いつも心にイタリアを の商品レビュー
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はじめに 第1章 スローフードの国に生まれて パンのようにおいしい人 リストランテ・イタリアーノの作法 永遠の悩み-ダイエット ソウルの秘密イタリア料理クラブ ファーストフード店のデート エキゾチックな日本のワイン マンマの手作りコンセルヴァ 日曜日のカンノンチーノ 第2章 イタリア気質って何? イタリアン・プライド 赤いファサード論争 タータの思い出 ホントモのシチリア男子 雨の法則-本物と偽物を見分ける方法 市場の女王 FORZA ITALIA! 僕のW杯 チャンスは人を泥棒にする 延長するヴェラエティー番組の謎 イタリアの暮らしがやっぱりベスト!? 第3章 男と女の本音 イタリア式彼氏の自宅調査 兄の元カノとの危険な遭遇 彼女と一緒にどこ「旅にでかけるテスト」 末永く良い夫婦でいられるように 蝶々夫人の仇討ち パンツを置き忘れ事件 サカノーヴァ流のデート技法 ケイタイの悲劇 不倫とイタリア 第4章 常識は非常識? 歌いたい気持ち キスと抱擁を ユーロ的生活 人前で寝る技術 バリアフリーのジレンマ イノシシに襲われたら79番 ヴァイオリンの町クレモナ 観客の正体 夢にまで見たリトル・イタリー 裸のつきあい 第5章 冠婚葬祭 クリスマスがやってくる 結婚式の涙 年に一度の無礼講、カルネヴァーレ ゴッドファーザーの重い責任 贈り物今昔物語 弔うこと 第6章 イタリア語の不思議 翻訳者は裏切り者である イタリア人と外国語 言葉の「性」 謙遜は美徳 「元気でいてね」 呼びかけのコツ 教育おじさん おわりに 文庫版あとがき 解説 小野正嗣
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著者はイタリア語-日本語の翻訳家。 というわけで、始めから日本語で書いた本なんだろうが、ものすごく上手い。全く違和感がなくて読みやすい(プロだから当たり前でしょうが)。 「アンナちゃん」のこと、大好きなんだなあ・・・。 ゴッドファーザー(代父)になる話は、ちょっとしみじみする...
著者はイタリア語-日本語の翻訳家。 というわけで、始めから日本語で書いた本なんだろうが、ものすごく上手い。全く違和感がなくて読みやすい(プロだから当たり前でしょうが)。 「アンナちゃん」のこと、大好きなんだなあ・・・。 ゴッドファーザー(代父)になる話は、ちょっとしみじみするいい話。
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読友の推薦本。著者のアレッサンドロ・ジェルヴィーニは、よしもとばななのイタリア語翻訳者。現在は早稲田大学准教授で、東京在住。本書も日本語で書いている。とっても軽妙でこなれた日本語だ。しかも、イタリアの文化はまあ当然としても(そうは言うものの、日本人でも日本文化を十分に理解している...
読友の推薦本。著者のアレッサンドロ・ジェルヴィーニは、よしもとばななのイタリア語翻訳者。現在は早稲田大学准教授で、東京在住。本書も日本語で書いている。とっても軽妙でこなれた日本語だ。しかも、イタリアの文化はまあ当然としても(そうは言うものの、日本人でも日本文化を十分に理解しているとは限らない)、日本の現代文化にも精通している。ばななさんも、いい翻訳者を持って幸せだ。もっとも、彼からすれば「内面的な解釈さえ合っていれば」という、ばななさんも翻訳者にはありがたい存在らしい。
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いつも習っている教授がこんなにチャーミングだとは・・・。 授業のやる気がおかげでアップしています(笑) 現地の人しか語れないイタリアの新たな一面と、当たり前と思っている日本の生活を知れる一冊。国がどうとか以前にオチがあってほろりとできて読んでいて幸せになれます。 何より、日本...
いつも習っている教授がこんなにチャーミングだとは・・・。 授業のやる気がおかげでアップしています(笑) 現地の人しか語れないイタリアの新たな一面と、当たり前と思っている日本の生活を知れる一冊。国がどうとか以前にオチがあってほろりとできて読んでいて幸せになれます。 何より、日本語で書いてある所に感服です・・・。
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単純におもしろい。 ちょいちょいボケるし、とてもサクサク読める。 如何にも役に立つ!勉強になる!そんな本も良いけれど、 こういうサッと読めてクスッと笑える、 そんな本を手許に何冊か持っておくのって意外と大切かな、と思う。 病院の待合室で、はたまた、おやつ時間にちょっとコーヒー飲...
単純におもしろい。 ちょいちょいボケるし、とてもサクサク読める。 如何にも役に立つ!勉強になる!そんな本も良いけれど、 こういうサッと読めてクスッと笑える、 そんな本を手許に何冊か持っておくのって意外と大切かな、と思う。 病院の待合室で、はたまた、おやつ時間にちょっとコーヒー飲みながらと、 合間時間や場所を選ばず読める、いい意味で後に残らない感じが好きになった。 個人的にはP49-50に出てくるトマトピューレ?を一度作ってみたいなぁ。
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日本文学の翻訳者であるイタリア人が日本語で書いた本。やっぱり外国のことは外国人に聞くに限る。観光本を何冊読んでも、ツアーで何日観光しても、こういう話はなかなかきけない。面白かった。
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イタリアの文化についてざっくばらんに話した本。 イタリアの人って話し好きで絆や娯楽を大切にしてるんやなと思った。けど読むのと感じるのは全然違うと思うから、実際に話したり、遊んだりしてみたいな。
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アメリカや日本、韓国で暮らした経験ももつ、イタリア人が描くイタリアのエッセイ。驚くことに、翻訳本ではなく、その日本語のうまさに脱帽。 品のよいイタリアエッセイ。今年の夏は、イタリアだ!
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イタリア寄りの意見は多いものの、イタリアの悪いところ、日本を見習うべき所など割とニュートラルに書かれているので、気持ちよく読める。読み物としては面白かった。
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イタリア・クレモナに生まれ、アメリカ、韓国、そして日本と母国を離れて生活してきた著者。国外にいるからこそ、よりはっきり見えてくるものがある。遠くにいる著者が新たに気づいたイタリアの素顔が、ありのままに綴られています。食文化、イタリア人気質、恋の国ならではの男女の話、常識と非常識...
イタリア・クレモナに生まれ、アメリカ、韓国、そして日本と母国を離れて生活してきた著者。国外にいるからこそ、よりはっきり見えてくるものがある。遠くにいる著者が新たに気づいたイタリアの素顔が、ありのままに綴られています。食文化、イタリア人気質、恋の国ならではの男女の話、常識と非常識、冠婚葬祭、イタリア語についてなど、さまざまな視点から語られるイタリア。知っているようで知らないことがこんなにあるのかと驚かされます。
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