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万能鑑定士Qの事件簿(3) の商品レビュー

3.6

161件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    55

  3. 3つ

    66

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    2

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2018/10/12

今回は音を使ったトリック。音だけでなく、散りばめられた色んな場面での洞察力と知識にワクワク。ラストも暴かれるだけでなく、響さんが救われた気がしてよかった。

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2018/07/25
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人気ショップの売り上げ低迷と女子高生の成績急上昇。一見無関係の現象に一昔前の音楽プロデューサーが関わっていた。音楽プロデューサーのモデルはあの人かな。浮き沈みの激しい世界で過去の栄光にすがった悲しい姿にも思える。

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2018/06/13
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かつて一世を風靡した音楽プロデューサーの西園寺響。彼が企てた疑いのある「音を使った詐欺」を追う莉子。有名ショップの売上を落とし、劣等生の英語ヒアリングのテストを満点にする。彼の狙いは。 西園寺さんの奥さんがとてもかわいそうで切なくなった。最後の終わり方いささかあっさりだった感じ。

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2018/01/06

読書録「万能鑑定士Qの事件簿3」3 著者 松岡圭祐 出版 角川文庫 p144より引用 “ プロデューサーがアーティストを育てる といえば聞こえはいいが、実際にはスターに なりそうな逸材をいち早く見つけ、囲いこん で、人気がでてから作詞作曲による印税で儲 けることが目的だ。” ...

読書録「万能鑑定士Qの事件簿3」3 著者 松岡圭祐 出版 角川文庫 p144より引用 “ プロデューサーがアーティストを育てる といえば聞こえはいいが、実際にはスターに なりそうな逸材をいち早く見つけ、囲いこん で、人気がでてから作詞作曲による印税で儲 けることが目的だ。” 目次から抜粋引用 “ボイスチェンジャー  同一人物  分析結果  石打ち刑  百舌”  多方面に対する膨大な知識を駆使する美人 鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。  波に乗りつつある商業施設の中でも、良い 立地でオリジナルブランドショップを経営す る店主の元に、胡散臭い電話がかかってきた …。  上記の引用は、大物プロデューサーのとこ ろでのオーティションを見た、雑誌記者・小 笠原の胸の内。 音楽業界では、歌手よりも曲を作る側のほう が収入を得やすいようですね。大勢のアイド ルグループ等を見ていると、あの人達自身は あまりいい思いをしていないのかも知れない なと感じます。  登場する元売れっ子有名音楽プロデュー サーの書かれ方を読んでいると、あまりにも よく似た現実の人物がいて、その時代を知っ ている世代の人には面白さが大きいのではな いでしょうか。モデルとなったであろう人物 の作る曲が好きだった人は、少し寂しい思い を持ってしまうかもしれませんが。 ーーーーー

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2018/01/06
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音楽プロデューサー西園寺は、音を利用して詐欺を繰り返していた。莉子は鑑定眼と機知を尽くして西園寺に挑む。

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2017/10/02

目次:ボイスチェンジャー、ストアシック、編集部、万能鑑定士、レジカウンター、同一人物、プライバシー、ヒアリング、進路、HQ、分析結果、サウンドコンシエルジュ、セカンドライフ、過去の遺物、イベント、オーディション…他

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2017/04/19

かつてミリオンセラーを連発した有名音楽プロデューサーは今や借金地獄にいた。 彼は音を利用した前代未聞の詐欺を繰り返す。 凜田莉子は鑑定眼と機知の限りを尽くして詐欺に挑む。

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2017/04/09
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相変わらずさくっと読める一冊。 犯人の元ネタはまぁ小室哲哉でしょうね。 けど、大丈夫! 現実のTKは元気です。 GET WILDのアルバムも発売されたし。 前作に比べれば、謎解きも事件の規模は非常にコンパクト。 ただ音を使っての犯罪は非常に面白い部分でもあり、現実にできそうなので、うかうかしてられないという。 しかし、きっとそのうち莉子と小笠原は結ばれていくんでしょうが、小笠原のどこが良いのか、現時点では不明。 ただただ人が良いというわけでもないし…。 まぁおいおいわかるだろうし、続刊を早く読もう。

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2017/03/24

疲れているのだけれど、本が読みたい。文字を追いたい。出来れば軽く読めるもので。 と、考えた結果本書を読むことに決めました。 正しく今の私が求めていた感じの内容。 この話のモデルとなった人は、一世を風靡した かの有名なプロデューサーでしょうか。 露骨すぎて笑ってしまった。 たま...

疲れているのだけれど、本が読みたい。文字を追いたい。出来れば軽く読めるもので。 と、考えた結果本書を読むことに決めました。 正しく今の私が求めていた感じの内容。 この話のモデルとなった人は、一世を風靡した かの有名なプロデューサーでしょうか。 露骨すぎて笑ってしまった。 たまぁにあるんです。脳がやたらと疲れているのだけれど、どうしても本が読みたい時。 頭も心も疲れない本をひたすら読みたくなる。 読書家の皆さんも、そんな時ありますかね??

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2017/03/10

序盤では「音」に絡んだ謎を莉子が解き明かしていく。 売上のいきなり落ちた人気ファッションショップ。 英語が苦手な女子高生が取った満点のヒアリング。 どちらも同じ人間が関わっていることがわかるのだが。 ラストで知ることになる犯人の心情。 過去の栄光にすがっていただけではない。 その...

序盤では「音」に絡んだ謎を莉子が解き明かしていく。 売上のいきなり落ちた人気ファッションショップ。 英語が苦手な女子高生が取った満点のヒアリング。 どちらも同じ人間が関わっていることがわかるのだが。 ラストで知ることになる犯人の心情。 過去の栄光にすがっていただけではない。 その頃の輝きを、輝いていた自分を、取り戻そうと必死にあがいていただけなのでは?と哀しい気持ちになった。 「可哀相な人」だけれど、彼を理解し、いつも支え続けてくれた人がいる。 音楽家としての未来はもうないかもしれない。 でも、今までとは違うかもしれないけれど、明るい未来があるような。 そんなふうに思える結末でよかった。 莉子の「えっ、こんなことまで?」と突っ込みたくなるような知識の深さには驚く。 けっして驕らずに、でも懸命に謎と向き合う莉子のキャラクターは、このシリーズの最大の魅力だと思う。

Posted byブクログ