彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女 の商品レビュー

雪乃紗衣【著】

2013/03/06

縹家無双。
別名　リオウがガツーンと進化するの巻
頭の良い人はちゃんと頭使いましょうね。ってこと
「別にバッタ好きじゃないし」ってセリフになぜか萌える（笑）

うーん。再読2回目だけど、思惑絡みまくって、
ちょっと分かりにくいのだよ。
特に瑠花がなんで劉輝を半分認めないか。
このへん、ちゃんと説明あったけ？

2012/12/30

治外法権な縹家の宮で目覚めた秀麗。一方、外界は史上最大の災害「蝗害」が起きていて…彩雲国物語第16巻。

この本はどっちかっていうと（というか比べるものが他にないような気がしないでもないんですが)キャラクター重視な作品だと思うんですが、見目麗しいはずの男性陣が半分以上の巻数をダメ具合連発状況でいいんだろうか、とか。当初のラブコメ路線(？)から外れて、シリアス方向に走るのはいいけどそれにしては設定やら言葉づかいが中途半端でどうにも気になるな、とか。もともとデビュー作なんだからきっとここまで長くなる予定はなく、話を膨らませたら収集がどんどんつかなくなってきたよ、とか。いろいろ思うんだけど、あと2巻どうなるんだろう、どきどき。

2012/07/31

前巻の最後で秀麗が起きたので、この巻は秀麗活躍！
と思ったら…、いや、秀麗も活躍しているんだけれど、同時に都の様子や瑠花姫、珠翠の様子をはさんでいくので、全体のすすみはそれほどでもなかったかな、という感じです。
それでも、今まで謎だった部分がどんどんと解けていきます。同時に、新たな謎も現れたりしていますが…；；
このシリーズは、かなり長くなっているにも関わらず、その最初期に描かれた部分がこの巻や前巻あたりにつながっていて、あらためて壮大な物語だなーと感じした。
余裕ができたら、一巻目から読み直したいです。

2012/05/16

外界と隔絶された縹家の宮から出るには、大巫女・瑠花に会わねばならないため、秀麗は千里眼を持つ珠翠を探すことに。一方王都では、史上最大の災害「蝗害」が起きていて。

瑠花がかっこいい一冊。縹家の誇りと言った彼女にしびれました！
またいいところでおわっているので、早く続きを集めて読みたいです。

2012/04/21

2012.4.8読了。
ほとんどが都外での話。
いよいよ裏で仕組んで居た人の名前を春麗がしり、次回からその摘発、もしくは帝の防衛に都に帰る？

2012/04/08

瑠花姫が、縹家の誇りを取り戻す巻。
背筋を伸ばした女性ってのは、やっぱりカッコいいな！
珠翠は近いうちに縹家の大巫女となり、弱き者たちの最後の砦となるだろうな。

縹家のおかげで蝗の被害を最小限に抑えること、ひいては収束させることへの道が拓けた。
秀麗は、"外"に戻ることを決めた。
「やるべきことがあるから」と。

さて、この期に及んで、だけれど、王が万能である必要ってどこにもないのじゃないかと気づく。
上に立つ者に必要な素養は、如何に下の者の才能を活かせるか。
その人に任せる度量の広さ。「責任は自分が持つ」という自覚。
だとすれば劉輝が自ら東奔西走するのは、王の自覚が無さすぎる、と周囲のため息を誘うのも道理。今回、劉輝が旺季を蝗害対策のリーダーに据えたことは、深い考えがなかったにせよ、最上の対応だったと言える。
そう考えれば「最上治」と劉輝が後世に名を残す可能性もまた見えてくる。
前王時代が「最上治」とは、一度も言われていないのがその証拠じゃないだろうか。
私の考えが、間違っているか否かは、残り2巻の「紫闇の玉座」で解ること。

2011/10/30

シュスイ、助かってよかった～。
うんうんシュウエイ頑張ったね。
でもまさかそーゆー展開になるとは。
時の牢、そーゆー意味合いの場所だったのね。
うーんすごいわ。

そして、バッタ。
バッタ、こわい～！
なんつーかもうすごいことになってるなあ。
災害ってホントこわいし。
それに必死で対抗しようとするとこがまたみなさんすごいです。
これくらいの気概が今の政権にもみられたなら・・・。

レイシンちゃんはもう茫然自失状態ですなー。
結局ユウシュンはオウリさま派、なんだよな。
でもでも彼の願いって本当にソレなのか？
もうなにがなんだが。
多分もう一度レイシンはユウシュンに会うだろう。
けど何を言えるのかな？

2011/10/25

Twentieth book.

Getting more and more anxious... How is it all going to end? I'm counting down the days of when I'm able to purchase the LAST TWO BOOKS LEFT IN THE SERIES. Oh my god, I don't know if I can take the pressure.

On a happier note: I'm glad that Mr. 藍楸瑛 finally got to save his girl 珠翠. Now that I'm more used to the pairing, I find that they make quite a cute couple.

2015/12/25

縹家

珠翠救出に、楸瑛は時の牢へ…
秀麗・迅・リオウは蝗害対策を求め学術研究殿、隠者の塔へ…

迅の主君は旺季と判明
リオウの母は旺季の一人娘・旺飛燕姫、つまり旺季はリオウの祖父！

紅傘をさした巫女（縹家創始者）が現れ道標をくれる

楸瑛、珠翠を無事救出し合流
珠翠は瑠花の寿命が尽きるまで次の大巫女候補として補佐に
瑠花が「縹家の誇り」を思い出し縹家系全社寺を開放させる

朝廷

碧州牧・慧茄（けいな）事故死で工部侍郎・欧陽玉が臨時の碧州牧就任
碧門欧陽家出身・欧陽玉、愛する故郷の為ついに本気を見せる！！かっこいい

旺季、王に琴の手解きついでに三下り半つきつけ、紅州へ…

王と瑠花は、全てが間違いではないのにいつの間にか取り返しがつかなくなったという意味では似ているかもしれない

璃桜が変化していく
薔薇姫とともに変わらずにいた五十年、変わり始めた薔薇姫が去ってからの二十年、薔薇姫の死を知り一年の間考え続け、薔薇姫の娘に会い生まれて初めての涙でようやく薔薇姫を失った事を痛感し…薔薇姫の娘の二胡を聞き、自分が手解きした二胡の音だけはもっていってくれたのだと不思議に機嫌が良くなった。
璃桜の変化はこれからも続くのか…

2011/09/04

朝廷は蝗害にかかりきりですが、どうしても旺季の方が王に向いていると思ってしまって、劉輝の優しさが頼りなさすぎに見えちゃいます。

以前の巻で出てきていた、劉輝以外に王になれる人っていうので、旺季というのは分かってましたけど、リオウがなんで候補に入るのか分からなかったんですけどリオウの母親が旺季の娘となると、あー、そうかって。

瑠花もこれまで出て来ていた、単に性悪なおばちゃんじゃなくて、いろいろ考えた上で、縹家を守っていた人なんだなって思うと、見方が変わってきました。

縹家を味方につけることができたし、これで蝗害がおさまるといいんですけど、秀麗の身体も心配だし、何より旺季以外のもう一人の大官、（たぶん晏樹じゃないかなって思いますが）の動向が気になります。最後の方の黎深と志美の会話をみると、悠舜は劉輝側かなぁって感じもしてきましたし。