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ずるい!? の商品レビュー

3.3

35件のお客様レビュー

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2012/08/27
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・ルール変更は一人勝ちを防ぐため ・ルールが決まっているからと言って、必ずしもすべて受け入れる必要はない ・ルール作りも勝負の場である などルールに対する見方が変わります。

Posted byブクログ

2012/08/14

納得させられること多し。ルールとプリンシパルの違いとか、今まで深く考えてなくて無意識で思っていた事柄に、予想以上に「感情」が絡んでいることが分かってなるほどと思わされた。

Posted byブクログ

2012/01/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スポーツの国際ルールでは日本に不利な条件に変わることがしばしば その真意とは? ■ルール変更不利の実例 ・スキージャンプのスキー板流さが身長比に変更 ・無敵のマクラーレン・ホンダのターボエンジンの使用禁止 ・日本製OS「トロン」の教育機関導入へのアメリカ介入 ■ルールについてとるべき行動 ・ルールの意味と目的を理解する ・ルールが実情に合わなくなったら変更を提案する ・ルールが必要ならルール作りを率先して行う ■ルール変更はずるい? ・日本人の闘いの美学「スポーツマンシップを守る」 ルールを変更するという考え方自体が日本人にはない ・ルールに対する考え方の違い 日本はルールはだれかが作るもので、不変のもの ルールのもとで最善を尽くすことが重要 欧米ではルールは"決めごと"でしかない 自分に不利であれば変更を要求していくもの ■ルール変更の真意にせまる ・スキージャンプの例 旧ルール:板の長さは伸長プラス80センチ以内 新ルール:BMIの値に応じて、身長比の板の長さが異なる 80センチルールでは、極端な減量をして飛距離を稼ごうとする選手が続出 選手の健康を損なう恐れが大きくなってきた ルール変更の目的は「健全な選手の育成」にあった 実際にルール変更後も、低身長のスター選手は登場している 一概にジャパンバッシングとされるものかどうかは、 きちんとルール変更の真意をつかむことが大切 ・マクラーレン・ホンダの例 1988のFIでは16戦15勝という成績だったが、 (ちなみにドライバーはアイルトン・セナ) 1989年からはターボエンジンの使用が禁止された この時のルール変更は、1チームが勝ちを独占してしまうと、 面白みがなくなってビジネスが成り立たなくなってしまう、 という意味もあったと考えられる 実際に1989~1991年までホンダはノンターボエンジンでシリーズを3連覇した

Posted byブクログ

2012/01/15

目次見て、こんな内容かなーと予想して読んだら、予想より良かったかな。 要旨は ・自分に有利なルールを作ったからと言って、自分が勝てるとは限らない ・ルールは産業を振興させるためのもの ・自国の産業を振興させるためには、ルール作りに参加しなきゃダメ という主張。 TPPの問題に照...

目次見て、こんな内容かなーと予想して読んだら、予想より良かったかな。 要旨は ・自分に有利なルールを作ったからと言って、自分が勝てるとは限らない ・ルールは産業を振興させるためのもの ・自国の産業を振興させるためには、ルール作りに参加しなきゃダメ という主張。 TPPの問題に照らし合わせると、 ・ルール作りに参加しなくても、貿易で日本は勝てるかも知れない。 ・ただ、TPPに参加して自国の産業を成長させる為には、 ・ルール作りから参加して、日本の産業成長につながる要素を入れなくちゃね。って事でしょうか。 ※TPPに参加しないとダメという意味ではなく、TPPに参加するならルール作りの段階から参加しないとダメ。

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2012/01/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

非常に読みやすかった。例示も豊富で、サクサク読み進めることが出来る本。 ルールや改訂の背景にある考え方を洞察することが大事。 プリンシプルとルールが混同されている。 プリンシプルは個別の考え方で、その人やその企業などによる。(自律的) 原則は参加した人は守るべき規律。(他律的) 日本人がルールを所与のものとし、守るべきものという認識を持っている点については、改めて気付かされた。それに対し欧米人は、プレイヤーがルールを作るという思考回路を持っている。ルールを作るのも戦略のうちという考え方は、日本人に無いと思う。 制約が美を生む点についても同感。韻や五七五といった制限があるからこそ、そこに美が生じる。 また、本書でも指摘があるように、「ルールといった制約があってこそ成長する」のは確かだとおもう。制約の難易度にもよるが、適度な制約であればそれが成長の糧となる。 ところどころ実例が意図するところが分からない点もあった。

Posted byブクログ

2013/01/02

ところどころにハッとするところあり。 でも、結局、著者が何を言いたいのかわからない。 役に立つところだけつまむ。 そんな読み方が正解かもしれません。

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2011/02/14

実情と合わないルールを変えるには、どういった考え方を持てばよいか。 欧米人は日本人みたく黙ってないからどんどん積極的にルール変更していくもんだ。それはどんな考え方なんだろうか? そんなことを知りたく読み始めたけど、この本のポイントとは少しズレていたみたい。 受身にならない為の...

実情と合わないルールを変えるには、どういった考え方を持てばよいか。 欧米人は日本人みたく黙ってないからどんどん積極的にルール変更していくもんだ。それはどんな考え方なんだろうか? そんなことを知りたく読み始めたけど、この本のポイントとは少しズレていたみたい。 受身にならない為の行動については序章に書かれた3つの姿勢が基本でありすべてなのかと思う。

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2011/02/12

スポーツの世界で日本人が勝つとなぜルールが変わるのか?そこから欧米人と日本人とのルールに対する考え方を面白い観点で論じている。 「欧米人はルールは変えるもの。日本人はルールは守るもの」その決定的な考え方の違いが、ビジネス上にも大きく影響しており、技術の国際標準化など国際的なルール...

スポーツの世界で日本人が勝つとなぜルールが変わるのか?そこから欧米人と日本人とのルールに対する考え方を面白い観点で論じている。 「欧米人はルールは変えるもの。日本人はルールは守るもの」その決定的な考え方の違いが、ビジネス上にも大きく影響しており、技術の国際標準化など国際的なルール作りに日本自身が積極的に参画することの重要性を説いている。

Posted byブクログ

2013/11/24

・「日本辺境論(問題に対してルールは変えずに運用対処する日本と、ルールを変えて対処する欧米という対比 その理由が日本は辺境、欧米は群雄割拠という地政学的な違いにあると主張)」と一緒に読むと面白いと思う。

Posted byブクログ

2010/12/26

なんとなぁく購入した一冊。タイトルに惹かれた一冊。たしかにスキーのジャンプの時で日本が勝ちまくったときに「ずるい」って思ったよなぁ。 詳しくは本書を読んでいただくとして、「単に欧米が勝つためにルールを変えているわけではない」ということが話の本筋。 と、言っていることはわかるん...

なんとなぁく購入した一冊。タイトルに惹かれた一冊。たしかにスキーのジャンプの時で日本が勝ちまくったときに「ずるい」って思ったよなぁ。 詳しくは本書を読んでいただくとして、「単に欧米が勝つためにルールを変えているわけではない」ということが話の本筋。 と、言っていることはわかるんだけど、心理的に納得しがたいよなぁ。ルールが変わって日本が強くなったって聞いたこと無いしなぁ。

Posted byブクログ