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マーケティングマインドのみがき方 の商品レビュー

3.6

33件のお客様レビュー

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2012/02/09

ブーズ・アレン岸田さんのマーケティング本。 いわゆる古典的な「分析→STP→4P」という流れではなく、 古典的な手法はおさえた上で 著者独自のマーケティングの考え方を展開している。 ですので、やや中級的な位置づけでしょうか。 とても分かりやすい文章なので、 一見わかった気になっ...

ブーズ・アレン岸田さんのマーケティング本。 いわゆる古典的な「分析→STP→4P」という流れではなく、 古典的な手法はおさえた上で 著者独自のマーケティングの考え方を展開している。 ですので、やや中級的な位置づけでしょうか。 とても分かりやすい文章なので、 一見わかった気になってしまうのですが、 著者の考え・主張が「分析→STP→4P」の どこに位置しているのかを考えながら読むのが より理解が深まる本だと思います。 元パルコの人だけあって、 実例もファッションに関わることが多くて、 読む人を飽きさせない本でした。

Posted byブクログ

2012/03/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初心者向けの内容でとても読みやすいです。 ある程度、知識がある人には、もの足りない内容かもしれません。 ===メモ=== 「よく犯す間違いは、せっかく顧客を分けたのに、「やっぱりターゲットは広いほうがいいや」と思ってしまうことです。」 「うまいソムリエは、飲みたい気持ちにさせる口上をいいます。」

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2011/09/29

マーケティングという分野に興味を持っている方(未勉強)、 そしてマーケティングの勉強をちょっとだけ始めた方 これらの方にとってはよい教科書となるでしょう。 4Pだの4Cだの専門用語を知らずともマーケティングの考えとは どのようなものなのかを学ぶことが出来ますし、内容にも 企業の...

マーケティングという分野に興味を持っている方(未勉強)、 そしてマーケティングの勉強をちょっとだけ始めた方 これらの方にとってはよい教科書となるでしょう。 4Pだの4Cだの専門用語を知らずともマーケティングの考えとは どのようなものなのかを学ぶことが出来ますし、内容にも 企業の実例が多く載っておりますので非常に分かりやすく読むことが できます。 マーケティングを少々かじった方にとっても、教科書で学んだ難しい 専門用語だけでは実践できないことを実感するでしょう。 いかに現実に反映させることができるのか、をこの本で学ぶことができます。 さらに言うなら、マーケティングなんて分からん! でも売上をあげたい! という人にとっても学ぶべき所はとても多い本だと言えます。 営業職は必読ですね。  

Posted byブクログ

2011/06/25

ただそれだけを提供するだけでは、顧客には良さが分からないので「あなたはこれを買う必要がありますよ」という「買うための理由」を作り出してあげるのがマーケティング マーケティングとは、満たされていないニーズを満たすこと。人々が欲しがるもので、なおかつ人が提供できないものを探すこと。...

ただそれだけを提供するだけでは、顧客には良さが分からないので「あなたはこれを買う必要がありますよ」という「買うための理由」を作り出してあげるのがマーケティング マーケティングとは、満たされていないニーズを満たすこと。人々が欲しがるもので、なおかつ人が提供できないものを探すこと。そうすれば成功する(フィリップ・コトラー) →要するに、顧客を喜ばせつつ、差別化しないとダメ

Posted byブクログ

2011/03/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

知人に勧められて借りたマーケティングの入門書  マーケティングにも興味があったのでちょうど良かった  著者は、パルコから日本総研とかを経てブーズ・アンド・カンパニーっていう外資系コンサルに現在所属している人  そでの部分の紹介によると「知の編集作業」って言葉が出てきていることを考えると、この人も松岡正剛好きか!?  全然関係ないけど、松岡正剛さんの本も今度また読まなきゃ、だな  で、内容はというとマーケティングの技術、というよりはマーティングをする上での考え方を教えるための本(まあ題名通りだ)  以前の「あなたの説明はわかりやすい」と言われる本の感想でも書いたけど、これも構造が非常に分かりやすい  まず第一章の始めで、著者自身の「財布を落とす」という経験談で惹きつけておいて、第一章の他の項でこれから説明することの概略を匂わせている 「マーケティングマインド=顧客の視点」 理論よりも重要なのは普段からいかにマーケティング的な視点で物事を見ることであるとする「ストリートスマート」 「差別化」、 「時間の概念を加えたマーケティングマネジメント」 「「誰に、何を、どうやって」を常に考えること=4P」、 「顧客満足度」、 「あえて顧客の声に耳を貸さないこと」 などのことだ そして、それらの考え方を、表現を変えたり、以下の様な理論を具体例を元に紹介したりして説明している  理論については、  STPやブランディング、市場密着型と市場駆動型マーケティング、要因別売上分析、CRM、FSP、マーケティングROI、パーチェス・ファネル、プライシング、プライス・センシティビティ などを挙げていて  具体例では、 ユニクロとかダイソン、BMW、ユーミンとサザンやパルコ時代の自身の経験 などを挙げている    その上で、「現在、「モノが売れなくなっている」と言われているのは実はマーケティングの考え方そのものが、過去のやり方に縛られているせいなのではないか」と言ったことまで踏み込んで書いている  マーケティングがどういうものか、どういう考え方なのか、そして現在どうなっていくべきなのか、 なんとなく今まで自分がイメージで捉えていたものが分かりやすく、かつ理論や具体例を元に書かれていてためになる本だった  また、「面白そうだしマーケティングについても勉強しよう」、と思わせてくれるような本だった

Posted byブクログ

2011/03/20

新卒でファッションビルのPARCOに入社しマーケティング一筋、途中いくつかコンサル企業を経て独立している著者。 買う理由を提供する=マーケティングマインド という定義づけをして、マーケティングとは何か、マインドはどう磨かれるべきかをユニクロやBMWなどの著名な企業をケースに引...

