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現代ドイツの外交と政治 の商品レビュー

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2012/07/04

戦後のドイツ政治を、アデナウアー時代からメルケル政権まで、米英仏ソとの外交や東ドイツとの関係を混じえて分かりやすく説明しているので、現代ドイツの政治史を一通り知りたい方におすすめ。 特に二大政党のどちらか+自由民主党の連立与党が主流だったドイツ政治が、70年代の緑の党や00年代...

戦後のドイツ政治を、アデナウアー時代からメルケル政権まで、米英仏ソとの外交や東ドイツとの関係を混じえて分かりやすく説明しているので、現代ドイツの政治史を一通り知りたい方におすすめ。 特に二大政党のどちらか+自由民主党の連立与党が主流だったドイツ政治が、70年代の緑の党や00年代の左翼党の勢力拡大により、小政党ながらも政治を形成していくさまが面白い。 CDU・SPD・FDPなど党名が略称で何度も繰り返れるので、初めての人だと、どの党を指しているのか少々戸惑うかも知れないが、ドイツの政党はそう多くないのでこの本を通して慣れてしまうと良い。

Posted byブクログ