1,800円以上の注文で送料無料

万能鑑定士Qの事件簿(3) の商品レビュー

3.6

161件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    55

  3. 3つ

    66

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2021/02/02

「Qシリーズ」第3弾。万能鑑定士 凜田莉子に奇妙な事件が舞い込んだ。人気のブランドショップの売上が突然急落したり、成績の悪い女子高生が英語の追試で満点を取ったり·····なぜ·····。これはかつての有名音楽プロデューサーが「音」を利用して繰り返していた詐欺事件だった。 今回はス...

「Qシリーズ」第3弾。万能鑑定士 凜田莉子に奇妙な事件が舞い込んだ。人気のブランドショップの売上が突然急落したり、成績の悪い女子高生が英語の追試で満点を取ったり·····なぜ·····。これはかつての有名音楽プロデューサーが「音」を利用して繰り返していた詐欺事件だった。 今回はスッキリとした構成で読みやすい。莉子は相変わらず聡明で心優しい、物語のあちこちに散りばめられた雑学が為になり、読んでいて楽しい。今後も凜田莉子の動向が気になる。 雑学が身につく コージーミステリー。 ★★★★★ 5.0 「万能鑑定士Qの事件簿III」 目次 ボイスチェンジャー 7 ストアシック 14 編集部 20 万能鑑定士 27 レジカウンター 40 同一人物 54 プライバシー 61 ヒアリング 69 進路 78 HQ 86 分析結果 91 サウンドコンシェルジュ 100 セカンドライフ 114 過去の遺物 124 イベント 129 オーディション 135 リムジン 147 デッドライン 159 石打ち刑 170 空港 182 アチェ 187 報道発表 197 ローファー 204 レンタル率 213 本郷ストックハウス 218 カード 227 メモリーリセット 238 五十ミリグラム 247 百舌 256 フェードアウト 270

Posted byブクログ

2021/01/31

6年半ぶりにシリーズ第3巻を読んだ。今回は一巻完結。ボイスチェンジャーでの脅迫が、巧妙に仕掛けられた「音」を使った詐欺であることを見抜いた主人公・莉子。犯人が、かつて一世を風靡した音楽プロデューサーであることは分かったが、状況証拠のみで決め手がないというHow done it な...

6年半ぶりにシリーズ第3巻を読んだ。今回は一巻完結。ボイスチェンジャーでの脅迫が、巧妙に仕掛けられた「音」を使った詐欺であることを見抜いた主人公・莉子。犯人が、かつて一世を風靡した音楽プロデューサーであることは分かったが、状況証拠のみで決め手がないというHow done it な展開。気になったのは、この事件は主犯だけでなく、インターネットを使った詐欺行為や、クレジットカードからの違法な請求行為といった知能犯も関わっているはずなのに、その追及が描かれていないところが唯一の不満。

Posted byブクログ

2020/12/27

ある架空の音楽プロデューサーにまつわる謎を解き明かしていくストーリー。随所に出てくる鑑定士の見識と謎解きが面白い。「なるほど、そうくるか」という展開が続き、読んでいて飽きない。次巻以降もこの面白さが続くことを期待。

Posted byブクログ

2020/12/10

万能鑑定士Qシリーズ。 三巻は前二つよりスッキリしてたので読みやすかった! けど、某プロデューサーってモデルTKだよね??そうとしか思えんかったよ…

Posted byブクログ

2020/11/01

実在の音楽プロデューサーをモデルにしたような人物が、音やノロウイルスを使って人の行動を制御することでひと儲けを企てる。 そんなにうまく行くものかという疑念が頭から離れず、またTK氏がちらついて物語に集中できなかった。 我慢して読み続けると、いつか鑑定眼が存分に活躍する内容に変わる...

実在の音楽プロデューサーをモデルにしたような人物が、音やノロウイルスを使って人の行動を制御することでひと儲けを企てる。 そんなにうまく行くものかという疑念が頭から離れず、またTK氏がちらついて物語に集中できなかった。 我慢して読み続けると、いつか鑑定眼が存分に活躍する内容に変わるのだろうか。

Posted byブクログ

2020/07/22

かつて有名な音楽家だった彼はいま!?高い授業料を払った家族が得たもの。。 相変わらず莉子の観察眼はすごい。記憶の仕方だけでこれだけのことがわかるものなのか。

Posted byブクログ

2019/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ三作目、今回は音を使った犯罪に挑む 前作は事件のスケールが大きすぎて展開についていきにくかったけど、今作はすらすらと読めた ただ…ノロウイルスばらまいてもどうにもならんでしょ~って思った…

Posted byブクログ

2019/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

くどいけど、これは巧い~高校生の娘のいる父親が持ち込んだブランドバッグは全部偽物だった。浮いた金で母親は娘を一世を風靡した音楽プロデューサーが作る音楽系専門学校に入れる積もりなのだ。インドネシアのアチェに行く夫を心配する西園寺の妻は莉子や小笠原と現地のノロウィルス感染地でボランティアの医療行為をする夫を発見する。借金まみれの西園寺はどこで一発逆転を図るのか。ノロウィルスを持ち込んで、レンタルCDに塗布し、自分の制作したCDのランキングを上げる手立てだった。莉子に見透かされた西園寺は、無味無臭の毒物を妻に見せつけて、莉子を料亭に誘う~料亭の椀物の蓋に霧吹きで水滴って・知らなかった。小室哲哉だろうなぁ・モデルは

Posted byブクログ

2019/05/30

一冊完結だと、さすがに奥行きが少ないけど、今回も散りばめられた糸を綺麗に紡ぐストーリーにやられました。

Posted byブクログ

2019/04/16

今回は落ち目の音楽プロデューサーを中心に、ねずみ講や詐欺を解決する。もはや、鑑定士としての仕事は関係ないように見えますがそこは意外と絡んできますね。一冊完結なので3巻以降はどこから読んでも楽しめると思います。

Posted byブクログ