薔薇だって書けるよ の商品レビュー
"「でも君の気を引こうとして…そいで あんな事言ったんだ… 離婚 するかい?」 「しないわ でも八朔さん もひとつ嘘あるわね」 「……………」 「覚えてる? ヤギのエサみたいなラブレター "僕らふたり一緒になっても 毎朝君に夢のようなプロポーズを捧ぐだろうーー...
"「でも君の気を引こうとして…そいで あんな事言ったんだ… 離婚 するかい?」 「しないわ でも八朔さん もひとつ嘘あるわね」 「……………」 「覚えてる? ヤギのエサみたいなラブレター "僕らふたり一緒になっても 毎朝君に夢のようなプロポーズを捧ぐだろうーー"」 「わーーっ や やめてくれ」"[薔薇だって書けるよ] 「薔薇だって書けるよ」 「オリジン・オブ・マイ・ラブ '98」 「日曜日に自殺」 「オリジン・オブ・マイ・ラヴ '09」 「遠い日のBOY」 「オリジン・オブ・マイ・ラヴ」 「晴田の犯行」 「薔薇だって書けるよ」が一番好き。
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絶妙な湿度と透明感のあるキャラクター。 「薔薇だって書けるよ」 素直さと可笑しさの奥にある孤独に気づかなければならなかった。 点子の着てるものがいちいち可愛い。 「オリジン・オブ・マイ・ラヴ」 これ私たちがすごく好きなやつだ…… 「晴田の犯行」 雨沢は晴田の心に雨を降らせる...
絶妙な湿度と透明感のあるキャラクター。 「薔薇だって書けるよ」 素直さと可笑しさの奥にある孤独に気づかなければならなかった。 点子の着てるものがいちいち可愛い。 「オリジン・オブ・マイ・ラヴ」 これ私たちがすごく好きなやつだ…… 「晴田の犯行」 雨沢は晴田の心に雨を降らせるから雨沢なのか。 負けるための装いとか、犯行とか、センスだなあ。
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空気感や登場人物の雰囲気がとても好きな一冊。初めて読んだ時は衝撃を受けました。言葉の一つ一つがキラキラと輝いて見え、何度も読み返したくなります。
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点子のテンは 天使のテンではなかろうか? 薔薇だって書けるよ オリジン・オブ・マイ・ラヴ 日曜日に自殺 遠い日のBOY 晴田の犯行
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絵柄的には、森薫さんや入江亜希さんを思わせる フェローズ(eb!)系で内容はしっかり恋愛漫画。 完全に新人離れした安定感とオリジナリティが あって、装幀もとても素晴らしくて総合点として ものすごく高いんじゃないかなと思う。 作品内容は、断然に表題作「薔薇だって 書けるよ」がいい...
絵柄的には、森薫さんや入江亜希さんを思わせる フェローズ(eb!)系で内容はしっかり恋愛漫画。 完全に新人離れした安定感とオリジナリティが あって、装幀もとても素晴らしくて総合点として ものすごく高いんじゃないかなと思う。 作品内容は、断然に表題作「薔薇だって 書けるよ」がいい。それ以外も出来はいいんだけど テーマがちょっと一般受けからはずれて、個人的には ツボにはまったのがあまりなかった。 装丁:平谷美佐子
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リアルに70年代を体験していない世代だけど、昭和の漫画と似た雰囲気は感じる。 時代が不確定な物語は、やっぱりどきどきします。
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『MAMA』の方を先に読んで売野さんの絵柄や話が好きになり購入しました。 作品集ということでいろいろな題材の短編が収録されていました。 その中でも特に好みだったのは『遠い日のBOY』と『晴田の犯行』でした。 『遠い日のBOY』は最後のページがコマ数の割にすごくこの話のかわいさが...
『MAMA』の方を先に読んで売野さんの絵柄や話が好きになり購入しました。 作品集ということでいろいろな題材の短編が収録されていました。 その中でも特に好みだったのは『遠い日のBOY』と『晴田の犯行』でした。 『遠い日のBOY』は最後のページがコマ数の割にすごくこの話のかわいさが伝わってきた点がとても印象に残りました。 『晴田の犯行』は打って変わって全体的に胸にささる言葉が印象的でした。なんというかキラキラ輝く青春に希望をもつ時代を終えた自分にはとにかく突き刺さる… 上記の二つを含めて全編どれも人物が際立つ話だったと思います。心の機微を描く漫画が好きな自分にはとても魅力的な作品でした。 ただ、やはり作品集なので絵柄にばらつきがありました。
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なんか、気になって手に取ってみた。 結構、好きです。 とくに「遠い日のBOY」というお話がとてもよかったと思う。 少し「星の王子様」に似ていると私は思った。 語り口が上手だな、ストーリーテラーという感じがする。 「晴田の犯行」は、自分にも多いに覚えがあるので、 安心するような...
なんか、気になって手に取ってみた。 結構、好きです。 とくに「遠い日のBOY」というお話がとてもよかったと思う。 少し「星の王子様」に似ていると私は思った。 語り口が上手だな、ストーリーテラーという感じがする。 「晴田の犯行」は、自分にも多いに覚えがあるので、 安心するようないたくなるようなそんな感じ。 これは、きっと何人かの人は経験していることなんだろう。 選んでいるコトバが詩的で、独特。 惹かれます。
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だいすきな絵柄。装丁がうつくしい。 お話は、心には残らない。 ただ、絵がだいすきなので一コマ一コマ読んでいて楽しかった。 古臭い雰囲気を感じていたけど、最近の作家さんらしい。狙ってこの古臭さをだしているならすごい。
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大好きな売野機子さんの単行本、遡って読んでいます。 どの短篇もたくさんの感情が詰まってて素敵でした。 むかーし、「ぶ〜け」というちょっと先鋭的な少女漫画誌があって、長年の愛読者だったのですが、売野さんの漫画のテイストは「ぶ〜け」を彷彿とさせます。懐かしくて新しい。 冒頭の表...
大好きな売野機子さんの単行本、遡って読んでいます。 どの短篇もたくさんの感情が詰まってて素敵でした。 むかーし、「ぶ〜け」というちょっと先鋭的な少女漫画誌があって、長年の愛読者だったのですが、売野さんの漫画のテイストは「ぶ〜け」を彷彿とさせます。懐かしくて新しい。 冒頭の表題作である、アスペルガー症候群(をモデルにしたと思われる)の幼妻と夫のすれ違いと愛の再興の話「薔薇だって書けるよ」からずっと胸をぎゅっと掴まれたまま最後の「晴田の犯行」まで一気に読んでしまいました。 どれも好きですが 一番を選べと言われたら、自殺してしまったバンドマンとファンの女の子が夢で逢う「日曜日に自殺」、タイトルと設定に反してなんといういじらしくて可愛いお話だろうか!
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