カッコウの卵は誰のもの の商品レビュー
この東野作品も、平易な文章で一気読みできますね。 ストーリーは、ありがちなサスペンス風で、色んな点が最後に一気にまとめられた感じがします。
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本屋に足を運ぶ度に目に入っていた一冊。題名にも興味があった。やっと読むことができた。こんなに面白い本だったとは。そして題名の意味も分かった。
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うーん、なんか読後にモヤモヤ感。聖女の救済とか真夏の方程式でも思ったけど、いまいち犯行動機が釈然としない。水準以上の面白さだけど...
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謎解き部分が少々強引な気もしますが、東野圭吾作品らしいスピーディーな展開。 親の期待でもなく企業の思惑のために人生を歪められつつあった伸吾と父親の身勝手さに振り回された文也がちょっとかわいそうな気がした。
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親子愛。 いろんな繋がりの親子が居て、主人公親子の愛が美しかった。 ただ、東野さんにしてみたら、呆気ない終わり方。 キレイな終盤?で、緊張感がなかった。 カッコウの卵というか、個性も才能も人によりけり。
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カッコウの卵は誰のもの / 東野圭吾 / 2010.08.24(23/48) きっかけ:子供が生まれたことを話したとき、勧められた。 カッコウって鳥は、ほかの種類の鳥の巣に自分の卵を産むそうだ。才能の遺伝ってのはさ、いわばカッコウの卵みたいなもんだ。本人の知らないうちに、...
カッコウの卵は誰のもの / 東野圭吾 / 2010.08.24(23/48) きっかけ:子供が生まれたことを話したとき、勧められた。 カッコウって鳥は、ほかの種類の鳥の巣に自分の卵を産むそうだ。才能の遺伝ってのはさ、いわばカッコウの卵みたいなもんだ。本人の知らないうちに、こっそりと潜まされているわけだ。 伸吾が人より体力があるのは、俺があいつの血にそういうカッコウの卵を置いたからなんだよ。それを本人がありがたがるかどうかはわからない。 そのカッコウの卵は俺のものじゃない。伸吾のものだ。 伸吾の好きなようにやらせてくて。
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嫁が誘拐した子供をスキープレイヤーにしようとした父がいろいろな謎を探る話。 長い割りにドキドキ感が少ない…
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初読:2014年立春 ひさしぶりに東野圭吾さん* おもしろいけど、もっと本気のミステリーが読みたい!
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才能は遺伝するか?という話で続いていくのかと思ったら、事件が起きて話が複雑になっていく。ただ、あまり緊張感やハラハラ間はなく、どちらかと言えば親子の情や人として何をなすべきかに苦悩する父親の姿が印象に残った。 才能があってもそれが本人にとって進みたい道かどうかは別、に賛成。
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遺伝子により与えられた才能についての話。その持ち主は本人であり、周りが利用するようなものではないとのこと。才能をカッコウの托卵に例えるのはちょっと強引な気がする。あと本当は遺産分与を避けるために仕組まれたのではと、疑っている。
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