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女ともだち の商品レビュー

3.1

53件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

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  4. 2つ

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2024/02/04

軽く読める短編集。派遣で働く女性が主人公。 気が合う女ともだちっていいよねー。 「その角を左に曲がって」が1番好きかなあ。

Posted byブクログ

2023/06/27

5人の作家による女友だちのショートエッセイ。 ちょっと変わった女友だちの話が多かったけど、友達との付き合いや距離感がおもしろかった。

Posted byブクログ

2023/01/15

《海まであとどのくらい?》 「角田光代」 派遣時代に知り合った5人の女性。5年ぶりに再開したが。 《野江さんと蒟蒻》 「井上荒野」 結婚式の日取りが決まった、夏彦。 同じ会社の野江さんのお弁当に入っていた蒟蒻の炒り煮が、美味しそうだったので、婚約者の有紗に作ってもらうが、あまり...

《海まであとどのくらい?》 「角田光代」 派遣時代に知り合った5人の女性。5年ぶりに再開したが。 《野江さんと蒟蒻》 「井上荒野」 結婚式の日取りが決まった、夏彦。 同じ会社の野江さんのお弁当に入っていた蒟蒻の炒り煮が、美味しそうだったので、婚約者の有紗に作ってもらうが、あまり美味しくない。 《その角を左に曲がって》 「栗田有起」 海外事業部で働くひとみさんは、外国で働いた経験があるどころか、流暢に英語を話し、バリバリと仕事をこなしていた。 そんなひとみさんは、いつもからだのどこかを怪我していた。 《握られたくて》 「唯野未歩子」 30歳を目前にしたこぶちゃんは、30歳に寿退社する事が夢で、友人のやぎちゃんの旦那の親友とお見合いを兼ねた、東京湾での夜釣りに出かけた。 《エイコちゃんのしっぽ》 「川上弘美」 ある日、同僚で年上のエイコちゃんは「短いしっぽがあるんだ、わたし」と言った。 女ともだちは、恋人より、愛おしい。 私も、大切にしたい。

Posted byブクログ

2022/08/09

どのストーリーも全体にゆるやかな空気感で読んでてとても心地良かった。 どれも良かったけれど、「その角を左に曲がって」と「エイコちゃんのしっぽ」が特に好きでした。

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2020/09/08

面白かった。あっという間に読めた。 短編集で5人の作家さんが書かれています。 私が特に面白いと感じたのは、 【海まであとどのくらい?】角田光代 【握られたくて】唯野未歩子 【海まであとどのくらい?】は、大学のときの友達や前の会社の同期などしばらく会ってない友達と久しぶりに集...

面白かった。あっという間に読めた。 短編集で5人の作家さんが書かれています。 私が特に面白いと感じたのは、 【海まであとどのくらい?】角田光代 【握られたくて】唯野未歩子 【海まであとどのくらい?】は、大学のときの友達や前の会社の同期などしばらく会ってない友達と久しぶりに集まるとこんな感じだよね、わかるわかる、という感じ。 もちろんみんなそれぞれ住んでる場所も違って、独身だったり既婚だったり、専業主婦だったり仕事してたり立場もいろいろで。 会うまではよく分からない微妙な緊張を感じるけど会ってしまえば以前のようにみんなでワイワイおしゃべりができる。あの時こうだったよね!っていう話をして当時を懐かしんだり。 この雰囲気、なんか分かるなぁ、と思いながら読んだ。 【握られたくて】は、主人公の女性と紹介で出会った男性とのその後がすごく気になった。短編集ではなく単行本で読んでみたいと思った。

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2020/08/22

女ともだち というテーマで有名女性作家のオムニバス形式。派遣社員っていう裏テーマもある。この形式のおかげで各先生方の個性が出て、すごくイイんですね。 個人的には「握られたくて」がすき。

