世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上巻) の商品レビュー
2つの話が同時進行していて、片方の話に夢中になりかけたら、違う話が始まり、なかなか集中できなかった。が、不思議な話がだんだん気になりだしていく。
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なんという想像力! 紡ぎ出された架空の世界に、自分も足を踏み入れたかのような錯覚に陥る。 ノルウェイの森や初期の短い作品をいくつか読んで、とてもおもしろいとおもったが、この作品はそれらよりも壮大な物語で構成も複雑。先が見えないので、気になって下巻も読まざるを得ない。
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タイトルの「世界の終わり」に惹かれて買った。 全く予想のつかない展開にわくわくが止まらない。 はやく下巻を読みたい。
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初めての村上春樹。 評価がよかった本を初めに選んだけれど、面白かった。 グイグイ引き込まれたとゆうよりは ゆっくりいつまでも読んでたい感じ。 2つの物語はどう交わっていくんだろう。 下巻が楽しみです。
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再読終了。 前に読んだ時は、ワクワクドキドキで、「これだ!」と思ったけれど、再読すると、「こんなだっけ?」みたいな感じ。 ねじまき鳥の再読は、結構発見があったけど、やっぱり村上春樹は、第一印象の読了感を大事にすべき作家か。
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1985年発表。デビュー作から続いた「鼠」三部作完結後、かつ大ブレイクとなる「ノルウェイの森」以前に執筆されたという事実が、この作品を立ち位置を語っている気がする。因みに、村上氏本人はこの作品を自伝的な小説であると位置づけているらしい。 もはや現代においては「純文学」の象徴的扱い...
1985年発表。デビュー作から続いた「鼠」三部作完結後、かつ大ブレイクとなる「ノルウェイの森」以前に執筆されたという事実が、この作品を立ち位置を語っている気がする。因みに、村上氏本人はこの作品を自伝的な小説であると位置づけているらしい。 もはや現代においては「純文学」の象徴的扱いもされている春樹氏だが、デビュー直後は全くそうではなかったというのが面白い。なんでも、話によると80年代の春樹はチャラけた学生が読むような所謂「ライト」な作家として扱われていたのだとか。確かに、スカしている癖にやたらと女性と関係する主人公や、頻繁に音楽やインテリアの固有名詞を羅列する事でカルチャー気取りを演出している節にはそんな印象が読み取れなくもない。とはいえ、そうしたスカした部分を持ち合わせつつも、内面というものを丁寧に掬い取る文体が合わさる事で好き嫌いを生みつつも多くの人を引き付けてきたのだろう。
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村上春樹の代表作(と、私は思っている) 10年ぶりくらいで読み返してみたが、やはり面白い。 ひとりの計算士の「現在」と彼が作り出した「世界の終わり」 図書館、一角獣、壁、記憶・・・・共通するキーワードを秘めて、2つの世界が同時進行していくストーリーに引き込まれる。 自らの...
村上春樹の代表作(と、私は思っている) 10年ぶりくらいで読み返してみたが、やはり面白い。 ひとりの計算士の「現在」と彼が作り出した「世界の終わり」 図書館、一角獣、壁、記憶・・・・共通するキーワードを秘めて、2つの世界が同時進行していくストーリーに引き込まれる。 自らの脳が崩壊するとき、“わたし”が考えたことは、そして、「世界の終わり」に残ることを選択した“僕”の答えは正解だったのか?
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恥ずかしながら、初めての村上春樹。 評判のいい作品だったので読んでみました。 いやあ、面白かった! 序盤からずっと引き込まれっぱなし。 癖があって嫌いな人も多いようだけど、私は彼の文章すごく好きでした。 主人公は、特にハードボイルドの方の彼は、すぐ思考が変なとこに飛んでいってし...
恥ずかしながら、初めての村上春樹。 評判のいい作品だったので読んでみました。 いやあ、面白かった! 序盤からずっと引き込まれっぱなし。 癖があって嫌いな人も多いようだけど、私は彼の文章すごく好きでした。 主人公は、特にハードボイルドの方の彼は、すぐ思考が変なとこに飛んでいってしまう。それがすごく好きだった。誰でもそういうもんですよね? 彼のおかげで今の一人暮らしがぐっと楽しくなった気がする。自由っていい。 上巻はとにかくわくわくするストーリー展開と読ませる文章力に感動しながら一気に読んだ。
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「世界の終わり」と「ハードボイルドワンダーランド」の2つの物語が交互に進んでいく小説。 私が産まれる前に書かれた小説らしいけど、全く古くさくなくて不思議。 最初はわけがわからないまま読んでいって…読めば読むほど、続きは!?って気になっちゃう!!
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初めての村上春樹作品。 なんだろう、この感じは。 2つの奇妙な世界の物語が進んでいく。 しっかりとした描写がされているようだけれども、 描かれている世界をはっきりとつかむことができないまま。 中盤からいくつかの共通する単語が出てくるので、 いずれこの単語をキーに2つの物語が近...
初めての村上春樹作品。 なんだろう、この感じは。 2つの奇妙な世界の物語が進んでいく。 しっかりとした描写がされているようだけれども、 描かれている世界をはっきりとつかむことができないまま。 中盤からいくつかの共通する単語が出てくるので、 いずれこの単語をキーに2つの物語が近づいていくのかもしれない。 はたして、この2つの物語は交わるのか・・・ もやもやしてくる。だから、読み進みたくなる。
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