人生論 の商品レビュー
2016年10月8日 堀江モンが逮捕された理由、いきさつ、考え方、生き方に至るまで色々書かれている。堀江信者には忘れられない一冊。
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※このレビューにはネタバレを含みます
働かないのは、傷つくことに対してナーバスだからなのではないか。恋愛にしてもそうだが、今の若者はとても敏感だ。何かほんのちょっとしたことで過剰反応しがちである。 昔、すべて手作業で行っていた時代の農業は、大変つらく苦しい作業だったに違いない。おそらく、楽しいことなど何一つなかっただろう。そうやって、やっとの思いで創ったコメの大部分は年貢で巻き上げられ、自分たちは食うものすら満足に食えない状態なのだ。しかし、ただ辛いだけならだれもやりはしない。だからこそ、「働くことは尊い、立派なことなのだ」と肯定しなければならなかった。そうしないと、社会全体が成り立たなくなってしまうからだ。「勤労」というのは、農業が主力だった時代の意識の刷り込み出と思う。 すでに、今は働くのが尊いという時代ではない。必ずしも働くことが尊いと言わずとも、生きていける時代になったのだから、無理に働くことは惰性でしかない。
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DVDでみた いつもながらの極論的な合理化論新しく合理的なものが良いというのは共感を持てるが日本の遠慮などの論理は少なく、アメリカナイズした考えに近い実力主義だの合理化、スピード化と大きな声で言っても日本人は日本人だなと思える人が多いまあ、簡単にかわれるほど人は単純じゃないもんね
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「私は今、三七歳である。人生が八〇歳以上だとするならば、まだ人生の半ばにすら達していない。しかし、聞きたいという人がいる以上、私自身の考えを述べてもいいのではないかと思う。」 ホリエモンによるズバリ「人生論」。いわゆるホリエモン騒動やライブドア事件について「誤解を解きたい...
「私は今、三七歳である。人生が八〇歳以上だとするならば、まだ人生の半ばにすら達していない。しかし、聞きたいという人がいる以上、私自身の考えを述べてもいいのではないかと思う。」 ホリエモンによるズバリ「人生論」。いわゆるホリエモン騒動やライブドア事件について「誤解を解きたい」という思いもあるそうで、それに関しても多くのページが割かれている。ライブドア事件に対して何かをコメントできるほど僕は事情を知らないのだけれど、オリンパスの騒動と対比をさせるとその違和感は持たざるをえない。 さて、やっぱり堀江さんは「合理的」な考え方をする方だった。それはそれは、絵に描いたように「合理的」だった。それがつまり「西洋的」、「欧米的」であるのかという点については、不勉強にして知らないけれど、先日テレビで面白い映像を見た。日本のラーメンチェーン店「一風堂」がニューヨークに出店、現在では「行列の出来るラーメン店」になっているらしい。 いま、アメリカが合理的を代表する国だとしよう。本書でも批判されている「行列」は、間違いなく非合理的な現象だ。とすれば、アメリカで「行列の出来るラーメン店」とは、なんともチグハグな話。もしかしたら、国際化ってそういうことなのかもしれない。均質化されるのだから、合理的な国も、その合理性が下に引っ張られ、非合理的な現象が起き始める。だとすれば、現在において「合理的こそが至高な思考」とはならないことになる。たしかに、一時期「合理的」はまさに「至高な思考」だった。合理的な思考をする人は憧れの対象となった。しかし、その考えは古くなっているとも言えないかしら。 【目次】 はじめに 第1章 「死生論」 第2章 「自己分析論」 第3章 「本質論」 第4章 「未来論」 第5章 「教育論」 第6章 「仕事論」
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楽しく読めました。 いつもと違う拝金主義とは違う堀江氏の考え方に触れられる一冊。 内容の8割近く共感させられた。
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ご存じ、株式会社ライブドア元代表取締役、堀江貴文氏の著書。 本の内容は半分、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕された一連の騒動について、半分、タイトルにもあるような堀江氏自身の人生に対する考え方についてです。 前半は、証券取引法違反の疑いがかけられた事柄について、ある程...
ご存じ、株式会社ライブドア元代表取締役、堀江貴文氏の著書。 本の内容は半分、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕された一連の騒動について、半分、タイトルにもあるような堀江氏自身の人生に対する考え方についてです。 前半は、証券取引法違反の疑いがかけられた事柄について、ある程度整理して自己の正当性を主張している内容となっています。しかし堀江氏自身が言うように、「ほとんどが会計の専門的な知識を必要とする部分が有罪」に問われているため、読んでいてもなかなか頭に入ってきませんでした。 後半は、堀江氏自身のこれまでの人生の生き方や人生に対する考え方について述べられています。「全てのことに疑問をもつべき」、「人と同じことをすることは一番損」という考えが堀江氏の思考の基本なのだと感じました。 堀江氏の逮捕が、堀江氏自身が言うように東京地検の陰謀めいたものなのか、それとも東京地検の正義だったのかは今の自分の知識では判断できません。しかしこの逮捕前、堀江氏はフジテレビから440億もの資金を出資してもらう約束をしており、これを以て得た1000億円以上の莫大な軍資金を利用して、自身の夢であった宇宙事業など新しいビジネスを展開する予定だったそうです。東京地検の逮捕によって、この堀江氏の夢の続きを見ることができなくなったことは、非常に残念なことです。 個人的に文章が読みづらく、読んでいてもそれほど楽しめなかったので、星2つにさせていただきました。ただ、堀江氏の考え方は興味深いので、これから彼の他の著書も読んでみようと思います。
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ライブドアの事件についての当事者からの視点や、日本の未来に対する持論が書かれている。 もしホリエモンが日本でなく、アメリカで生まれていたらITでもっと世界に影響をあたえていたんじゃないかと思った。
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何回でも読みたい本。世の中、何が間違ってる・正しいとかを主張する前に、まずは自分の中にある常識を捨てる事から始めないといけない。 社会の中にかなり根強く残っている様々な思想や風習は、簡単には取り払う事ができない。この本は、現代社会に生きる全ての人に読んで欲しいと思った。
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堀江の良く分からん哲学を述べた人生訓。 まったく役に立たん。お前何様?宗教でも開きたいの?という感じ。 まぁ、一度は成功した人間だから、こういう事がいえるんだろうな。そういう点は評価せざるをえない。
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110325*読了 ホリエモンの著作は今までにもいくつも読んでいるので、知っている話が多かったけれど、何回読んでも、読むたびになるほど、と思います。 死生論・自己分析論・本質論・未来論・教育論・仕事論が合わさって、ホリエモンの人生論が構成されています。 死ぬのが怖いから、そうい...
110325*読了 ホリエモンの著作は今までにもいくつも読んでいるので、知っている話が多かったけれど、何回読んでも、読むたびになるほど、と思います。 死生論・自己分析論・本質論・未来論・教育論・仕事論が合わさって、ホリエモンの人生論が構成されています。 死ぬのが怖いから、そういうことを考えないために忙しくしているホリエモン。私も死ぬことを考えると怖くなるので、考えられないぐらい、今を楽しんでやりたいことをやろうと思います。 仕事は娯楽にすぎない、という話とベーシックインカムの話が好きです。 ホリエモンの生き方は波瀾万丈だけれど、とても魅力的な人だと思います。ふてぶてしいぐらい、自分の考えをはっきり言うところにも惹かれます。
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