寺響だった。借金地獄に堕ちた彼は、音を利用した前代未聞の詐欺を繰り返していた。凛田莉子は鑑定眼と機知の限りを尽くして西園寺に挑む。

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2015/09/13

シリーズ第3弾。 元有名ミュージシャンで、音楽プロデューサーの詐欺疑惑を鑑定で追う話。 証拠をつかんだと思ったら、空振りだったりとなかなか掴めない話にやきもきしながら解決に進んでいく。

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2015/08/11

誰でも分かることであるが、実在のアーティストを題材にしたミステリーです。音を使ったトリックは新しいが、トリックとして注目できるのはそれくらいだろうか。それ以上に、犯人を追い詰めていく過程が面白い。刑事コロンボまでとは言わないが、ほぼ犯人が分かった上でのストーリー展開が上手いと思っ...

誰でも分かることであるが、実在のアーティストを題材にしたミステリーです。音を使ったトリックは新しいが、トリックとして注目できるのはそれくらいだろうか。それ以上に、犯人を追い詰めていく過程が面白い。刑事コロンボまでとは言わないが、ほぼ犯人が分かった上でのストーリー展開が上手いと思った。個人的には、犯人と二人で食事するシーンがスリリングで良い。「あー、それ食べちゃだめー」と思いながらページを進めていくと、最後には安全だった理由が説明される。かなりドキドキする。また、最後の方は描写が美しく読後感は良い。

Posted byブクログ

2015/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

んー。 ちょっと微妙。。。 音に関することなんですね。 つか、 「小室哲也」さん的な感じかな? ロマンチックな話だったり、 宗教か?! とか、 「凜田莉子」の純粋さに負けましたな感じですな!

Posted byブクログ

2015/06/21

展開がトンデモな方向に進むこともあるけど、それでも全部の布石を回収して、なるほどーとスッキリ。楽しくサクサク読めた!

Posted byブクログ

2015/04/13

音に関する知識やその他にもさまざまな知識がまた出てきた感じでした。過去に有名だった方々を連想させるような人物がキーパーソンだったので複雑な人は複雑かもしれませんね。

Posted byブクログ

2015/03/04

サラッと読めて面白かった。 確かに、特定の人を連想させるお話でした。 例えば、例のあの人をモデルとして描いてあったとして、 電話をかけた時のプッシュホンの音で番号を覚えられたり、やっぱりスゴイ人なんだなー、と再確認。 でも、そのとてつもない才能をよくない方に使って、遂には破滅して...

サラッと読めて面白かった。 確かに、特定の人を連想させるお話でした。 例えば、例のあの人をモデルとして描いてあったとして、 電話をかけた時のプッシュホンの音で番号を覚えられたり、やっぱりスゴイ人なんだなー、と再確認。 でも、そのとてつもない才能をよくない方に使って、遂には破滅していく。 その、お金を巻き上げるためのあの手この手が面白かった。 次のお話も楽しみです。

Posted byブクログ

2015/01/09

この本を読んである音楽家を思い出さない人はいるのだろうか?っていうくらい、読んでいる間中その人が頭の中をちらつきました。 相変わらず、莉子の知識の幅広さに感心しきりです。個人的に音のない花火が気になりました、見てみたい。

Posted byブクログ

2015/01/02

相変わらず壮大な話で、現実感がないと思う反面、水面下ではこういうこと考えてる人はいるのかもしれないなぁとも思ったり。事件になっていないものを含めたら、現実離れした犯罪計画って意外と世の中にあふれているのかもしれない。 作中の西園寺さんは、まぁ意図的なのだけれども、やっぱりTKを想...

相変わらず壮大な話で、現実感がないと思う反面、水面下ではこういうこと考えてる人はいるのかもしれないなぁとも思ったり。事件になっていないものを含めたら、現実離れした犯罪計画って意外と世の中にあふれているのかもしれない。 作中の西園寺さんは、まぁ意図的なのだけれども、やっぱりTKを想起させる。彼がそんな人だったのかどうかはわからないけど。 このシリーズは作品の展開もさることながら、散りばめられている雑学の幅広さが好き。へぇ〜って何度思うことか。ちょっとだけ賢くなった気分になれる。

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2014/11/15

図書館にて。 この巻からは一巻完結。とりあえず一安心。 音を使ったトリックでいくつかの事件を起こしつつ、その事件はある一つの思惑を成功させるためのものでしかない。その思惑というのがまた、自分勝手なもので、その成功の仕方もゲスの極みとしか思えない。犯人に同情するところはあれど、で...

図書館にて。 この巻からは一巻完結。とりあえず一安心。 音を使ったトリックでいくつかの事件を起こしつつ、その事件はある一つの思惑を成功させるためのものでしかない。その思惑というのがまた、自分勝手なもので、その成功の仕方もゲスの極みとしか思えない。犯人に同情するところはあれど、でもそのほとんどは自業自得。奥さんの言葉に早くから耳を傾けていればこんなことは起こらなかっただろうに…。 しかし、この音楽プロデューサー、って、あの人ですよね?きっと誰もが初っ端から連想出来る人物なだけに、大丈夫なんだろうか?と心配でならない。

Posted byブクログ