極限脱出 9時間9人9の扉 オルタナ(下) の商品レビュー
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上下巻構成とはいえ、ゲームと比べると遥かにボリュームは少ない。 その少なさで、きっちり要点を押さえて成立させてるのは〇。 ゲームとは違う部分も多々あり、 上巻以上に小説版ならではのテイストを楽しめた。 特に特徴的なのは ・ノナの存在が目立っている ・サンタが「俺がゼロだ」と言っている(ゲームではゼロの参謀って言ってたはず) ・一宮が死ぬ ・茜が消えたり不透明な存在であることを真っ向から描いている ・結果、最後に茜と淳平は再開出来てハッピーエンド って所かなー。 特に茜がゼロっていうより、サンタがゼロっていう方がしっくりくるから、 このアレンジはいいかも。 ハッピーエンドの読後感もいいし。 結局サンタにこの計画を実行出来るための財政等があったのかが 気になるところだがw あと、レントゲン室の顔写真が張り付けてある人形を 「気味の悪い人形」というのは、全然アリだと思ったが、どうだろうかw 小説版は小説版の味があって良かったけど、 結局ゲーム版は越えられないなーって思っちゃったので、★3とします。
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ゼロがどうやって条件を作ったか。最後に彼を気にせずヒロインが来るのはどうか。でも、特殊条件を作り出した理由は納得。
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同名ゲームの小説化。下巻 バングル番号「9」の人物が爆弾により死亡してしまう中、他メンバーは協力し合い、ついに首謀者であろう「ゼロ」と対面するのだが、その人物は既に死亡していた・・・。 ノナリープロジェクト、製薬会社、9年前の少年少女連続失踪事件、明らかになるメンバーの正体。 ...
同名ゲームの小説化。下巻 バングル番号「9」の人物が爆弾により死亡してしまう中、他メンバーは協力し合い、ついに首謀者であろう「ゼロ」と対面するのだが、その人物は既に死亡していた・・・。 ノナリープロジェクト、製薬会社、9年前の少年少女連続失踪事件、明らかになるメンバーの正体。 果たして、真犯人の正体は?ゲームの本来の目的とは? 原作ゲームやってないのでよくわからないが、矢野龍王的というかSAW的というか、昨今流行りの脱出ゲームだった。 物語の構造と、終盤の展開は挿絵とも相まって、かなりウマイと思ったけど、緊張感を感じることがなかった。 それとあくまで私的にだけど、物語内の過去関連が非常にムナクソ悪くなって、違った意味で読むのが辛かったので、この評価。子供にやっちゃ駄目だょ~
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思えば講談社BOXって読むの初めてだった...。 想像通り読み難いサイズw。 で、下巻。やはりクロケンらしさっていうのが 作品全体から感じる事が出来なかったのが残念。 そもそも、オリジナルのゲームをプレイしてないので オリジナルのストーリーが分からない...って事に 気が付きまし...
思えば講談社BOXって読むの初めてだった...。 想像通り読み難いサイズw。 で、下巻。やはりクロケンらしさっていうのが 作品全体から感じる事が出来なかったのが残念。 そもそも、オリジナルのゲームをプレイしてないので オリジナルのストーリーが分からない...って事に 気が付きました。設定はともかくどこからが ノベルズ版のストーリーなのだろう? 幾つかのトリックや犯人は割と分かり易く最初の方で 提示されていたが、畳み掛ける後半の展開は ゲームのシナリオとしては成り立たないような気がするので この辺りがクロケン的解釈になるのかな? のめり込んで読むって感じではなかったけど、 講談社ノベルスで発売しても違和感ないような雰囲気で、 山田悠介以降のシチュエーションものより、やはり 1000倍くらい面白く読めるのは、設定の優劣ではなく 作家としての力量の有無なのでしょうねー。
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なかなか良くできているノベライズだと思う。 ゲームのラストよりこっちのラストの方がすっきりしていて好きだなぁ…。 きれいにまとまっているので面白かった。 さすがに最終ゲームのどきどき感は小説では味わえなかったけれど。
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