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想い雲 の商品レビュー

4.2

366件のお客様レビュー

  1. 5つ

    120

  2. 4つ

    157

  3. 3つ

    44

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2022/10/26

みをつくし料理帖 第3弾。 少しずつ話が進んでいる。今回も面白かった。 和食っていいなぁ。こんなお店が近くにあったら最高だな!

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2023/08/20

「わからねぇかも知れねぇな。澪さんもご寮さんも、そりゃあ言うに言えない苦労しただろうがそれでもやっぱり情ってのに恵まれてただろうから。」 という又次さん言葉に共感。情に恵まれていた人には思い至らない感情があるということ。 珊瑚の簪、戻ってくるといいな。

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2022/08/01

優しさにあふれたつる屋の人間模様。苦難を乗り越えて成長する澪。戯作者、版元、小松原、又次、みうの脇役がいい味出しながらサポートして澪の成長を助ける。季節感に溢れ、描写も素晴らしい。初雁が飛ぶ透き通った青空が目に浮かびました。シリーズものながら前進している感じがとても心地よいです。...

優しさにあふれたつる屋の人間模様。苦難を乗り越えて成長する澪。戯作者、版元、小松原、又次、みうの脇役がいい味出しながらサポートして澪の成長を助ける。季節感に溢れ、描写も素晴らしい。初雁が飛ぶ透き通った青空が目に浮かびました。シリーズものながら前進している感じがとても心地よいです。大好き度❤️❤️❤️

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2022/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

二作目は移転後の日常風景を丁寧に描いてましたが、今回では富三の登場により本筋が少し動き出します。 こちらのシリーズ、全体的に時が経つのは早いのですが、物事が動くのはゆっくり。そんなところもリアルな人生って感じで好ましく思います。 澪ちゃんも恋心に気付いてきたし、これからがたのしみです。 個人的に、新キャラのりうさんが大好きです!

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2022/04/18

食当たりの汚名を被ってしまい、信用の大切さを実感する。 少しずつ、もとのつる家にお客様が戻りホッとする。 健坊が出奔から戻り、登龍楼に戻ることになりよかった。

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2022/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館で借りたもの。 澪の料理に感心した食道楽の坂村堂は、自らが雇い入れている上方料理人に是非この味を覚えさせたいと請う。現れた料理人はなんと、行方知れずとなっている、天満一兆庵の若旦那・佐兵衛と共に働いていた富三だったのだ。澪と芳は佐兵衛の行方を富三に聞くが、彼の口から語られたのは耳を疑うような話だった――。 シリーズ3作目。 「女が板場に入るなんて!」と言っていた廓の楼主の口を、実力でねじ伏せるさまがなんとかっこいいこと! 佐兵衛は騙されて借金を背負わされ姿を消したことが明らかに。 店の屋号や料理を真似されたりするが、澪はひたすら料理と向き合う。 今はあさひ太夫となった、幼なじみ・野江との再会。 『玉響と呼ぶのが相応しい、短く淡い再会だった』けど、2人の想いが伝わってきて…。 今回も、土用の「う」尽くしや鱧(食べたことない!)の葛叩きなど美味しそうな料理をたくさん堪能しました。

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2022/03/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ふきの弟、けん坊がいなくなってしまう事件がドキドキした。でも、その事件をきっかけに澪が、また料理人として成長するのもよかった。 又次さん、りうさんなど、回りの登場人物が物語になかなかいい味付けをしてくれている。 小松原さんの登場は少なめだが、料理人なのか?という身元がわかってきて、面白くなるのでは?と期待させる展開になっていきそう。次も楽しみ。

Posted byブクログ

2022/03/13

どんなことがあっても、季節を意識した美味しい料理を変わらぬ味でお客に提供するー。 芯の強い澪ちゃんは、可憐な花を咲かせるけど強い茎や根を持つ正に駒繋ぎのよう。 辛い時こそ食べる。 「食べる」は「生きる」だなぁと改めて実感しました。

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2022/01/11

みをつくし料理帖第3部は、つる屋の評判に便乗しようと屋号やメニューを真似する料理屋が続出。極めつけは旧店舗跡で同じ店名という真似っぷり、ところがその店が食中毒を出し、事情を知らない客が澪の店も敬遠する事態に…文庫本で1話65ページ前後でまとめる鮮やかな手際はまるでつる屋の魔法の献...

みをつくし料理帖第3部は、つる屋の評判に便乗しようと屋号やメニューを真似する料理屋が続出。極めつけは旧店舗跡で同じ店名という真似っぷり、ところがその店が食中毒を出し、事情を知らない客が澪の店も敬遠する事態に…文庫本で1話65ページ前後でまとめる鮮やかな手際はまるでつる屋の魔法の献立のよう。登場人物たちの心のやさしさにもらい泣き必至。

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2022/03/03

みをつくし料理 ③ 豊年星 「う」尽くし 芳の息子はどこにいるのか…。簪が戻りますように…。 想い雲 ふっくら鱧の葛叩き 野江ちゃんに大阪でよく食べた鱧を振る舞う!! 花一輪 ふわり菊花雪 偽物つる家なんかに負けないー!! 初雁(はつかり) こんがり焼き柿 ...

みをつくし料理 ③ 豊年星 「う」尽くし 芳の息子はどこにいるのか…。簪が戻りますように…。 想い雲 ふっくら鱧の葛叩き 野江ちゃんに大阪でよく食べた鱧を振る舞う!! 花一輪 ふわり菊花雪 偽物つる家なんかに負けないー!! 初雁(はつかり) こんがり焼き柿 ふきちゃんと健坊。健坊が家出したー!! 今回もどの話もおもしろかったよー!! 芳の息子の佐兵衛はどこで何をしてるのか、 野江ちゃんと澪との友情、 澪の小松原さまへのほのかな気持ち… どれを取っても気になるし、読みごたえがありましたー。 澪の料理への情熱がきちんとあるから、 つる家が困難にあっても、なんだか安心して読んでられる笑 澪ちゃん、頑張れー!!

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