恋のトビラ の商品レビュー

アンソロジー(著者),石田衣良(著者),角田光代(著者),嶽本野ばら(著者),島本理生(著者),森絵都(著者)

2010/09/06

石田衣良、角田光代、嶽本野ばら、島本理生、森絵都の豪華な作家陣によるアンソロジー。
それぞれの作家さんがそれぞれの色で恋について書いています。
個人的には角田さんと島本さんの話が好きでした。
やっぱりこの二人の文章は好きです。
珍しく石田さんのはあんまり好きじゃなかったなぁ。
恋愛小説いいですね。ああ、恋がしたい(笑)

2010/08/28

短編集なのですごく読みやすかったです。
一番好きなのは"卒業旅行"かな。
やっぱり出会う人で人は
いろんな影響を受けるものだと思いました。
出会いは大切。
けど出会いの数だけ別れは増える。
それでも希望に胸はふるえる。

2010/08/15

石田衣良のは、オチもなくてよくわからなかった。島本理生と森絵都の作品が印象に残るかな、特に森絵都のはオチでびっくり。でもちゃんと途中で伏線張ってる。注意して読むと「？」って気がつくのかも。

2010/08/12

森絵都さんのお話にグッ…嶽本野ばらさんの作品も好き。どれもよかったけれど、こういう小さな”きゅん”を大切にしたいって思える、素敵な小作品集だった。人それぞれのfavorite storyを見つけられそうな一冊。

2010/08/12

amigoに借りたけど、ひとつ好きな話があって買っちゃった♪
作者見たら島本理生だった。
やっぱ、あたしはこの人が好きなんだなぁ(^▽^;)

2010/08/06

数々の恋の物語の短編集。好きな作家さんがいらっしゃったので、手にとりました。

どれも、展開は読めてしまいそうなほどに単純な話なのだけれども、その単純さが余計に恋に焦点をあてさせてくれる。凝ったストーリー展開も伏線もなく、ただまっしぐらに恋の起承転結を描いているので、かえって新鮮でした。
よく恋愛小説にありがちな、「だらだらとしている空気が続いているだけ」というものは一つも無かったのも、読んですっきりできて良かったです。

本当にベタなのだけれども、その空気の密度まで感じられそうなまっすぐな描写から、「初恋」が一番ぐっと心に届きました。なんてまっすぐなんだろう。これが、恋なんだ！と思い起こしてくれたようです。
情景描写が秀逸で、その空気に取り込まれてしまいました。本気で、主人公と一緒に思わず泣いてしまった。シンプルさが潔かったです。
島本さんはこの中で唯一他の作品を読んだことが無かったのですが、彼女の真摯な作品と出会えただけでもこの本を買って良かった。

あと、野ばらさんの作品も、ところどころ野ばらさんらしさがあるのにちょっと雰囲気が違って、「これはこれでいいなあ」と笑えてきました。

2010/07/31

好きな作家、読んでみたい作家ばかりだったので興味がありました。短い分物足りなさも感じましたが、あっさりしててよかったです。

2010/07/23

いろんな恋の形があって、それでもみんな、精一杯で、
『恋がしたいなー』と、思える作品ばかりだった。

どれが一番、とか決められない。
ただ、やっぱり石田衣良さん、角田光代さん、特に森絵都さん―は、流石だなと思った。

「本物の恋」。意外性と、現代風な視点がとても好みでした。

2010/07/21

色んな作家の作品が集まってる小説を買うのはたぶん初めてだったけど、なかなか良かった。個人的には、角田＞島本＝嶽本≧森＞石田、だった。

2010/07/09

5人の作家による恋愛アンソロジー。

悪くはなかったが、すごく良かったとも言えません。

読後の後味はわりと良かったです。