くじけないで の商品レビュー
110625朝日新聞 母1 13, 目を閉じて 14, 倅に1 18, 自分に 32, 神様 40, 風呂場にて 48, さびしくなったら 50, くじけないで 54, 九十六歳の私 57, 空 64, 思いで 2 80, 朝はくる...
110625朝日新聞 母1 13, 目を閉じて 14, 倅に1 18, 自分に 32, 神様 40, 風呂場にて 48, さびしくなったら 50, くじけないで 54, 九十六歳の私 57, 空 64, 思いで 2 80, 朝はくる 82, 年賀状 90, 倅が帰る時はさびしく悲しく無口になります 99, 倅と嫁さんと 104,
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「自分に」「あなたにⅠ」「くじけないで」などの詩が好きです。一世紀を生きる。自分は一世紀の半分以下しか生きていないので想像できないことだけど、柴田さんのように前向きで輝きのある人生を送ってみたいな。
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読んでいて、スッと自分の中に入ってくる詩。 そんな詩が数多く収められている一冊。 読んでいて、がんばろう!って思える本でした。
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深い 。でも軽やかで爽やかな内容。明治44年生まれの方のチャーミングな詩集。92歳から始めた詩が話題になって詩集になったそう。長い構成の詩は書かれていないが、出てきたテーマに沿ってメモ書きして朗読し何度も書き直し、一作品に一週間以上がかかるとか。 言葉の選び方や 何より詩の内容が...
深い 。でも軽やかで爽やかな内容。明治44年生まれの方のチャーミングな詩集。92歳から始めた詩が話題になって詩集になったそう。長い構成の詩は書かれていないが、出てきたテーマに沿ってメモ書きして朗読し何度も書き直し、一作品に一週間以上がかかるとか。 言葉の選び方や 何より詩の内容がとっても可愛らしい。「溶けてゆく」という詩のくだり、「ポットから注がれるお湯はやさしい言葉のようだ」はこの本そのもの。優しい言葉で柔らかい表現が多く、尚且つ揺るがぬものがあり真っ直ぐの芯が通っている文章。 昔お国のために死に急いだ若者と、今いじめを苦に自殺していく子供を、それぞれ嘆き哀れんだ「神様」という詩はどちらの時代も生きてきた人の言葉だからこそシンプルでありながら心にそのまま響く。「優しさを貰ったら貯金する 年金よりいいわよ」って内容の「貯金」という詩も又然り。 個人的に「思い出Ⅰ」が一番良かった。( 子供が授かったことを告げた時 あなたは 「ほんとうか 嬉しい 俺はこれから真面目になって働くからな」 そう答えてくれた 肩を並べて桜並木の下を帰ったあの日 私の一番 幸福だった日 )この詩の様に 歳を重ねても色褪せない、思い返す度に微笑めるような、幸福な思い出をたくさん作りたい。
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お年をめされてもおちゃめでかわいいっていうのが、すごくうらやましい。かわいいおばあちゃんになりたいって思いつつ、、、きっと意地悪ばあさんコースだな、とあきらめムードの私。。。
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90歳を過ぎていきていくことって想像できない。 なのになぜだか涙が出てくる・・・。 はっきりとは書かれていないけれど、言葉の端々から懸命に生きようとしているトヨさんの姿が見えてくる。 「くじけないで」というのは自分自身への励ましでもあったのかな。 「あなたへ」という詩が今の自分...
90歳を過ぎていきていくことって想像できない。 なのになぜだか涙が出てくる・・・。 はっきりとは書かれていないけれど、言葉の端々から懸命に生きようとしているトヨさんの姿が見えてくる。 「くじけないで」というのは自分自身への励ましでもあったのかな。 「あなたへ」という詩が今の自分にはとても励みになりました。
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気にはなっていた詩集ですが、 実際に手にとったのは、柴田トヨさんが逝去されたことを知ってから。 あたたかさ、やさしさや茶目っ気があったり。 心に響く詩がたくさんありました。 くじけそうなときに、また読み返したいと思います。 ご冥福をお祈りいたします
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先にTVドキュメンタリーで 柴田トヨさんの世界を知りました 本を開いた時 朗読していたトヨさんの声がよみがえりました 手にとった時の本の形や大きさ 活字の優しさなんかが 心地いい素敵な本です トヨさんのご冥福をお祈りしたいと思います
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百歳のトヨさんが九十九歳のときに出した詩集です。普段の生活での感謝や、息子さん家族への愛情がつまっています。トヨさんの言葉1つ1つにあたたかさと思いやり、ときにはちょっと厳しい言葉があって、あこがれます。
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2013/1/28 911.56||(3階文学) 1月20日、101歳で永い眠りにつかれた柴田トヨさん。 この本が出版されたのは98歳のときでした。息子さんのすすめで始めた詩作は90歳を過ぎてから。特別なことは書かれていないけれど、心温まる言葉の数々。 これが10代20代の詩...
2013/1/28 911.56||(3階文学) 1月20日、101歳で永い眠りにつかれた柴田トヨさん。 この本が出版されたのは98歳のときでした。息子さんのすすめで始めた詩作は90歳を過ぎてから。特別なことは書かれていないけれど、心温まる言葉の数々。 これが10代20代の詩だとしたら、話題にもならなかったでしょうが、人生の大先輩の言葉だからこそ、素直に聞ける気がします。
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