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漂泊 の商品レビュー

3.3

42件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

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2013/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

よく考えなくても4巻。 3巻を飛ばしてしまった。しかし、まぁ支障はない。 今回は失踪人が物書きさんだったせいか、なんとなく親近感がわく。 そう、物語のアイデアを出すのも、物語を書き上げるもの大変だと思う、とかそんな感じで。 堂場さんの話は安定していて読みやすい。 中年おじさんの心情がわかりやすく感じるのもなんだかだけど、でも明神は変わらず可愛いわ。うん、なんかね。 井形もどうなるのかな。 主人公高城がだんだんと人生に復帰してきたことを感じる。 でもこの話、どう持っていくのだろうかなぁ。

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2013/03/11

シリーズものって、どうしても続きを読んでしまいますよね。でも安定した面白さがある。作中のミステリーに対するいろいろな登場人物の考えや作家の心理等、この作者の心情の苦悩の欠片でしょうか。

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2012/09/13

#読了。警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ第4弾。チームで飲みに行った直後、明神が火災に巻き込まれる。そこには身元不明の2人の死体。作家が巻き込まれたのではないかと、捜索するものの。。。編集者とのやり取りの中に出てくる、小説家の現状は興味深い。実体験なのだろうか?

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2012/03/18

シリーズを逆走してしまっているのですが、これは結構面白かった。失踪者を探すはずなのになぜか殺人事件から始まり、それが偶然失踪者に結びついていく。小説家が重要なカギをにぎるのだけど、そのあたりのカラクリも結構引き込まれる感じ。主人公の子供の失踪は、なんとか早めに結末を描いて欲しいけ...

シリーズを逆走してしまっているのですが、これは結構面白かった。失踪者を探すはずなのになぜか殺人事件から始まり、それが偶然失踪者に結びついていく。小説家が重要なカギをにぎるのだけど、そのあたりのカラクリも結構引き込まれる感じ。主人公の子供の失踪は、なんとか早めに結末を描いて欲しいけど。

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2012/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ビル火災のバックドラフトに巻き込まれ負傷した明神。鎮火後の現場からは、殺しの痕跡のある身元不明の二遺体が出た。犯人による隠蔽目的の放火だったのか。傷つけたれた仲間のため、高城は被害者の身元を洗う決意をする。調査の中で、ひとりは捜索願の出されていた作家ではないかとわかり、事態は思わぬ方向に進んでいく。

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2012/07/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

堂場瞬一は期待を裏切らない。 いつものように心地好く引き込まれて読了。ややあっさり気味ではあったが、十分楽しめた。 作家の“産みの苦しみ”や才能の涸渇への不安が重厚に語られたこの作品……、もしかして、堂場さん本人の“心の叫び”も盛り込まれているのかも? なんて、考えてみたりして(笑)。 2012.02.02.了。

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2011/10/23

シリーズ3作目です。今回は相棒の愛美や醍醐と一緒に酒を飲んでたら、 突然愛美がバックファイヤーで飛ばされて脳震盪を負うところから始まります。 そこから物語はノンストップで進んでいく、かなり面白い作品でした。 でも、失踪者の藤島は、作者そのものなのかな?です。 これ以上書くとネ...

シリーズ3作目です。今回は相棒の愛美や醍醐と一緒に酒を飲んでたら、 突然愛美がバックファイヤーで飛ばされて脳震盪を負うところから始まります。 そこから物語はノンストップで進んでいく、かなり面白い作品でした。 でも、失踪者の藤島は、作者そのものなのかな?です。 これ以上書くとネタバレになってしまいますので、このヘンで…。 主人公の高城はもうかなりリハビリも済んで、まさに敏腕刑事です。 その相棒役の愛美も、希望通りの敏腕刑事として充分にやっていけるのかな?というかんじです。 それなのに、何故まだ失踪課にいるのか?っていうところがやや謎ですね。 それに室長の真弓も、その上昇志向のわりに、まだ今の地位のまま、っていうところも、なんとなくシリーズを続けようとして続けているっていうかんじがしてしまいます。それがシリーズだと言ってしまえばそれまでなのですが、鳴沢シリーズのように、一回一回、その状況が変化していくってところもあっていいのかな?と思ってしまいます。 それとも『太陽にほえろ』みたいに、同じ状況で違う事件を次々に片づけていくっていうパターンを狙いたいのかな?とも思いますが、せっかく小説なので、ある程度、『時間』ってモノを見せて欲しいなぁとも思ってしまうのでした。 主要な登場人物に作家を持ってくるっていうのは、結構しんどいことだと思います。 そこに自分の心とかが出てしまうと思うのですが、どうなんでしょうか? これだけの作品を描くっていうのは、絶対好きじゃないと描けないと思うのですが…。 まぁそこらへんを想像してみるっていうのが読者の特権なのかな?と思います。 とにかく、やっぱり安心して楽しめるシリーズだっていうのは間違いありませんね。 堂場舜一作品はストックしてありますので、まだ楽しめます。 結構多作な作家さんでもありますので…。 よかった、よかった。

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2011/07/27

ビル火災のバックドラフトに巻き込まれ負傷した明神。後から2体の焼死体。。出だしから今回面白いんじゃないかと思ったらやっぱり面白かった♪失踪者は名の知れた小説家。作者は自分の鬱憤をちょこっと書いちゃったんじゃないかな〜と考えると笑えました。

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2011/06/04

ビル火災のバックドラフトに巻き込まれ負傷した明神。鎮火後の現場からは、殺しの痕跡のある身元不明の二遺体が出た。犯人による隠蔽目的の放火だったのか。傷つけられた仲間のため、高城は被害者の身元を洗う決意をする。調査の中で、ひとりは捜索願の出されていた作家ではないかとわかり、事態は思わ...

ビル火災のバックドラフトに巻き込まれ負傷した明神。鎮火後の現場からは、殺しの痕跡のある身元不明の二遺体が出た。犯人による隠蔽目的の放火だったのか。傷つけられた仲間のため、高城は被害者の身元を洗う決意をする。調査の中で、ひとりは捜索願の出されていた作家ではないかとわかり、事態は思わぬ方向に進んでいく。書き下ろし長篇第四弾。(中公文庫より)

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2011/03/07

偶然遭遇したビル火災の現場から殺しの痕跡のある身元不明の2つの遺体。捜索願の出されていた作家に繋がる手懸りも見つかったんだが・・・ 「普通の人間なら、あんなことになる前に、何か解決策を得ていたはず」(本文より引用)だったお話なんだが、最後の最後でそんな事云われてもなぁ・・・の感...

偶然遭遇したビル火災の現場から殺しの痕跡のある身元不明の2つの遺体。捜索願の出されていた作家に繋がる手懸りも見つかったんだが・・・ 「普通の人間なら、あんなことになる前に、何か解決策を得ていたはず」(本文より引用)だったお話なんだが、最後の最後でそんな事云われてもなぁ・・・の感。 (2011/3/5)

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