新卒でファッションビルのPARCOに入社しマーケティング一筋、途中いくつかコンサル企業を経て独立している著者。 買う理由を提供する=マーケティングマインド という定義づけをして、マーケティングとは何か、マインドはどう磨かれるべきかをユニクロやBMWなどの著名な企業をケースに引き出して説かれている。「マーケティング?」と頭に?が浮かぶ人は最初に読むには優しく内容も充実した一冊だと思う。が、専門的に深堀たい人には物足りない。「へーそうなんだ」「ふーん、なるほどね」レベル。 ■学んだこと ・理論ではなく、ストリートスマート「路上の賢人」であれ ・定点観測では変化ではなく変化率をみる ・ブランディングを強めることのリスクに「顧客の高齢化」がある ・マーケティングマインドを磨きたかったら映画を見るべし!

Posted byブクログ

2011/02/26
  • ネタバレ

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マーケティングの第一歩とは顧客の気持ちが分かること。 顧客は限られたお金をどのように配分すれば自分が一番楽しめるのかを考える。直接のコンペティターのみに目を向けても無駄。 マーケティングとは満たされていないニーズを満たすこと。人々が欲しがるもので、なおかつ他の人が提供できないものを探すこと。そうすれば成功する。 今日本では生活が豊かになり、少子化が進行し、初めてどのモノに接するという顧客は減っている。

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2011/02/03

非常に参考になりました。 以下、自分用メモ。 初めてモノに出会う新鮮な顧客は減る。だから新しい顧客争奪戦になり、広告投資の効率は悪化する。従って何度も買ってもらうため顧客満足という視点が重要になる。 トレンドの波には、①非常に長い不可避のトレンド「大きな波」②時折起きる揺り戻...

非常に参考になりました。 以下、自分用メモ。 初めてモノに出会う新鮮な顧客は減る。だから新しい顧客争奪戦になり、広告投資の効率は悪化する。従って何度も買ってもらうため顧客満足という視点が重要になる。 トレンドの波には、①非常に長い不可避のトレンド「大きな波」②時折起きる揺り戻しのような小さな波「揺らぎ」③全く関係ないその場限りの流行「ノイズ」の3種類がある。 基本的に八方美人はありえない。 STPをしっかり取ることが大事。でも「購買関与度」が低い製品はそれでもいいかも。 しかし細分化の行きすぎ、ロジカルにSTPを分ける結果他社と似かよる限界がある。 製品やサービスの開発には①マーケットドライビングと②マーケットドリブンがある。 顧客の声を聞く再生の方法 ①売り上げ現象の要因は何か ②その要因を引き起こしている根源的要因は何か。 ③ブランドの潜在力はどのぐらいあるか ④潜在力を最大限に発揮させるにはどう改革すべきか マーケティングのROIを計測するのは困難。 従って、現在もある程度役に立っているという前提で、「改善」の視点で取り組む。 そのツールとし「パーチェスファネル」を利用する。 ①ブランド及び商品の認知 ②ブランド対する全体的な意見 ③購買考慮 ④購買意図 ⑤市場シェア と各段階における現象の割合を確認し、課題のある段階に適応したマーケティング施策に投資するという考え方。 これにより、目標が達成されているにも関わらず大量の投資をしているところから原資を引き上げ、より課題の大きいところへ投資することでROIを改善する。

Posted byブクログ

2011/01/30
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外資系コンサルファームで働く実務家による著作。 内容はタイトル通りです。 さすが実務家が書いているだけあって、日本のマーケティング書にありがちな現実離れした理論ガチガチの本ではなく、卑近な例もたくさんで非常に読みやすい。 あまりマーケティングになじみがないけど興味はあるという人には第一歩としていいと思います。 「マーケティングとは買う理由を与えることである」 「変化の兆候にいち早く気づくためには定点観測を続けるべき」 なるほど。一理あると思わされます。

Posted byブクログ

2010/11/22

所謂ガチガチなマーケティングを説くのではなく身近な企業を例に市場動向を読み解く力、マーケティングの考え方を教授してくれる良書。 ・ターゲッティングは欲を出さずに自分の得意分野を攻め続けることが大事。 ・ターゲッティングは綿密に。何を、誰に、いつ、どこで、どうやって? ・ブランド...

所謂ガチガチなマーケティングを説くのではなく身近な企業を例に市場動向を読み解く力、マーケティングの考え方を教授してくれる良書。 ・ターゲッティングは欲を出さずに自分の得意分野を攻め続けることが大事。 ・ターゲッティングは綿密に。何を、誰に、いつ、どこで、どうやって? ・ブランドマネジメント ・マーケットドライビング=BMW(顧客の声を聞かない) 所感としては、ホリエモンの言う通り「他人のマネをしても新規ビジネスにならない」ということ。

Posted byブクログ