金曜のバカ の商品レビュー

越谷オサム【著】

2014/09/14

この本の中で一番気に入った話は「星とミルクティー」。
寒い夜にあったかいミルクティーって組み合わせだけで、もう最高なのにそこに流星群まで登場しちゃうなんて！
タイトルから内容まで全部素敵でした。

2014/04/22

うーん、タイトルから想像していた半分ぐらいの面白さの
内容だった。短編集で思春期の話が多くて、思春期の話が
あるのはいいのだけど、ほとんどの話がそればかりで、
頭の中にお花が咲きそうな感じだった。

そんな短編集の中で、清涼剤としての存在が、
「星とミルクティ」と「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」のあたり。
特に、２つ目はこの短編集の中ではピカイチで、
この話だけはもう一度読んでみたいと思う。

2013/10/05

短編集。
表題作は合気道の初心者の女子高校生がストーカーに対して技を決めるために努力する話。なんと。

2013/08/06

短編集。
「金曜のバカ」には騙された。なんだー、そうじゃなかったんだー、みたいな。さわやかなのかおばかなのかよく分かんなくて好き。

2013/07/26

金曜のバカ
星とミルクティー
ゴンとナナ
がよかった。

越谷作品は２冊目、すべてが当たりと言う感じ
次は何を読もうかなァ

2013/05/11

『陽だまりの彼女』が印象に残っている。
その著者 越谷オサムさんが気になり『金曜のバカ』を手にとった。
物語のリズム、飛び出すセリフが好きです。

本作は、タイトルにもなっている「金曜のバカ」に加え、「星とミルクティー」「この町」「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」「ゴンとナナ」の５つの短篇集。

「金曜のバカ」と「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」が好き。

「金曜のバカ」
　天然女子高生と弱気なのか強気なのかわからないストーカーくんが織りなすバトルもの（笑）
　素直で天然なJKのイメージが頭の中で飛び跳ねます。
　ポンポンと弾けるセリフが愉しい。
　ストーカーくん、怖いって！
　こんなストーカーくんがいたら逃げるよ、普通。
　でも憎めないヤツなんでしょうね〜、でも普通は逃げるけど。
　２人のバトルがリズミカルにコミカルに展開しておもしろかった。

「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」
　男って好きな趣味を隠したがりますね、特に熱中している趣味が世間的にニッチだったりオタクレベルだったりすると。
　本当に好きなことを一緒に楽しんでくれる相手と一緒にいるのは幸せだろうな〜。
　お互いが好きなことを語ったり楽しんでいる間が一番幸せな時間。
　気持ちのいい物語。

その他の三編もおもしろかったです。
出てくるセリフが（そうそう）（そのツッコミgood！）など小気味良く、素直に染みこんでくる。
えっそっちにいっちゃう！？とかありきたりにならないエンドもいい。

「星とミルクティー」では、（もしや・・・）運命的なことがこのあとに・・・と思ってみたり。
「ゴンとナナ」では、おいおい、押しに弱すぎるだろ！ってなったり。

越谷オサムさんが好きになりました。
他の作品も読んでいこう！

2013/04/17

どの話も、ふふとちょっと笑ってしまうような楽しいというか、ちょっとひねりの効いた
話だった。
青春のいろんな思惑の中で、人と人との距離感を測りつつ、近づいたり、遠ざかったりする想いが懐かしかった。

2013/04/10

短編集。

田舎の女子高生と変質者の一騎打ち。
流星群を見た時の ミルクティー。
夜行バスで東京に行こうとする 少年。
恐竜オタクと野球オタク。
犬と飼い主。

まぁまぁ おもしろかったような。

2013/01/23

タイトルにつられて学校から借りてきた本。
これも1日で読み終わった。たぶん４５分くらい。

短編集でさーーっと読める本で
内容が薄く感じた。

2013/01/15

作者名が妙に気になって手に取ってみた。表紙があんまり気に入らなかったが、時間が無かったこともありそのまま借りてみたが一遍目の初っ端から「援交バナシか？」と思ったが、なかなか面白い話の展開に一気に読み切ってしまった。青春話・・・なんだけど、切り口が気に入った。もう何冊か作者の作品を読んで見よう。そんな気にさせられた。