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想い雲 の商品レビュー

4.2

366件のお客様レビュー

  1. 5つ

    120

  2. 4つ

    157

  3. 3つ

    44

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2024/06/30

今回も困難がいっぱい。佐兵衛と吉、澪と野江、健坊とふき、涙あり笑いありの切なく温かい物語。鱧ってそんなに美味しかったっけ。

Posted byブクログ

2024/06/18

みをつくし料理帖第三弾。 野江との再会やら佐兵衛の行方やらつる屋の偽物のとばっちりをくらう話やら今回も盛りだくさんです。 鰻もいいけど鱧の湯引きと天ぷらが食べたくなりました。

Posted byブクログ

2024/06/13

誰への想いが描かれるのか?高田郁さんの作品には「雲」がしばしば表現される。ひとつの乗り越えるボーダーのように思う。今回は何を想い、何を乗り越えるのか楽しみだ。 清右衛門が連れてきた坂村堂が澪の料理に感動し、連れてきた料理人富三、富三は元天馬一兆庵の料理人だった。芳の息子である佐...

誰への想いが描かれるのか?高田郁さんの作品には「雲」がしばしば表現される。ひとつの乗り越えるボーダーのように思う。今回は何を想い、何を乗り越えるのか楽しみだ。 清右衛門が連れてきた坂村堂が澪の料理に感動し、連れてきた料理人富三、富三は元天馬一兆庵の料理人だった。芳の息子である佐兵衛の行方を知る者でもあるが・・・。芳の、佐兵衛への強い想いと澪の佐兵衛を通じて料理への想いが交錯し、物語はより深く深くなってきた。 更に澪の幼馴染の野江(あさひ大夫)への想いも涙を誘う。人の繋がりが、人への想いが伝わって、自分に返ってくると思える。 ふきの弟の事も、何が大事なのかが描かれている。困った時に支えてくれる人たちが周りにいるのは、自らが自らの信念に基づいて、世の為、人の為に行動しているからだと思う。 想い雲、澪はまたひとつの雲を乗り越えたと感じる。驕りなく謙虚に誰を想って料理を作るのか、それは現代の生活の中でも一筋の道筋を示してくれていると気付かせてくれた。

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2024/04/13

これでもかと試練がやってくるつる家。料理屋として大切なことは何なのか。お客を呼び込むにはアイデアが必要であることなど、試練の中から工夫して美味しい料理を提供する。そして澪の切ない恋の相手の正体がわかる。これからどうなっていくのか、次の巻が待ちきれない。

Posted byブクログ

2024/03/13

シリーズ3作目も面白かった。 知らなかった料理方法とか試してみたいな。 個人的には又次が好きなので又次が出てくると嬉しい。

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2024/01/08

大好きなシリーズ。次々降りかかるむごい仕打ちにめげずアイデアでしのいでいきつつ、成長していく澪とつる屋。 再会シーンは嬉しくて泣きそうに。 いつか、いつの日か。 希望を捨てずに、できることを、目の前のことをしっかりと取り組んでいこうと思える。 次巻も楽しみ。

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2023/12/24

美し・旨し・嬉しの三方良しもいいけど、できることをきちんと全うしようとする姿勢が眩しい。友を、子どもを、姉弟を想う優しさに励まされる。

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2023/12/10

つる家の常連 戯作者・清右衛門が版元の坂村堂を連れてくる。坂本堂が雇っている料理人にも料理を教えてほしいと紹介されたのは、天満一兆庵の元料理人、富三だった。 みをつくし料理帖シリーズ第3巻。 行方知れずの佐兵衛の話にも少しだけ進展が。 今作も苦難に遭いながらも、人の想いが沁みる...

つる家の常連 戯作者・清右衛門が版元の坂村堂を連れてくる。坂本堂が雇っている料理人にも料理を教えてほしいと紹介されたのは、天満一兆庵の元料理人、富三だった。 みをつくし料理帖シリーズ第3巻。 行方知れずの佐兵衛の話にも少しだけ進展が。 今作も苦難に遭いながらも、人の想いが沁みる。 「想い雲」 白狐の「俄」行列の幻想的なこと!目に浮かんでくるような素敵なシーン。 「花一輪」のラストも素敵。罪作りだねぇ。

Posted byブクログ

2023/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

良い。 不幸な人達なんだけど、前向きに幸せを見つけて毎日生きている。くさらず、がんがろうと思わせられる。 想い人が料理奉行だと思わせられるくだりが出てきた。

Posted byブクログ

2023/09/25

夏の鱧は格別。でも、鱧がそんなに凶暴な魚とは知らなかった。 小松原さまとの関係にやきもきしてしまう。連絡手段がないから澪が待つしかなく、じれったさが募る。

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