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蔵書まるごと消失事件(1) の商品レビュー

2.5

30件のお客様レビュー

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2011/08/24

なんとなく手に取り、面白そうだなあと思って購入。 正直、思ったほどでもなかったかな、と言うのが感想です(笑) でも最後はちょっと良かったですね~ 生活ってのはどこであれ人が生活している所に生まれるって言葉にうんうん、とうなづかされました。

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2011/06/22

活字中毒者としてはイスラエルに共感できるところも多分にあるけれど、それ以上にこの人ウザい。まあそれを「愛すべき性格」と呼ぶか「ウザい」と切り捨ててしまうかってことなんだろうけど、私は後者だなあ・・・

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2011/04/25

かなり、読み進めるのが辛かった。特に読み始めは何度も読むのをやめようと思った。でも最後が気になって読んだ。やっと読み終わったな、って気持ちになった。

Posted byブクログ

2012/06/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公で司書・探偵役のイスラエルがとにかくさえない男。消えた蔵書をよろよろ捜索していくが、あちこちで「あ、イタタ」な捜査ばっかり。ミステリーというより、異文化の中に放り込まれた異分子がちょっとずつ周りに馴染んでいく、というお話でした。読書好きや図書館好きには(不本意ながらも)共感してしまう点が多々あり。本を友達に育ってしまうと、人づきあいが下手になってしまう人も多いんじゃないでしょうか。その点、失敗を含めてとても人間味のある主人公でした。ラストはちょっといい話な感じで終わって、読後感は悪くなかったです。

Posted byブクログ

2011/01/13

「図書館?蔵書が消失?これは面白そう!」と購入した一冊。でも、読み始めて数ページで「買わなきゃよかった」という後悔に変わったよ。 まず、主人公がウザい。 そして、登場してくるキャラクターのほとんどがウザい。ウザすぎる。 新天地で奮闘する主人公と、毒はあるけど憎めない人々のふれ...

「図書館?蔵書が消失?これは面白そう!」と購入した一冊。でも、読み始めて数ページで「買わなきゃよかった」という後悔に変わったよ。 まず、主人公がウザい。 そして、登場してくるキャラクターのほとんどがウザい。ウザすぎる。 新天地で奮闘する主人公と、毒はあるけど憎めない人々のふれあいストーリー、とかいうレベルじゃないんだよこれが。 主人公はクズだし、すぐ喚くし、何一つ好感が持てない。そこは最後まで変わらなかった。 余所者嫌いなのか知らんけど、非協力的で、陰気で、読んでいるコチラまで憂鬱な気分にさせてくれやがる脇役の皆様も同じ。 買ったからには!と最後まで読んだ。心を開いた脇役の皆様や、少しくらいは成長する主人公の姿が見られるんじゃないかって、わずかな期待も抱きつつ。 期待は裏切られるし、オチにも納得がいかんし、何だかな(´・ω・`) 題材は悪くないはずなのに、登場人物で台無しになる見本って感じ。続編出てるけど、買う気ないっす。 これから読んでみようかなって人がいたら、全力で阻止したい。

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2010/12/29

「生活というのは、どこれあれ、その人が暮らしているところにある。あなたにもそのうちわかるわ」 タイトルに惹かれて借りてみたのだけれど、、、 期待しすぎてしまったかしら!? 少々、登場人物たちに肩入れできず、残念な感じに・・・ 別に悪くはないのだけれど、登場人物たちが愛らしくない...

「生活というのは、どこれあれ、その人が暮らしているところにある。あなたにもそのうちわかるわ」 タイトルに惹かれて借りてみたのだけれど、、、 期待しすぎてしまったかしら!? 少々、登場人物たちに肩入れできず、残念な感じに・・・ 別に悪くはないのだけれど、登場人物たちが愛らしくない。 愛すべきキャラがだれもいない。 おそらく、主人公のイスラエルが愛すべきキャラになりつつあるのかもしれないけれど、イマイチ、その性格が好きになれない。 また、文化差なのか、アイルランドの人びとのキャラ理解もついていけなかった。。。 うぅーーーーん、、、タイトルが、タイトルがとても面白そうなのに、、、 ミステリとしても、なんとなくこんな方向かしらと思ったとおりなのでした。 日常の謎、、って程でもないかなぁ、、、 と言いつつ、次も一応読む気がします、多分。 【12/28読了・初読・市立図書館】

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2019/01/16

翻訳モノというとなんだか日本語がぎこちなくて、いまいち入り込めないな、という印象が強いですが、この本は翻訳がいい感じにこなれていてさくさく読めます。 内容的にはタイトルとは裏腹にミステリーではまったくないし(!)、物語の進行もきわめてだらだらとしていますが、作者独特のユーモアが...

翻訳モノというとなんだか日本語がぎこちなくて、いまいち入り込めないな、という印象が強いですが、この本は翻訳がいい感じにこなれていてさくさく読めます。 内容的にはタイトルとは裏腹にミステリーではまったくないし(!)、物語の進行もきわめてだらだらとしていますが、作者独特のユーモアがそこかしこにちりばめられていて、楽しく読み進められます。 ちょっと文庫にしては値段が高いのがつらいですが、続編も読んでみたいです。

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2010/10/31

どうしても、主人公に共感できなかった。かなりいらいらした。ぜったいグロリアに振られつつあるにちがいない。

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2010/10/20

謎の大きさにつられてすごいミステリーを期待して読むとあてが外れるけど、本好きにはちょっとぐっとくる結末が待っている。ただ、イギリスの小説ならでは、なのかな、このほんのり黒いユーモアに完全になじむのはぼくには難しかった。と言って切り捨てるには惜しいチャーミングなところもある作品。

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2010/10/13

小さいころから読書好き。ひたすら読書で人生過ごすと、知識はあるけど世間知らずな人間の出来上がり。身に覚えのある人、結構いると思います。このシリーズの主人公もそんな一人。念願の図書館司書になるべくはるばるアイルランドまでやってきたのはいいものの、待っていたのは図書館の廃止に分からな...

小さいころから読書好き。ひたすら読書で人生過ごすと、知識はあるけど世間知らずな人間の出来上がり。身に覚えのある人、結構いると思います。このシリーズの主人公もそんな一人。念願の図書館司書になるべくはるばるアイルランドまでやってきたのはいいものの、待っていたのは図書館の廃止に分からない言葉を話す住人たち、ユダヤ教徒は口にできない肉料理、とやっかいな問題ばかりです。一応ミステリなので本の捜索という謎は出てきますが、話のメインはイスラエルの成長です。いかに地元の人と打ち解けていくか。司書としての使命は何か。人々にとって本はどういう存在かを学んでいく。その結果やっと真相に辿り着ける。首謀者の言葉には達成感よりも責任を感じました。

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