コミック版 告白 の商品レビュー

木村まるみ(著者)

2013/07/22

「コミック版」だから･･･という部分もあるかもしれないが、まとめすぎ・強引な感がある。
まだ、コミックも読んでない・原作も読んでないという人がいたら、なるべく原作を読むほうをお勧めする。

2012/07/29

湊かなえ『告白』のコミック版。

　Vol.１　告発
　Vol.２　犯人
　Vol.３　少年
　Vol.４　聖職

原作、映画版ともに面白かったので、軽い復習を兼ねてコミック版を。

あまり期待はしてなかったのだけど…やっぱりイマイチでした。
あの内容を、コミック１冊にまとめるのは、無理があるのかな。はしょりすぎ＆展開が早すぎ。ストーリー知らないと、話についていけないのでは？

ちなみにこの作品、原作小説ではなく、映画版のコミカライズなんだとか。

やっぱり、読むなら原作をオススメします。

2011/10/24

全1巻

湊かなえの告白のマンガ版。

原作の方は本屋さんで目にする機会も多く、
気にはなっていたけど、
マンガの方が手っ取り早いと思い読んでみたけど・・・・

マンガだけ読むと絶賛される理由がわからん。

小説で読んだらもうちょっとおもしろかったのかな、
と思った。

どっちにしろ、思っていた内容と全然違う話で
ビックリしました。

2011/06/05

小説の告白が好き過ぎて漫画も買ってしまいました☆しかし予想外に内容が薄すぎてつまらない。やっぱり小説でないと登場人物の気持ちが深いところまでわからないので物足りない。
でも…絵は割りときれいに書かれている気がする。。

2011/02/17

原作を読み、映画も観た。
このコミックは原作ではなく、映画の方のコミカライズだ。
読みながら疑問に感じたのは、原作も映画も目にしていない読者が、果たして内容を理解できるのか？というところ。
意外に薄いコミックだったので予想はしていたが、結構はしょられていた。
ポイントになる箇所のみピックアップして集めたようなものなので、内容を把握するにはこれで充分なのかもしれないが、いきなり場面が飛んだり、時の流れが戻ったりする。

映画の雰囲気は充分に出せているように思う。
松たかこさんが演じた、淡々としていて時に感情的になる森口先生。
そのまんまの森口先生が描かれている。

ただ、映画を観たなら、コミックは必要ないかな。
原作＆映画、または、原作＆コミックで充分。
そんな気がする。

2012/03/04

映画も原作も知らなかったので、
「あの話題作がどんな内容なのか？」というのが分かるのが利点。
漫画の内容には期待出来ないけど、
原作の話の面白さでなんとなく引っ張れるかな？
つっても原作知らないからコレが原作通りなのかもわかんないけど。

しかし、この作品の面白さや深みを堪能するなら、
こんな漫画じゃなく映画とか見た方がいいような気がするｗ

2010/12/24

電子書籍のコミックを初ダウンロード。松たか子主演で映画化されたということで気になっていたのだけれど、正直がっかりした......。

この作品で描かれている衝撃的なエピソードの多くが、現実に基づいているのは分かる。けれど、単に「現実」を伝えるだけの作品には不満が残る。どんな読み方をするかは読者の自由だけれど、「その現実の中に、作者は何を見出したのか」というメッセージがはっきりしていないように感じた。

確かに人間はぞっとするような復讐心に染まってしまうこともあるし、愛情の餓えから狂気に走ることもあるかもしれない。そうした人間の側面を、今を生きる私たちは嫌というほど知っている。

しかし、だからこそ、漫画を含む芸術や文化には「それでも人間は信じられる」という希望を取り戻せるような何かを求めたい。その点、この作品は読後の後味が悪すぎた。とくに子どもたちがメインキャストの物語だったからかも知れない。

2015/02/13

｢復讐を復讐でかえしてはいけない！｣と、愛娘を教え子に殺された主人公の女教師は、エイズ患者の夫に言われます。

相手が更生するまで、じっと待つことなんてできるのだろうか？と、私は思いました。

やはり女教師は、見事な復讐をします。
はじまりの舞台は、学校の中のひとつの教室なのだけれど、世間の人々の無責任さがよくあらわれている。

誰を信じていいのかわからない世間であってはならない。

2010/09/07

かなりショッキングな内容だと聞いていたので、衝撃を和らげようと、原作より先に、コミック版を読みました。
きれいな絵で、リアリティから遠いのが、臆病な心には助かります。
映画では、松たか子が悲しみに沈み復讐に燃える主人公の教師を演じていますが、コミックの絵からは、戸田菜穂が連想されて、彼女を想像しながら読みました。

映画のCMから、殺された教師の娘は、クラスの生徒かと思っていましたが、まだ小さい4歳の子供。そして殺したのは、少女だと思いきや、少年二人でした。
丁寧に描かれていますが、絵がきれいすぎて、子供の生々しい残酷さなどがあまり伝わってきませんでした。
でも、恐らくは原作と映画からのズレがないように配慮された、よくできた一冊だと思います。

殺人が殺人を生む悲劇。
愛しているはずの人を手にかけてしまう宿命。
読んだ後、あまりの衝撃に、すぐには動けませんでした。
これは、早いところ、原作も読んでみなくてはなりません。

2010/08/15

CMで流れる宣伝を見て、映画が気になっていた。
でも、映画館に行くまでの決心はなく、活字だらけの原作を読むのも少し敷居が高かった・・・。
そんな私が期待せず気軽に手にとったのが、この漫画。

マンガを読んで、ぶっとんだ話がとても面白くて、すぐ映画を観に行った。

話は映画とほぼ同じだったのでは？
マンガを読んでいたから、映画がさらに面白く楽しめたかもしれない。
映画の方がよりリアル感があって、観に行ってよかった。

内容は過激で重い。
評価はふたつにわかれるとおもうけど、
でもあの話は現実でもありえることだと思う。

今の子供たちは、とても不安定。
昔に比べるとはるかにたくさんの情報や自己選択に囲まれているのに、
子供にとって害となるものから守る盾になるものはない。
そんな現実を皮肉に表現した作品にも思える。