王国(その2) の商品レビュー
王国シリーズ第二作目。 日々、追われるように過ぎていく時間を、見つめ直そうと思えた。 押し付けでもなく義務でもなく、自然にしたくなる。そういう力のある物語。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
雫石が新しい世界に戸惑っている自分に気づき、それでも自分を取り戻し、新しい世界に馴染みつつある自分にも気付き、人との繋がりを感じていくところは力強い。 雑に開けてしまったテレビの話は納得。もっと日々の生活、丁寧に送らなければと思った。
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好きだ~。文章を読むというより、その雰囲気・空気・心を感じて 自分もその空間の近くにいるような気持ちになる。 『人間』の話なのに、果てしない広い宇宙・自然を感じる。癒されます。
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TVの話が、すごくよく分かった。自分も、もっと、色々なことをがさつにせずに、丁寧に生きていきたいと思えました。どんなものでも魔法になるというのも、本当にそうだ。そう思うけれど、なかなか自分をしゃんと保つのが難しい今に、この本に出会えてたぶんわたしも救われています。3巻も楽しみです...
TVの話が、すごくよく分かった。自分も、もっと、色々なことをがさつにせずに、丁寧に生きていきたいと思えました。どんなものでも魔法になるというのも、本当にそうだ。そう思うけれど、なかなか自分をしゃんと保つのが難しい今に、この本に出会えてたぶんわたしも救われています。3巻も楽しみです。
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『思わぬトラブルに巻き込まれ、火事によって住まいを失くした雫石は、占い師・楓の留守宅に住み込み、働き始める。しかし、退屈も人の権利と言いたげな都会暮らしに慣れるにつれ、山で身につけた力は鈍るばかり。心は不安にふるえる。一方、離婚した真一郎は、あらためて雫石に寄り添い、再出発の途を...
『思わぬトラブルに巻き込まれ、火事によって住まいを失くした雫石は、占い師・楓の留守宅に住み込み、働き始める。しかし、退屈も人の権利と言いたげな都会暮らしに慣れるにつれ、山で身につけた力は鈍るばかり。心は不安にふるえる。一方、離婚した真一郎は、あらためて雫石に寄り添い、再出発の途を探るのだった。懐かしい魂の輝きはどこにあるのだろう。『王国』第2部。』
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薄い一冊の中に、たくさんのことがつまってた。ばななさんが伝えたいことがすごい強い作品だった気がする。そのためのストーリーみたいな。
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「退屈」それが魔物の本当の正体なんだな、と私は気づいていて、でもじっとやりすごしていた。私に与えたえられているのは今このとき、今日一日だけ。そういうふうに。 ばななさんのこうゆう言い回しがとても好き 最後のおばあちゃんからの手紙が一番泣ける マルタ島に行ってヴィーナスを...
「退屈」それが魔物の本当の正体なんだな、と私は気づいていて、でもじっとやりすごしていた。私に与えたえられているのは今このとき、今日一日だけ。そういうふうに。 ばななさんのこうゆう言い回しがとても好き 最後のおばあちゃんからの手紙が一番泣ける マルタ島に行ってヴィーナスをあたしもみたい。
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アンドロメダ・ハイツよりは大きな事件もなく、全体的に穏やか。雫石の心の葛藤が興味深かったです。楓好きな私としては、少し物足りなかったかな・・・。 相変わらずよしもとさんを読むと妙なノルスタジーにひたっちゃってせつなくなる。
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両親世代からぽつりぽつり明かされる、大切な忠告をよむこころもち。 人生を、生きる上での呼吸みたいな。 まだわからない箇所はたくさんあるけど、頭の隅に置いとく。最悪になるまえに、思い返せたらいいけど。
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伝えたいところが見えてきたような気がするものの、状況設定にどうも共感できないため、ストンと収まらない。
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