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楽園(下) の商品レビュー

3.9

249件のお客様レビュー

  1. 5つ

    43

  2. 4つ

    119

  3. 3つ

    62

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    1

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2021/06/02

エンターテイメントとして筆力がすごい。女性作家だから女性の描写がすごい。同じジャンルでも東野圭吾とは違う。

Posted byブクログ

2021/04/24

模倣犯に引き続き、この作品でも圧倒的な悪について考えてしまう。相手を暴力や脅しで支配し、もてあそんでしまう。反省して収まるどころか、その快感を忘れることができず、次々に犠牲者を出す。そんな人物が出てくる。

Posted byブクログ

2021/02/05

超科学も混ざってましたが。 途中何度も泣いてしまいました。。 昭二さんに似ているのかも(笑) 最後が好きでした。 敏子さんにはしあわせになって欲しいです。

Posted byブクログ

2021/01/26

滋子大活躍!9年前よりかなり頼もしくなっていた。 刑事になったほうが良いのでは。 超能力については、ん~、わからん? シリーズではないけど、滋子の「次」を知ってみたい。

Posted byブクログ

2020/12/28

全体がつながって解決されていく流れは見事。単に謎が明らかになるだけではなく、関わった人の心の解決という難しい問題も扱われている。むしろそちらが主題か。用意された1段深い真相は最後に明らかになる。「断章」の役割も見事。 子供が手のつけられない方向に成長してしまったとき、親として読者...

全体がつながって解決されていく流れは見事。単に謎が明らかになるだけではなく、関わった人の心の解決という難しい問題も扱われている。むしろそちらが主題か。用意された1段深い真相は最後に明らかになる。「断章」の役割も見事。 子供が手のつけられない方向に成長してしまったとき、親として読者ならどうするかというさりげない問も含まれているように思われる。

Posted byブクログ

2020/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小山が沢山ある感じで 長かったが飽きずに 一気に読めた。 どの家庭でも起こり得る 家族間の歪みと思春期の茜の思い をよく解することができた。 また、敏子が犯人の母親から 事件を感じ取る場面は 等との強いつながりを感じ 心動かされた。

Posted byブクログ

2020/07/07

文庫版『竜は眠る』、単行本『模倣犯』を読んだときのことを思い出しながら楽しんだ。なんでこんな話を書いておいてラストにあんないいシーンを持ってこれるのかさっぱりわからないまま涙ぐんだ。竜は眠るが1995、模倣犯が2001、本書が2010年刊というのは驚き。そんなに前だったっけと思う...

文庫版『竜は眠る』、単行本『模倣犯』を読んだときのことを思い出しながら楽しんだ。なんでこんな話を書いておいてラストにあんないいシーンを持ってこれるのかさっぱりわからないまま涙ぐんだ。竜は眠るが1995、模倣犯が2001、本書が2010年刊というのは驚き。そんなに前だったっけと思うくらいどれも印象に強く残っている。

Posted byブクログ

2020/07/05

今回も前畑滋子の名探偵ぶりに脱帽。 人間の愚かさと温かさと残酷さと強さと。 どうしようもない現実と それを受け入れて折り合いをつけて どう生きていくか。 それから母の愛情。 読み応えのある素晴らしい作品。

Posted byブクログ

2020/06/19

前畑滋子を実写化するなら誰だろうな〜と。 私のイメージでは室井滋なんだけど、名前に引っ張られ過ぎ? 本当に実写化するとしたら、篠原涼子とかになっちゃうのかなあ。 別にそんな美人じゃなくて、細くて、仕事ができて、なんだかんだお人好しで… 因みに萩谷敏子は、渡辺えり、もしくは松下由樹...

前畑滋子を実写化するなら誰だろうな〜と。 私のイメージでは室井滋なんだけど、名前に引っ張られ過ぎ? 本当に実写化するとしたら、篠原涼子とかになっちゃうのかなあ。 別にそんな美人じゃなくて、細くて、仕事ができて、なんだかんだお人好しで… 因みに萩谷敏子は、渡辺えり、もしくは松下由樹。 他はあまり考えてないけど、土井崎夫妻の妻の方(誠子の母)は、木村佳乃。 そんなことを何故か考えてしまっておりました。 内容は勿論、面白い。 事件に巻き込まれる女の子目線の断章が、怖くて怖くてうまく読めなかった…。

Posted byブクログ

2020/03/10

模倣犯の続編という紹介があったため、以前から読みたいと思っていたが、ようやく読めた。 模倣犯の話がそこここに出てはくるものの、全く別の内容だった。 楽園という題名とはかけ離れた不幸な家庭環境や事件が多発しており、最後まで気になっていた。本編の中で結局、楽園という終章があったが、肚...

模倣犯の続編という紹介があったため、以前から読みたいと思っていたが、ようやく読めた。 模倣犯の話がそこここに出てはくるものの、全く別の内容だった。 楽園という題名とはかけ離れた不幸な家庭環境や事件が多発しており、最後まで気になっていた。本編の中で結局、楽園という終章があったが、肚落ちしなかった。 また時間をあけてから再読し、楽園に辿り着きたい。 相変わらず、一気に読み進めたくなる宮部みゆきさんワールドだった。 敏子さんがいい味出してた☺️

Posted byブクログ