英米絵本作家7人のインタビュー の商品レビュー
エリックカールさん追悼特集で見つけた本。米国の作家だという認識はあったが、ドイツ出身の両親とともに幼少期にドイツに戻っていたとのこと。その中でブレずに絵やデザインに関連する仕事に携わってきたというところで、きっと人目を引く絵の才能があったのだろう。レオレオニさんに絵本の仕事をしな...
エリックカールさん追悼特集で見つけた本。米国の作家だという認識はあったが、ドイツ出身の両親とともに幼少期にドイツに戻っていたとのこと。その中でブレずに絵やデザインに関連する仕事に携わってきたというところで、きっと人目を引く絵の才能があったのだろう。レオレオニさんに絵本の仕事をしないかと誘われたエピソードがあり、そのときは実らなかったが後に絵本の道に進んだというのが面白かった。 その他読んだのはセンダック氏へのインタビュー。かいじゅうたちのすむところしか読んだことはなかったのだが、だんだん絵が大きくなっている(余白がなくなる)とか、当時は批判された本だったとか、すでにベストセラーになった後に読んでいると気づかない点があるものだと実感。幼少期にリンドバーグ事件という幼児誘拐事件に衝撃を受けたことが創作の根っこにあり、心の中にある、怯える子供である自分を落ち着かせるために誘拐が解決する話を書いているというエピソードが興味深い。
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各絵本作家のおいたちや、絵本にかくされた意図などを知ることができる。絵本作家とひとくちにいっても来歴はさまざま。絵本へのこだわりもさまざま。とはいえ自分が作品をしらない作家についてはあまり読む気になれず、適当読みになってしまいました。
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