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2019/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(2019/4/9読了) 角田さんと川上さんがいたので借りてみた。井上さんは、自分勝手な事情から、読むことをやめているんだけど、これくらいならいいかなと。あとの二人は、アンソロジーでは読んだことがあるかもしれないけど、ご本人の本としては未読の作家さん。 どの方も力のある作家さんなのでしょう。短編なのに、長編のような満足感がある。上手い作家さんは、短編を読めばわかると、どこかで仕入れた情報を私は信じてる。 派遣で働いたことはないし、派遣さんと働いたのは遠い昔なので、そこらへんはよくわからないけど、どの話も目の付け所や表現、文章の組み立て方が素晴らしかった。 星がひとつ少ないのは、やっぱり井上さんはまだ無理だと感じたから。 (内容) 女ともだちは、恋人よりも愛おしい。人気女性作家たちが書き下ろした、それぞれの“女ともだち”。 人気女性作家による「派遣社員」作品集! 角田光代、井上荒野、栗田有起、唯野未歩子、川上弘美さんら人気作家5人が描く「女ともだち」の物語。共通テーマは「派遣」。 派遣先で出会った仲間たちの「その後」、派遣社員としてやって来た謎めいた人、30歳を迎えた派遣女子の「正念場」、憧れのキャリア社員の秘密を知った派遣、派遣先で知り合った男性から逃げた「あたし」……。 5人5様の「職場と人間模様」が女性作家らしい繊細さと大胆さで魅力たっぷりに描かれた小説集。 (目次) 海まであとどれくらい? 角田光代 《以前の同僚5人組・駆け落ちのその後 野江さんと蒟蒻 井上荒野 《不思議な契約社員の片思い? その角を左に曲がって 栗田有起 《やり手のアラフォー左側ばかりに問題が起こる 握られたくて 唯野未歩子 《美人の29歳寿退社を目論む エイコちゃんのしっぽ 川上弘美 《少人数の派遣会社・契約先での怖い経験

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2017/05/10

女ともだちって題名に惹かれて借りたけど、正直ハズレで全然面白くなかった。女ともだちより、派遣の日常って感じ。派遣は正社員より必死にならないとすぐに切られちゃうっていう切羽詰まった心境は凄く納得できるけど、(実際の私はそうだった)前の会社で派遣されてきた人は皆腰掛け的で、困難がある...

女ともだちって題名に惹かれて借りたけど、正直ハズレで全然面白くなかった。女ともだちより、派遣の日常って感じ。派遣は正社員より必死にならないとすぐに切られちゃうっていう切羽詰まった心境は凄く納得できるけど、(実際の私はそうだった)前の会社で派遣されてきた人は皆腰掛け的で、困難があるとすぐに辞めていったから本の描写との違いに違和感あった。 本のタイトルにそぐわないと思った井上 荒野さんの「野江さんと蒟蒻」が最後一気に不気味さを増して、とても印象に残った。 17/5/10

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2017/02/16

こういうのもいいな♪ すきな作家さんたちが、同じテーマでの短編集。 派遣社員さんで、女ともだち、の共通項。

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2016/10/26

最近、所謂お局的な、妙に押しの強い事務員さんが異動になって、今まで専門職しかいなかった職場がざわついてる。派遣社員さんたちのこの小説はその事務員さん思い出しながら読んだ。 事務職の人って、こんな感じで繋がってるんだなあ、と、不思議に納得。 すごーく感動した作品はなかったけど、最近...

最近、所謂お局的な、妙に押しの強い事務員さんが異動になって、今まで専門職しかいなかった職場がざわついてる。派遣社員さんたちのこの小説はその事務員さん思い出しながら読んだ。 事務職の人って、こんな感じで繋がってるんだなあ、と、不思議に納得。 すごーく感動した作品はなかったけど、最近、ちょっとした、ニュースにも心がザワザワしてしまうので、このくらいの軽さの小説がちょうど良かった。

Posted byブクログ