緑金書房午睡譚 の商品レビュー
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伏線を回収し切らずに謎を残した終わり方なので、続編ありきでしょうか? 古書店、下町、黒猫、異世界、、、と魅力的な設定です。 まるで白昼夢のような雰囲気を醸し出しているところは好みです。 シェークスピアやナルニアなどの絡み具合も良い塩梅。 ただ、主人公の不登校の理由が些か弱い気もします。 高校生にしては幼い様な気も。 クロさんのべらんめい口調はどうも神代教授が脳裏に浮かんでしまって困る(笑) とりあえず続編に期待しておきます。
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本好きな女の子と秘密だらけの古本屋の話。 ジャン・クロードが最後に美味しい所をもっていきましたね。
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読みごたえは十分、人物設定がある程度明確で読み進めていきやすいが、最後あたりが急ぎすぎている内容で残念。最後まで謎が不明確なままで終わった部分が多く、途中で読者が投げ出された感が強かった。
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古本屋さんの話。 古本、古書、古籍の違いを初めて知りました。 ほとんど古本しか読んでなかったからだと分かりました。 ナルニア国物語の日本版かつ現代版かつ子供一人かつ主にこちらの世界の話ということのようです。 本屋に猫はよく似合う。
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珍しい現象ではないが、電話機の着信音の説明で、「パッフェルベルのカノン」と書いてある。なんで「フェ」になるんぢや (-_-メ。(第四章,p.235)> Pachelbel ダメぢやん> 篠田真由美・編集者
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不思議空間にある緑金書房 不思議種族と関わる緑金書房 ヒナ子は 不登校中であったが、片親が イギリスに一年滞在するために 数少ない身内(?)の禄朗をたより 不思議古本屋に住まうことになり 不思議に巻き込まれるのでした
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高校を休学中の『比奈子』は父親がイギリスに行く間、亡き母の遠縁である古本屋に住み込むことになった。『緑朗』という冴えない青年が任されている『緑金書房』で、視線を感じたり夜にこっそりとお客が来ている気配があったりと秘密めいている。何も話してくれない緑朗に不満を募らせる比奈子の前に、...
高校を休学中の『比奈子』は父親がイギリスに行く間、亡き母の遠縁である古本屋に住み込むことになった。『緑朗』という冴えない青年が任されている『緑金書房』で、視線を感じたり夜にこっそりとお客が来ている気配があったりと秘密めいている。何も話してくれない緑朗に不満を募らせる比奈子の前に、『魔女』と名乗る少女が現れ・・・ 異世界ファンタジー。本文にも登場するが「ナルニア国物語」を意識していると思われるが、ほとんど『こちら』側の話しだし、魔女さんが意地悪なのか説明が少なくて不完全燃焼の感。 主人公の女の子も高校生にしては言動が幼い。中学生でも良かったんじゃないかな。
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表紙に惹かれて借りてきたけど、おもしろくなか・・・いや、私には合わなかった。 登場人物が好きになれなかった。
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古本屋+ファンタジーは好物ですが、展開がもっと早ければもっとよかった。謎がたくさん残ってるけど、明かされるのがいいか悩むところ。
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高校に通わなくなって数ヵ月。16歳の木守比奈子は大学教授である父が研究休暇でイギリス行きを決めたため、古本屋「緑金書房」に居候をすることに。その店を営む青年は亡き母の親戚だというが、時代遅れの格好をし、どこで寝ているのかもわからない。秘密めいたお店で手伝いをする比奈子は、ひとりになると不思議な気配や視線を感じるように…。本を愛する人へ贈る古書ファンタジー。(「BOOK」データベースより)
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