ゴンクールの日記(下) の商品レビュー
ゾラ、フローベール、サント=ブーヴ、モーパッサン……綺羅星の如く巨星たちが現れ、彼らの死が記録される。それは逆に言えば彼らがどう生きたかを記されるということであり、さながら日記というミニマルな形態に纏められた大河小説という趣をも感じさせる。荒川洋治のエッセイで触れられていたのを読...
ゾラ、フローベール、サント=ブーヴ、モーパッサン……綺羅星の如く巨星たちが現れ、彼らの死が記録される。それは逆に言えば彼らがどう生きたかを記されるということであり、さながら日記というミニマルな形態に纏められた大河小説という趣をも感じさせる。荒川洋治のエッセイで触れられていたのを読みこの『ゴンクールの日記』を読んでみたくなったのだけれど、読んだ甲斐はあったと思った。日記にハズレはない。ゴンクール兄弟の小説まで読みたいとは思わないが、ここからあるいは荷風『断腸亭日乗』のような日記文学を漁るのも手かもしれないな
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下巻突入! おもろいのでちびちびよんでまふ 7/16 ダラ読み終了!おもろかった 次はミシェル・レリスの『幻のアフリカ』ですかねー あ、厚い・・・(2冊分、平凡ライブラリー紙も厚いから、そう変わらないか)
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